世にも不幸なできごと
以下はWikipediaより引用
要約
『世にも不幸なできごと』(よにもふこうなできごと、A Series of Unfortunate Events)は、アメリカで1999年に出版された、レモニー・スニケットことダニエル・ハンドラーによる子ども向けの小説シリーズ。全世界で3000万部以上を売り上げている。
映画化、ドラマ化されている。
概説
普通なら読んでいて楽しく、わくわくするものだが、この本は常に不運と不幸だらけ、本の冒頭で作者みずから非常に不愉快で可哀想な物語であると語っている。あらすじはボードレール家のヴァイオレット、クラウス、サニーの元に訪れた両親の死の知らせ、三人を引き取った遠い親戚オラフ伯爵は膨大な遺産を横取りすべく大胆な計画を実行する。不幸の上にさらなる不幸の連続で読み終わっても幸せな気分にはなれない。
登場人物
ボードレール三姉弟妹
オラフ伯爵一味
                                オラフ伯爵 (Count Olaf)
 
                                
                                
鼻が長い。
後見人
                                モンゴメリー・モンゴメリー博士 (Dr. Montgomery Montgomery/Uncle Monty)
 
                                
                                ジョセフィーン・アンホイッスル (ジョセフィーンおばさん)(Josephine Anwhistle/Aunt Josephine)
 
                                
                                サー (Sir )
 
                                
                                エズメ・スクアラー (Esmé Squalor)
 
                                
                                
スニケット家の人
その他
舞台
                                「世にも不幸なできごと」の舞台を参照。
                                
作品リスト
翻訳者 - 宇佐川晶子、イラスト - 北砂ヒツジ、出版社 - 草思社
- 第1巻 『最悪のはじまり』 (THE BAD BEGINNING) ISBN 4-7942-1070-1
 - 第2巻 『爬虫類の部屋にきた』 (THE REPTILE ROOM) ISBN 4-7942-1099-X
 - 第3巻 『大きな窓に気をつけろ』 (THE WIDE WINDOW) ISBN 4-7942-1124-4
 - 第4巻 『残酷な材木工場』 (THE MISERABLE MILL) ISBN 4-7942-1154-6
 - 第5巻 『おしおきの寄宿学校』 (THE AUSTERE ACADEMY) ISBN 4-7942-1173-2
 - 第6巻 『まやかしエレベーター』 (THE ERSATZ ELEVATOR) ISBN 4-7942-1229-1
 - 第7巻 『鼻持ちならない村』 (THE VILE VILLAGE) ISBN 4-7942-1309-3
 - 第8巻 『敵意ある病院』 (THE HOSTILE HOSPITAL) ISBN 4-7942-1363-8
 - 第9巻 『肉食カーニバル』 (THE CARNIVOROUS CARNIVAL) ISBN 4-7942-1413-8
 - 第10巻 『つるつるスロープ』 (THE SLIPPERY SLOPE) ISBN 4-7942-1480-4
 - 第11巻 『ぶきみな岩屋』 (THE GRIM GROTTO) ISBN 4-7942-1546-0
 - 第12巻 『終わりから二番目の危機』 (THE PENULTIMATE PERIL) ISBN 4-7942-1623-8
 - 第13巻 『終わり』 (THE END) ISBN 4-7942-1674-2
 
2006年10月に最終第13巻をもって完結。すべての巻が13章から成り(最終巻のみ14章まで)、完結するのも不吉な数とされる第13巻。また、第13巻以外の原題はすべて頭韻(alliteration)を踏んでいる。
映画化
- レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 - 2004年アメリカ。ジム・キャリー出演。第1巻 『最悪のはじまり』から第3巻 『大きな窓に気をつけろ』までを映画化したもの。