世界の果てで愛ましょう
ジャンル:ファンタジー,ファンタジー漫画,ロマンティック・コメディ,ラブコメディ,トランスセクシュアル,TSF,
題材:LGBT,
漫画
作者:武田すん,
出版社:アスキー・メディアワークス,
掲載誌:電撃マオウ,
レーベル:電撃コミックス,
発表期間:2008年11月27日 - 2013年5月27日,
巻数:全8巻,
話数:全49話,
以下はWikipediaより引用
要約
『世界の果てで愛ましょう』(せかいのはてであいましょう)は、武田すんによる漫画作品。『電撃マオウ』(アスキー・メディアワークス)にて、2009年1月号から2013年7月号まで連載。
あらすじ
矢野涼馬はクラスの面倒なことを全部押し付けられるような、気弱な男子高校生。 ある日、異世界の王子・エミリオを助けるが、その行動は予想もしない展開の引き金となった。 気付くと薬で女の子に変えられ、エミリオが求婚してきたのだ。
涼馬は拒むことも出来ないまま、異世界と地球は空間で繋げられ、エミリオは同居することになった。 歓迎する人もいたが、突然の求婚に様々な人がざわめき、敵意を向けていた。 どこの馬の骨かもわからない涼馬に嫉妬する異世界の女性や、同居をよく思わない涼馬の弟。 王位継承のためエミリオを敵視する王族達。
元の性別に戻れず戸惑う涼馬と不器用に接することしか出来ないエミリオ。 一方的だった愛は、徐々に人種や性別を超えた究極の愛となっていく。
登場人物
主な登場人物
矢野 涼馬(やの りょうま)
エミリオ・オルドロック
異世界オルドリットの君主であり、オルドロックの王太子。電撃のような特殊能力を持つ。出会った当初は冷酷な性格だったが、これは自分の兄弟が王位を望んで戦争や暗殺を仕掛けてきたからで、作品冒頭では王位を狙って造反した兄を自らの手で処刑している。
涼馬を女の子に変えた張本人。不慮の事故に遭ったところを涼馬に助けられる。その際、純粋な愛を感じたことをきっかけに涼馬を女に変え、求婚を迫る。求婚を拒絶された後、涼馬の家に押しかけてそこで共に暮らし、共に学校へ通っている。地球へ通うようになって「周りの人間が裏もなく正面から接してくる」生活を送り、徐々に心境に変化が生じてきている。また、涼馬への想いが強すぎるためか、若干空回りしている。
矢野 祐二(やの ゆうじ)
矢野 太平(やの たいへい)
アリシア・バルベール
異世界タイタニアの王女。自称エミリオの婚約者だが、周りが勝手に進めてしまった話で、エミリオは承諾していない。本人曰く、史上最強の地位と美貌を兼ね備えている。
普段は王女らしい振る舞いを見せるが、頭に血が上ると巨大化して辺り構わず暴れ出す。本人は巨大化した自分の姿を見られることを極端に嫌う。弱点はカナヅチ。
当初は地球の人間全てを見下し、高飛車かつわがままな物言いや振る舞いが目立ち、ある事を切っ掛けに涼馬達に嫌がらせに近い行為を行っていたが、ある事件をきっかけに祐二に恋心を抱くことになると同時に、そのことで本国からの仕送りも打ち切られる羽目になるも、エミリオ同様、地球での暮らしを重ねていくに連れ、徐々に高飛車な性格が変わっていき、自分では何も出来ないことに悔しさを見せたりするようになる。仕送りが打ち切られたのを機に、家臣ともども生活のため温泉宿「タイタンの湯」を開業し、女将となる。
地球の関係者
異世界の関係者
アレックス
用語
オルドロック
タイタニア
非常に強靭な肉体と膂力を誇るが、その反面比重が重いため(素粒子レベルでの密度が違う可能性も高い)、弱点は種族全体がカナヅチで泳げないこと。
書誌情報
- 武田すん 『世界の果てで愛ましょう』 アスキー・メディアワークス〈電撃コミックス〉、全8巻
- 2009年5月27日発売、ISBN 978-4-04-867861-2
- 2009年12月18日発売、ISBN 978-4-04-868297-8
- 2010年7月27日発売、ISBN 978-4-04-868708-9
- 2011年2月26日発売、ISBN 978-4-04-870287-4
- 2011年8月27日発売、ISBN 978-4-04-870706-0
- 2012年4月27日発売、ISBN 978-4-04-886466-4
- 2012年10月27日発売、ISBN 978-4-04-891048-4
- 2013年6月27日発売、ISBN 978-4-04-891468-0
読切版「宇宙の果てで愛ましょう」
- 電撃黒「マ)王2008年2月号に掲載された。単行本未収録。
- 内容はSF漫画で、エミリオが異世界人ではなく「宇宙人の王子・シード」となっている。最終的に涼馬は元に戻るが、代わりにシード(エミリオ)が女になるというオチだった。