世界家庭料理の旅
ジャンル:料理・グルメ,
以下はWikipediaより引用
要約
『世界家庭料理の旅』(せかいかていりょうりのたび)は、織田博子による日本の料理・グルメ・紀行漫画。女性漫画家による外国料理ルポ漫画のシリーズ第一弾。続編にあたる『世界家庭料理の旅・おかわり』についても併せて記述する。
ストーリー
世界家庭料理の旅
世界家庭料理の旅・おかわり
登場人物
主人公
作者の親族
シベリア鉄道二部作とシルクロードの後に、作者が結婚。長男、長女、第三子(2021年2月)を出産。作者や「旧シベリア」に登場する両親・妹とは違い、「豚」として描かれてはいない。
家庭料理・西洋編
作者が旅した国々の「家庭料理」を知りたいと、チャットや友人の仲介、直談判などで知り合った方々の家に訪問。正編と「おかわり」の登場人物も含め、そのうちヨーロッパ関係者を表記。
中欧編
チェコを訪れ、アポ済み訪問で家庭料理を教えてくれた方々。また、友達の一人がスイス人のパートナーがいるので、自宅に招待されてスイス料理を伝授してくれた。
みなみ
フランス・イタリア編
フランスでは作者の知人のつてで、在住邦人を訪問。さらに作者は20歳のころ、イタリアを訪問。
サトエ
家庭料理・東洋編
作者が旅した国々の「家庭料理」を知りたいと、チャットや友人の仲介、直談判などで知り合った方々の家に訪問。正編と「おかわり」の登場人物もここで含め、アジア関係者を表記。
モンゴル編
モンゴルではゴビ砂漠ツアーのガイドに「モンゴルの家庭料理が食べたい」と相談したところ、彼女の親族を紹介してくれた。また、作者がママ友の集いで知り合ったモンゴルママに自宅へ招待されている。
ドルジ・バトエルデネー
トヤナ、オーリャ
ウランウデ(ロシア領ブリヤート共和国の主都)出身の友人・トヤナがオーリャを紹介してくれ、ウランウデ駅に途中下車した作者と待ち合わせをした。共に日本で幼稚園の先生をしていたこともあり、日本語は完璧(二人ともブリヤート人で、モンゴル系にあたる)。彼女たちの案内で、地元ブリヤート料理を食す。現在勤務している市内の幼稚園で催した復活祭の集いへの招待や市内名所の案内をしてくれた(天然記念物のマヌルネコが見たいという作者のために動物園にも入園)。作者のことを「ヒロチカ」と呼ぶ。「家庭料理編」でオーリャは作者を自宅に招待して、ツィルニキ(ブリヤートでなくロシア料理、チーズパンケーキ)の手料理をごちそうしてくれた。
東南アジア編
作者がかつて住んでいた旧宅近くにビルマ人女性が住んでいたため、家族ぐるみで「ミャンマー料理」に親しくなった。フィリピンのママ仲間も近所の誼で招待されて、フィリピン料理を知ることが出来た。
オン
作者が引っ越す前に住んでいた家の近所に住む。そのためかカイ、やっちゃんとも親しくなり、カイは彼女のことを「オンちゃん」と呼ぶ。祖国で11年働いて1991年に来日、レストランを開業するが体調を崩して長期休業中(店としては廃業)。その後、病状が悪化して入退院を繰り返す。その間も第三子(次女)を妊娠中の作者をフォロー、逆に作者がまともに歩けない彼女を助けるというもちつもたれつであった(陣痛でまともに食べられない作者のためにお茶のサラダをつくったこともあった)。
だが、次の検査入院を最後にインでの会話のみとなるが…作者の次女誕生を見知ることが出来た。その後、通話もできなくなり、次のラインで彼女の訃報を知る。作者はショックでしばらく彼女のつくったビルマ料理をつくれなかったが、その後は前を向こうと再現できるようになった。
南アジア編
作者がゲーム好きが高じて、舞台の一つであったバングラデシュを訪問。また、インドのことも好きでインドへは四度も訪問している。インドに住むチベット人も多く、チベットの家庭料理も楽しめた。
モイン、ムンニ
ロメニと両親
書誌情報
- 織田博子 『世界家庭料理の旅』 イースト・プレス〈コミックエッセイの森〉、全2巻
- 2021年6月17日発売 ISBN 978-4-7816-1981-1
- 2021年6月17日発売ISBN 978-4-7816-2229-3(おかわり)