中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。
以下はWikipediaより引用
要約
『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』(ちゅうぜんじせんせいもののけこうぎろく せんせいがなぞをといてしまうから)は、志水アキによる日本の漫画作品。『少年マガジンエッジ』(講談社)にて、2019年11月号から2023年11月号まで連載。同誌の休刊に伴い、『コミックDAYS』(同)へ移籍することが発表されている。
京極夏彦の小説『百鬼夜行シリーズ』のコミカライズであり、志水オリジナルストーリーのスピンオフ作品。2018年までは原作付きコミカライズが行われており、『鉄鼠の檻』が完結した後、オリジナルで連載が始まった。スピンオフレーベル『薔薇十字叢書』の一つという位置づけをとっている。中禅寺秋彦が京極堂となる以前、講師だったころを描いたストーリー。
8巻(および遡って過去の巻)は脚本に田村半蔵がクレジットされる。
あらすじ
終戦から3年、昭和23年。日下部栞奈は新制高校2年生に進級した。ある生徒が、夜の旧校舎の図書室で幽霊を見たことで、呪い殺されるかもしれないと不安に駆られる。話を聞いた栞奈は、確認のために訪れ、同じように幽霊を目撃する。だが真相がわかれば、不思議なことなど何もなかった。この出来事は、栞奈が幽霊を退治したとして伝わり、それからというもの、栞奈はたびたび中禅寺先生に相談を持ち掛けるようになり、先生の奇妙な友人たちとも交流を持つようになる。
登場人物
日下部栞奈(くさかべ かんな)
主人公。東京都立美戸川高校2年の女生徒(昭和23年、新制制度2年目)。中禅寺秋彦の教え子。父親は医者。読書と甘味が好き。愛読書は宇多川崇の小説。
図書室の幽霊を退治したということにされてしまい、不思議な出来事が起こるたびに中禅寺先生に相談を持ち掛ける。
中禅寺先生を介して、榎木津、木場、関口、敦子などとも知り合う。学校内外で発生する怪事件を中禅寺に解決して貰うのだが、自分が表に出て面倒が増えるのを嫌った先生に関与を口止めされており、その状態で事後の説明を強いられた結果、級友から除霊能力を持った「心霊探偵」扱いされる羽目になる。
心霊探偵として調子に乗り、中禅寺先生からお説教をくらうこともある。主人公だが、彼女の登場しないエピソードもある。
中禅寺秋彦
シリーズ主要人物
登場人物
書誌情報
- 京極夏彦(原案)・志水アキ(漫画)『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』講談社〈マガジンエッジKC〉、既刊8巻(2023年10月17日現在)
- 2020年7月17日発売、ISBN 978-4-06-520247-0
- 2020年8月17日発売、ISBN 978-4-06-520514-3
- 2021年3月17日発売、ISBN 978-4-06-522668-1
- 2021年7月15日発売、ISBN 978-4-06-524160-8
- 2022年2月17日発売、ISBN 978-4-06-526848-3
- 2022年8月17日発売、ISBN 978-4-06-528958-7
- 2023年4月17日発売、ISBN 978-4-06-531367-1
- 2023年10月17日発売、ISBN 978-4-06-533359-4