九条の大罪
漫画
作者:真鍋昌平,
出版社:小学館,
掲載誌:ビッグコミックスピリッツ,
レーベル:ビッグコミックス,
発表期間:2020年10月12日 -,
巻数:既刊10巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『九条の大罪』(くじょうのたいざい)は、真鍋昌平による日本の漫画作品。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて、2020年46号から連載されている。2023年12月の時点で累計部数は270万部を突破している。
半グレやヤクザや前科持ちといった顧客からの厄介な案件を主に扱う弁護士が、法律と道徳を分けて考え、依頼人の利益のために最良の解決策を追及していくストーリーとなっている。執筆にあたり、作者は『闇金ウシジマくん』の連載中から闇金業者の視点で物語を描くことに限界を感じており、取材中によく挙げられていた弁護士の話を聞いてみたくなって約50人から聞いた結果、前述の弁護士の話で心を動かされて「人間が抱える葛藤、心の揺れ動きを描きたかった」と描き始めたうえ、足かけ5年にわたって司法に関する取材を重ねている。
沿革
2020年10月、『ビッグコミックスピリッツ』同年46号より連載開始。飲酒運転で親子をひき逃げした半グレが執行猶予を勝ち取り、父を亡くして悲しむ遺族は金銭的にも大損をするという第1話は、SNSでも大きな反響を呼んだ。
2021年2月に単行本第1巻が発売された際には、「無罪請負人」と呼ばれる弁護士の弘中惇一郎からコメントが寄せられている。同年5月の第2巻の発売時には映画監督の西川美和、はあちゅう、テレビディレクターの上出遼平、1巻に引き続き弁護士の弘中惇一郎から推薦コメントが寄せられている。
同年12月、本作の第4巻に登場する「ぴえん系女子」なキャラクターのしずくが、佐々木チワワの書籍『『ぴえん』という病 SNS世代の消費と承認』の表紙に採用となる。
2022年1月、「全国書店員が選んだおすすめコミック 2022」にて、第10位を獲得。
あらすじ
弁護士・九条間人が請け負う顧客は、半グレ、ヤクザ、前科持ちなど、訳ありな人々。ネットでは悪徳弁護士と罵られ、離婚した妻からの養育費に追われても、九条はイソ弁の烏丸と共に、依頼人の擁護に務める。
登場人物
九条 間人(くじょう たいざ)
山城 祐蔵(やましろ ゆうぞう)
書誌情報
- 真鍋昌平『九条の大罪』 小学館〈ビッグコミックス〉、既刊10巻(2023年12月27日現在)
- 2021年2月26日発売、ISBN 978-4-09-860848-5
- 2021年5月28日発売、ISBN 978-4-09-861044-0
- 2021年8月30日発売、ISBN 978-4-09-861125-6
- 2021年11月30日発売、ISBN 978-4-09-861184-3
- 2022年3月30日発売、ISBN 978-4-09-861262-8
- 2022年7月29日発売、ISBN 978-4-09-861383-0
- 2022年11月30日発売、ISBN 978-4-09-861471-4
- 2023年3月30日発売、ISBN 978-4-09-861603-9
- 2023年9月28日発売、ISBN 978-4-09-862521-5
- 2023年12月27日発売、ISBN 978-4-09-862609-0