小説

二十世紀電氣目録


小説

著者:結城弘,

出版社:京都アニメーション,

レーベル:KAエスマ文庫,

巻数:既刊1巻,



以下はWikipediaより引用

要約

『二十世紀電氣目録』(にじゅっせいきでんきもくろく)は、結城弘による日本のライトノベル。イラストは池田和美、美術・背景は長谷百香が担当。2018年8月10日に京都アニメーションのKAエスマ文庫より刊行された。第8回京都アニメーション大賞長編小説部門奨励賞受賞作であり、この年唯一の受賞作でもある。2018年7月27日に京都アニメーションよりアニメ化が発表された。

京都アニメーションは、2018年7月に本作の文庫本の発売とアニメ化を発表し、同年8月9日に15秒と30秒のCM2種を公開したが、具体的な内容はまだ公開されていない。

あらすじ
登場人物

坂本 喜八(さかもと きはち)

本作の男性主人公。15歳。電気をこよなく愛し、幼少期に電気の発明品の予言書『電氣目録』を著した。これからは電気の時代だと信じて止まず、神仏を否定する。実家は大津にある寺だが、その否定から寺の住職を務める父と喧嘩をしたことで家出をし、現在は叔父が営む京都の蓬莱仏具店で働いている。

百川 稲子(ももかわ いなこ)

本作の女性主人公。15歳。京都の酒造りである百川酒造の次女。積極的だが、その性格から父に叱責されることも多々。多才な姉との比較から、自分への悲観と同時にその容姿への憧れを抱いている。神仏を信じて止まず、何か悩みがあるとよく神社へと足を運ぶ。

百川 規子(ももかわ のりこ)

稲子の姉。20歳。百川酒造の長女。妹の稲子とは対照的に何でもこなし、その容姿も稲子の憧れ。婚約者に幼馴染の陸がいるが、よく諍いをしてしまう。

陸 健吾(くが けんご)

規子の婚約者。24歳。規子とは犬猿の仲であり、結婚も保留中。稲子との仲は良好。

坂本 清六(さかもと せいろく)

喜八の兄。喜八に似る神仏への疑りがある。喜八が電気に興味を持ったのは清六によるものである。

用語

『電氣目録』
主人公の喜八が幼少期に著した、未来に発明されるであろう電気の発明品を妄想した予言書。かつて喜八の父に燃やされそうになっていたところを、兄の清六が預かることとなり、以後行方が分からなくなっていた。

既刊一覧
  • 結城弘(著) / 池田和美(イラスト) 『二十世紀電氣目録』 KAエスマ文庫〈京都アニメーション〉、2018年8月10日発売、ISBN 978-4-907064-88-4
テレビアニメ

2018年7月にテレビアニメ化が発表された。