代議士の妻たち
舞台:永田町,
以下はWikipediaより引用
要約
『代議士の妻たち』(だいぎしのつまたち)は、家田荘子による日本の政治家の妻の日常生活を描いたノンフィクション小説で、1987年11月に文藝春秋から出版された。それを原作としたテレビドラマも制作された。
書籍情報
単行本
- 代議士の妻たち 文藝春秋 1987年11月 ISBN 978-4163418803
文庫本
- 代議士の妻たち 文春文庫 1990年6月 ISBN 978-4167509026
テレビドラマ
第1作
『代議士の妻たち』(だいぎしのつまたち)のタイトルでTBS系列の「月曜21時枠」で1988年4月4日から同年5月23日まで放映。主演は大原麗子。
1986年、週刊文春に連載された家田荘子のノンフィクションが原作。翌年秋に単行本化される。TBSの市川哲夫プロデューサーがドラマ化権を獲得、88年の4月の月曜夜9時枠の連続ドラマとして放送された。政治の世界を、代議士の妻の視点から描く手法が、娯楽性が欠かせない民放のゴールデンタイムのテレビドラマとして成功した要因であろう。市川は、政界事情にも詳しく、政治オンチの制作者ではなかった為、政界からも注目されるドラマとなった。
キャスト
- 清原律子:大原麗子
- 清原健次郎:山下真司
- 清原誠:三浦竜也
- 清原五月:広瀬珠実
- 清原弥生:藤間紫
- 仁村智子:鳥居かほり
- 落合多喜:草笛光子
- 緑川公平副総裁:西村晃
- 野見山幹事長:芦田伸介(特別出演)
- 清原久代:光本幸子
- 清原浩一郎:橋爪功
- 清原正明:高品格
スタッフ
- 原作:家田荘子
- 脚本:重森孝子
- ナレーション:市原悦子
- プロデューサー:市川哲夫
- 演出:坂崎彰
- 製作著作:TBS
サブタイトル
第2作
『代議士の妻たちII』のタイトルで前作と同じくTBS系列「月曜21時枠」で1989年1月9日から同年3月20日まで放映。主演は渡瀬恒彦、賀来千香子。放送初回は昭和天皇崩御直後だったため全編スポンサー自粛で放映された。民放の連続ドラマで元号が平成に変わってから最初に放映された作品でもある。
パート2は、妻から夫の代議士にストーリーのウエイトが変わり、よりドラマチックな内容となり、前シリーズを凌ぐ高視聴率を獲得した。特にハイジャック事件を盛り込んだ第7回、第8回は視聴率が20%に迫り、フジテレビ月9ドラマ『君の瞳に恋してる』(中山美穂主演)を視聴率で凌ぐ勢いを見せた。アメリカのメディアも注目し、日本の政治ドラマの成功作として、ウォールストリートジャーナル紙が大きく取り上げた。
キャスト
- 金森壮太郎:渡瀬恒彦
- 金森千佳子:賀来千香子
- 金森加寿:乙羽信子
- 金森悠子:小川範子
- 国枝幹保:佐藤慶
- 清原健次郎:山下真司
- 才賀秘書:田山涼成
- 林原浩:長谷川哲夫
- 末永要三:小松方正
- 木島記者:益岡徹
- 小谷みどり:真野あずさ
- 料亭「中本」茜:加賀まりこ
- 野見山副総理のちに総理:芦田伸介(特別出演)
- 鬼塚代議士:花沢徳衛
- 佃総理:池部良
スタッフ
- 前作と同じ。
サブタイトル
スペシャル
『ドラマ特別企画 代議士の妻たちスペシャル』として1993年3月29日にTBS系列「月曜ドラマスペシャル」(現:月曜ゴールデン)枠で放映。
パート2放送から3年、日本の政治は混迷を極めていた。いわゆる55年体制は、冷戦終結とともに時代的役割を終えつつあった。佐川急便事件などで、永田町は騒然としていた。そんなタイミングで、スペシャルドラマとして制作されたのが本作であった。政界のドンと謳われた大物代議士夫妻を、西村晃、岩下志麻が演じて話題となった。連続ドラマからは、渡瀬恒彦、益岡徹が出演、他に原作者の家田荘子が実名出演、代議士の妻たちの集大成としての作品となった。
キャスト
- 緑川美都子:岩下志麻
- 緑川公平:西村晃
- 緑川嘉一:国広富之
- 緑川晶子:鷲尾いさ子
- 渡瀬恒彦(特別出演)
- 大滝秀治
- 津島恵子
- 益岡徹
- 加藤武
- 小坂一也
- 内田朝雄
- 家田荘子(特別出演)他
スタッフ
- 1・2シリーズとほぼ同じ。