作家六波羅一輝の推理シリーズ
以下はWikipediaより引用
要約
『作家六波羅一輝の推理シリーズ』(さっかろくはらかずきのすいりシリーズ)は、鯨統一郎による日本の推理小説のシリーズ。
概要
大ヒットしたデビュー作以降、作品が全く書けないリストラ寸前のミステリー作家、六波羅一輝と彼の担当編集者、北山みなみのコンビが取材先で巻き込まれた民俗学にまつわる事件を解決していく推理小説シリーズ。
登場人物
六波羅一輝(ろくはら かずき)
北山みなみ(きたやま みなみ)
シリーズ一覧
各巻あらすじ
白骨の語り部
ニライカナイの語り部
京都・陰陽師の殺人
小樽・カムイの鎮魂歌
秩父夜祭・狼の殺意
テレビドラマ
『ミステリー作家 六波羅一輝の推理』は、2010年から2013年までテレビ朝日系「土曜ワイド劇場」で放送されたシリーズ。製作は朝日放送と東通企画。全3回。主演は上川隆也。
原作では、六波羅とみなみの年齢設定は20代だが、ドラマ版では40代に変更されている。また、六波羅の自動筆記や女性の裸体恐怖症の描写もなくなり、姉も出てこない。小説ではみなみは事件を追うことに積極的だが、ドラマでは消極的である。
キャスト
レギュラー
六波羅一輝
売れない・書けないことで崖っぷちのミステリー作家。トリックオタクで、デビュー作以外はトリックばかりで物語としての薄さを酷評されている。デビュー作は素晴らしい作品らしいが、父親のノートを参考にして書いたとみなみに告白している。危機感があまりなく、取材旅行中に事件に巻き込まれては、執筆活動を放り出して首を突っ込んでいる。持ち前の好奇心と推理力で事件解決に貢献するが、その経験を何ら執筆活動に生かすことはできていない。
北山みなみ
六波羅を担当する編集者。社内で六波羅とまとめて崖っぷちコンビと呼ばれている。常に危機感を持っており、取材旅行で六波羅を焚き付けようとする。事件を追うより執筆してもらいたいと思っている。打てど響かない六波羅にうんざりしつつも、六波羅に懇願されるとダメとは言えず結局事件を追うことを許してしまう。
ゲスト
第1作「白骨の語り部 遠野オシラサマ伝説殺人!! 死体が一夜で白骨に!? トリック作家が挑む美人四姉妹の謎」(2010年)
第2作「京都陰陽師の殺人 洋館に響く悲鳴!呪いで人は殺せるか!? 推理オタクが挑む!華麗な一族千年の秘密!!」(2012年)
第3作「ニライカナイの語り部 南海の離島連続殺人!! 神の島伝説・悲恋の女 崖っぷちコンビが挑む!! 鉄壁のアリバイ」(2013年)
スタッフ
- 脚本 - 田子明弘
- 監督 - 元村次宏
- ロケ協力
- 第1作 - 東日本旅客鉄道、遠野市観光交流課、盛岡広域フィルムコミッション
- 第2作 - 滋賀ロケーションオフィス、ひょうごロケ支援ネット、京都市フィルムオフィス、神戸フィルムオフィス
- 第3作 - 沖縄フィルムオフィス、本部町(備瀬)、恩納村(恩納、真栄田)、読谷村(高志保)、うるま市(勝連比嘉、与那城屋慶名)、南城市(知念久高)、八重瀬町(具志頭)
- CG - 日本映像クリエイティブ
- 技術協力 - フォーチュン
- 照明協力 - ハートス
- 装飾 - 東京美工
- 編集・MA - 東通
- 音響効果 - メディアハウス・サウンドデザイン
- プロデュース - 森山浩一、内片輝、郷田美雄、皆元洋之助、上川栄
- 製作 - 朝日放送、東通企画
- 第1作 - 東日本旅客鉄道、遠野市観光交流課、盛岡広域フィルムコミッション
- 第2作 - 滋賀ロケーションオフィス、ひょうごロケ支援ネット、京都市フィルムオフィス、神戸フィルムオフィス
- 第3作 - 沖縄フィルムオフィス、本部町(備瀬)、恩納村(恩納、真栄田)、読谷村(高志保)、うるま市(勝連比嘉、与那城屋慶名)、南城市(知念久高)、八重瀬町(具志頭)
放送日程
- 第2作は21時30分から23時21分までの放送。
- 視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯