佳日
以下はWikipediaより引用
要約
「佳日」(かじつ)は、太宰治の短編小説。1944年に映画化された。
概要
初出 | 『改造』1944年1月号 |
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単行本 | 『佳日』(肇書房、1944年8月20日) |
執筆時期 | 1943年6月~7月上旬(推定) |
原稿用紙 | 40枚 |
1943年(昭和18年)4月29日、太宰の友人の塩月赳(しおつき たけし)の結婚式が目黒雅叙園で行われた。太宰は身内代わりとなって結納を納め、式の打ち合わせを行うなど塩月のために種々尽力した。「佳日」はこのときの体験を素材にして書かれた。なお、塩月は1948年(昭和23年)3月17日にこの世を去っている。
結婚式に出席した山岸外史は、後年次のように記している。
本作品は後述するように1944年(昭和19年)9月に映画化され、12月上旬には水谷八重子一座によって映画と同じ題名の「四つの結婚」で上演された。
あらすじ
四つの結婚(映画)
1944年9月28日公開の日本映画。製作は東宝。太宰は同年1月10日から13日まで、熱海の山王ホテルで八木隆一郎、如月敏と共に脚色に当たっている。
スタッフ
- 監督:青柳信雄
- 原作:太宰治「佳日」
- 脚色:八木隆一郎、如月敏
- 音楽:服部正
キャスト
- 小坂吉之助:清川荘司
- 長女・頼子:入江たか子
- 次女・宏子:山田五十鈴
- 三女・正子:山根寿子
- 四女・啓子:高峰秀子
- 三島修平:河野秋武
- 大隈忠太郎:江川宇礼雄
- 藤田進
- 志村喬