信玄忍法帖
舞台:日本の戦国時代,
以下はWikipediaより引用
要約
『信玄忍法帖』(しんげんにんぽうちょう)は、山田風太郎の時代小説。1964年に発表された忍法帖シリーズの一つ。シリーズ第8長編。『講談倶楽部』に昭和37年(1962年)5月号から12月号まで『八陣忍法帖』の題名で連載され、単行本化にあたり大幅に加筆の上で改題された。
あらすじ
ついに上洛を開始した戦国最強の大名武田信玄。徳川軍を三方ヶ原の戦いで軽々と打ち破った武田軍はしかし、進軍速度を鈍らせ甲斐に帰投してしまう。信玄が病に倒れ、死亡したのではないか?という情報が流れる中、徳川家康はその真偽を確かめるべく、麾下の伊賀忍者を甲斐に派遣する。信玄の訃報は事実だったが、彼の「死後三年はそれを隠せ」との遺言に従い、軍師・山本勘助は影武者を立てて、信玄健在を装う。いずれも奇怪な忍法を駆使する徳川の伊賀者は、信玄の様子をうかがう各国・勢力の使者達にまぎれ甲斐に侵入する。勘助、真田源五郎らの武田家臣たちは秘密を守り切れるのか?
登場人物
伊賀組忍者
徳川家康が召し抱える忍者集団。いずれも人間離れした忍法の使い手。
書誌情報
- 『信玄忍法帖』 講談社、1964年