漫画 アニメ

僕の妻は感情がない


漫画

作者:杉浦次郎,

出版社:KADOKAWA,

掲載誌:コミックフラッパー,

レーベル:MFコミックス フラッパーシリーズ,

発表期間:2019年8月5日 -,

巻数:既刊7巻,



以下はWikipediaより引用

要約

『僕の妻は感情がない』(ぼくのつまはかんじょうがない)は、杉浦次郎による日本の漫画。『コミックフラッパー』(KADOKAWA)にて、2019年9月号から連載中。X(旧Twitter)とpixivにも、著者本人から「らくがき版」と称して投稿されている。

人間とロボットの夫婦を主人公に、少しおかしくも心温まる日々を描く。

2022年8月には、「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門にて第6位を獲得した。

あらすじ

一人暮らしのサラリーマン「タクマ」は、仕事が忙しく、家事をする暇がないため、家電ロボット「スーパーミーナ」の廉価版をリサイクルショップで購入する。タクマから「お嫁さんになってくれない?」と酒に酔ったノリで言った冗談をきっかけに、ミーナは説明書には載っていない行動をとるようになる。 自らの機能を駆使し、出来る限り「お嫁さん」であろうとするミーナに、タクマは次第に本当の妻として接するようになっていく。

登場人物

タクマ / 小杉拓馬

主人公の社畜サラリーマンで、一人称は「僕」。当初はミーナのことを家電製品としか考えておらず、「お嫁さんになって」との言葉も酒に酔って言ったものだった。しかし、自身を夫と見なして接してくれるミーナと交流を深めるうちに、彼女を本当の家族として受けとめるようになる。以降は、人間とロボットの思考の違いに戸惑いつつも、夫婦としてミーナとの距離感を模索していく。(ロボットとしての機能を含めて)妻を褒めることを欠かさない愛妻家の一面を見せることも多い。
ミーナ

もう一人の主人公。タクマの妻。家電ロボットで商品名は「ミーナCL」。ほぼ人間と同等に振る舞うことのできるロボット「スーパーミーナ」の廉価版で、主な機能は料理と食器洗い。胴体は金属のパーツが剥き出しの状態であり、顔の表情も変えることができず、会話はスピーカーを通して行う。オンライン接続が可能で、インターネットでの単語検索を自発的に行うほか、携帯電話との通話やメッセージ交換も可能。プログラムに基づいて効率を優先して行動するはずだが、「タクマから贈られた指輪を30分以上眺める」などミーナ自身も理由がわからない行動をとるようになる。なお、彼女がロボットであるため、タクマとは正式な夫婦ではなく、「内縁の妻」の状態である。以前のミーナの主人はミーナの体が小さすぎることや表情がないこと、人間らしい立ち振舞いができないことに不満があったようでミーナをリサイクルショップに売って上位互換であるスーパーミーナを購入する足しにしたとのこと。しかしミーナ自身はこのことを踏まえて自分が廉価版で良かったと考えている。それがきっかけでタクマと出会うことができたと考えているそうだ。
小杉あかり

タクマの妹。兄夫婦のよき理解者。通常の男女でないカップルの「異種間恋愛」に傾倒しており、夫婦間の問題に介入しないよう心がけはするものの、好奇心から夫婦の実情(「スキンシップはあるか」など)を聞いてしまう。ミーナのことは「ミーナさん」と呼び、一人の女性として慕っており、メッセージ交換や一緒に買い物に出かけるなど関係は良好である。

書誌情報
  • 杉浦次郎 『僕の妻には感情がない』 KADOKAWA〈MFコミックス フラッパーシリーズ〉、既刊7巻(2023年10月23日現在)
  • 2020年2月22日発売、ISBN 978-4-04-064342-7
  • 2020年10月23日発売、ISBN 978-4-04-064981-8
  • 2021年6月23日発売、ISBN 978-4-04-680484-6
  • 2021年12月23日発売、ISBN 978-4-04-681041-0
  • 2022年7月23日発売、ISBN 978-4-04-681456-2
  • 2023年3月23日発売、ISBN 978-4-04-681992-5
  • 2023年10月23日発売、ISBN 978-4-04-682936-8