先生の白い嘘
漫画
作者:鳥飼茜,
出版社:講談社,
掲載誌:月刊モーニング・ツー,
レーベル:モーニングKC,
巻数:全8巻,
話数:全49話,
以下はWikipediaより引用
要約
『先生の白い嘘』(せんせいのしろいうそ)は、鳥飼茜による日本の漫画作品。『月刊モーニング・ツー』(講談社)にて2013年10月号から2017年11月号まで連載。単行本は全8巻。「このマンガを読め! 2015」で第8位。
「レイプ」を題材にしており、24歳の高校教師・原美鈴を主人公に、男と女の間の「性の不平等」が描かれている。
あらすじ
登場人物
主要人物
原 美鈴(はら みすず)
桜丘高校の国語教師。24歳。内向的な性格。
4年前、友人の美奈子の引っ越しの手伝いに行った際、美奈子の外出中に美奈子の彼氏の早藤にレイプされ、処女を奪われる。自分が女だからそのような目に遭ったのだと諦観している。早藤からはその後も関係を強要され、陵辱され続けているが、時には快感を禁じ得ない自分に抗えず、女である自分を憎んでいる。レイプされたことが原因で、不眠、頭痛、味覚障害(人工的なものしか味がしない)、平衡感覚の鈍りなどの症状に悩まされ、心療内科に通っている。
美奈子が「親友」と自称しながらも自分を見下していることに気付いているが、美奈子が自尊心を満たせるならと甘んじて受け入れている。早藤にレイプされたことで奇しくも、美奈子が自慢する早藤との関係が虚像であることに気付き、美奈子を見下す立場を手に入れることができ、内心では美奈子を哀れんでいる。
新妻 祐希(にいづま ゆうき)
美鈴の担任生徒。性欲の赴くままに、バイト先の花屋の社長の妻とホテルへ行ってしまい、直前で考え直したが、「連れ込んだ」責任を取るよう言われ、無理矢理セックスされる。そのトラウマが原因でEDになり悩んでいた。告白してきた同級生のミカと付き合っているが、特に好きなわけではない。
人妻との不倫の噂の真偽を確かめるために美鈴が面談した際に、逆レイプされたことを正直に伝えたところ、思わぬ美鈴の本音をぶつけられ、勃起してしまう。美鈴を女性として意識するようになり、ミカに別れを切り出すも、嫌がるミカを納得させられず、仕方なく交際を続けている。美鈴と早藤の歪な関係に勘付き、美鈴への想いを見抜いたミサカナに相談するうちに、知らず知らずミサカナにコントロールされ、行動をエスカレートさせてしまう。
生徒
三郷 佳奈(みさと かな)
その他
渕野 美奈子(ふちの みなこ)
早藤(はやふじ)
山本 玲菜(やまもと れいな)
書誌情報
- 鳥飼茜 『先生の白い嘘』 講談社〈モーニングKC〉、全8巻
- 2014年2月21日発売、ISBN 978-4-06-388304-6
- 2014年9月22日発売、ISBN 978-4-06-388377-0
- 2015年3月23日発売、ISBN 978-4-06-388445-6
- 2015年10月23日発売、ISBN 978-4-06-388516-3
- 2016年5月23日発売、ISBN 978-4-06-388601-6
- 2016年11月22日発売、ISBN 978-4-06-388667-2
- 2017年5月24日発売、ISBN 978-4-06-388729-7
- 2017年10月23日発売、ISBN 978-4-06-510276-3