光の王
以下はWikipediaより引用
要約
『光の王』(Lord of Light)は、ロジャー・ゼラズニイ著のSF小説。ヒューゴー賞受賞作品。日本語訳は深町眞理子が担当し、ハヤカワ文庫から刊行されている。旧版のイラストは萩尾望都、新版のイラストは皇名月が手がけている。
あらすじ
人類は宇宙に進出しある惑星に入植した。 彼らは科学技術を駆使して新しい肉体への転生を繰り返すことにより、不死に近い寿命を手に入れていた。 そしてその者達の一部は、転生による長寿の副産物として、神々を思い起こさせるような超能力を手に入れた。 一方、その惑星にはエネルギー生物に進化した原住民がいて人類を苦しめていた。 人類は科学技術と神を思い起こさせる超能力を武器にしてエネルギー生物と戦い、「地獄」と名付けた地下空間に彼らを閉じこめることに成功する。 この戦いで力を得た超能力者たちは、ヒンドゥー教の神話の世界を彷彿とさせる社会を造り上げ、神々として君臨した。 その社会に疑問を覚えた第一世代の一人であり促進主義者であるサムは、地球古代の宗教である仏教を武器として選び、神々との戦いを始めた。 しかし、一度は敗れ惑星上の磁性の雲「神々の橋」に封印されてしまう。 その後、ヤマの助けを借りてこの世に復帰したサムは、かつて共に戦った仲間達とともに、最後の戦いに立ち上がる。
用語
第一世代
業(カルマ)の司法神
「相」
促進主義
羅刹(ラークシャサ)
ウラート
登場人物
サム
日本語訳書
- 旧版 1985年8月31日刊行 ISBN 978-4150106256
訳・解説:深町眞理子、イラスト:萩尾望都
- 新版 2005年4月21日刊行 ISBN 978-4150115128
訳:深町眞理子、解説:堺三保、イラスト:皇名月