六人の嘘つきな大学生
以下はWikipediaより引用
要約
『六人の嘘つきな大学生』(ろくにんのうそつきなだいがくせい)は、浅倉秋成よる日本の小説。2021年3月2日にKADOKAWAより刊行された。
オーディオブック化、舞台(リーディングアクト)化、漫画化、ラジオドラマ化され、実写映画化予定である。
受賞歴
- 「第22回本格ミステリ大賞」候補
- 「第43回吉川英治文学新人賞」候補
- 「2022年本屋大賞」ノミネート
- 「ブランチBOOK大賞2021」大賞
- 第5回未来屋小説大賞 第2位
- 「ミステリが読みたい! 2022年版」国内篇 第8位
- 週刊文春ミステリーベスト10 国内部門 第6位
- 『このミステリーがすごい!』大賞 2022年版(宝島社)国内編 第8位
- 『2022本格ミステリ・ベスト10』(原書房)国内ランキング 第4位
あらすじ
- 「就職試験」と「それから」に分けられ、ともに視点となる人物は異なるが、「就職試験」文中に、「それから」の時期に当時の関係者へのインタビューされた内容が記載されており、就職試験当時の告発内容などの裏付けを取る形になっている。
就職試験
渋谷駅前の大型商業に入居のスピラリンクスでの最終面接で、人事部長から1ヶ月後の4月27日にグループディスカッションの実施を告げられた。内容によっては6人全員の内定もありえると言われ、直後にファミレスに6人で集まり自己紹介。その後も何度か集まり対策を練っていたところ、人事部長から、選考方法と採用者数を1人に変更すると各々にメール通知が来た。
4月27日、グループディスカッション開始後に部屋に不審な封筒があるのを発見し、最初に九賀が開けたところ、中から各々宛に別な人物の過去を告発する内容の紙が出てきた。告発内容は、高校時代の部活いじめ、交際相手を妊娠させ中絶、本当のバイト先、高齢者詐欺の片棒、未成年飲酒、同居家族が薬物依存症であった。
それぞれの現場と各々大学内での盗撮写真が添付されていたが、盗撮写真の撮影日が全て2011年4月20日であり、撮影したカメラも同一であることが判明したことからアリバイの確認が行われたが、唯一アリバイのない波多野祥吾が、未開封の封筒を手に、現場から去っていった。
封筒を置いた人物は、人事部によるディスカッション録画の監視カメラを止め、再生視聴したことによって判明したが、封筒を用意した人物は最後までわからず「それから」において、スピラリンクス内定者が独自調査して突き止める。
それから
スピラリンクス内定者に、2019年に波多野祥吾が死亡したことが遺族から伝えられた。遺品の中に名指しされた封筒があったという。当時の関係者にインタビューして就職試験当時を振り返り、封筒を用意した人物を突き止める。
登場人物
書誌情報
- 浅倉秋成 『六人の嘘つきな大学生』KADOKAWA、2021年3月2日発売、ISBN 978-4-04-109879-0
オーディオブック版
Audible版
2022年5月6日に、Audibleで配信開始。朗読は木村良平。
漫画
2021年12月24日、本作が全ミステリランキングにランクインしたことと、13刷を突破したことを記念して、「作品の冒頭部分」を描いたあらすじ漫画をWebサイト「カドブン」にて公開。漫画は杉基イクラが執筆。
『ヤングエース』(KADOKAWA)では、2022年7月号(2022年6月3日発売)より『六人の嘘つきな大学生【プラス1】』が連載されている。漫画は大沢形画、キャラクター原案は杉基イクラが担当。
- 浅倉秋成(原作)・大沢形画(漫画)・杉基イクラ(キャラクター原案)『六人の嘘つきな大学生【プラス1】』KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉、既刊2巻(2023年8月4日現在)
- 2022年12月2日発売、ISBN 978-4-04-113160-2
- 2023年8月4日発売、ISBN 978-4-04-113815-1
ラジオドラマ
NHK-FM「青春アドベンチャー」にて、2022年1月17日から28日の日程で全10回が放送された。
キャスト
- 波多野翔吾:奥野壮
- 嶌衣織:土村芳
- 久賀蒼太:東啓介
- 袴田亮:福田薫
- 矢代つばさ:清水美沙
- 森久保公彦:菅原ゆうき
- 波多野芳恵:平山咲彩
- 鈴江真希:日榮ハルカ
- 鹿瀬ハジメ
- 藤沢としや
映画
2024年秋に公開予定。制作プロダクションはKADOKAWA、製作は東宝・KADOKAWAほか。