円卓 (小説)
以下はWikipediaより引用
要約
『円卓』(えんたく)は、西加奈子による日本の小説。『別冊文藝春秋』(文藝春秋)にて2010年9月号・11月号・2011年1月号に連載、2011年3月5日に文藝春秋より刊行された。家族に愛されながらも、不満ばかりが募り、「孤独」を愛する小学3年生の琴子(通称:こっこ)が、ひと夏を通じて成長していく物語。
及びそれを原作とし、2014年6月21日より東宝系で公開の日本映画。
あらすじ
登場人物
渦原家
祖父(68歳)、祖母(72歳)、父(35歳)、母(39歳)、三つ子の姉(14歳)と琴子の8人家族。公団住宅のB棟の3階に住んでいる。六畳の居間には、駅前の潰れた中華料理店「大陸」から譲り受けた深紅の円卓(ターンテーブル)がある。
渦原 琴子(うずはら ことこ)
渦原 寛太(うずはら かんた)
渦原 紙子(うずはら かみこ)
登北(のぼきた)小学校3年2組
ぽっさん
ゴックん(グウェン・ヴァン・ゴック)
書誌情報
- 円卓(2011年3月5日、文藝春秋、ISBN 978-4-16-329980-8)
- 円卓(2013年10月10日、文春文庫、ISBN 978-4-16-786101-8)
映画
『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』(えんたく こっこ、ひとなつのイマジン)が映画版のタイトル。2014年6月21日に全国63スクリーンで公開された。
映画『うさぎドロップ』やテレビドラマ『マルモのおきて』で主演を務めてきた芦田愛菜は単独としては映画初主演。これまでピュアな役どころが多かった芦田が本作では、偏屈で口が悪く、関西弁で毒づく少女役を演じる。
ぴあによる6月20日、21日公開映画初日満足度調査で1位を獲得している。
キャスト
- 渦原 琴子 - 芦田愛菜
- 渦原 寛太 - 八嶋智人
- 渦原 詩織 - 羽野晶紀
- 渦原 理子・眞子・朋美 - 青山美郷
- 森上 - 入江甚儀
- ジビキ - 丸山隆平
- 渦原 石太 - 平幹二朗
- 渦原 紙子 - いしだあゆみ
- ぽっさん - 伊藤秀優
- ぽっさんの5つ上の兄さん - 吉田晴登
- 朴くんのお母さん - 中村ゆり
- 朴 圭史 - 古谷聖太
- 香田 めぐみ - 草野瑞季
- ゴックん - 野澤柊
- 幹 成海 - 内田彩花
- 菅原 ありす - 吉岡伽蓮
- たっちん - 藤田更紗
- 鼻糞鳥居 - 向井悠悟
- 横山 セルゲイ- 木村帆尊
- 五年生女子 - 蔵前美郁
- 五年生男子 - 村瀬透和
- 石田先生 - 三浦誠己
- 竹田 富美枝 - 谷村美月
- 鼠人間 - 森山開次
- 野次馬のおっさん - 浜村淳
- みどりのおじさん - 川藤幸三
- リポーター - タージン
- クラスメート
- 江藤 - 佐々木一途
- 玉山詩
- 石原誠剛
- 寺川宗汰
- 福栄新
- 森遥野
- 永田きら
- 徳永風歌
- 岸田雅
- 林卓
- 江上凌平
- 新居明果
- 舘岡和奏
- 江藤 - 佐々木一途
- 玉山詩
- 石原誠剛
- 寺川宗汰
- 福栄新
- 森遥野
- 永田きら
- 徳永風歌
- 岸田雅
- 林卓
- 江上凌平
- 新居明果
- 舘岡和奏
スタッフ
- 監督 - 行定勲
- 脚本 - 伊藤ちひろ
- 原作 - 西加奈子
- 撮影 - 福本淳
- 美術 - 相馬直樹
- 装飾 - 田中宏
- 小道具 - 矢野浩加
- 音楽 - めいなCo.
- 録音 - 伊藤裕規
- 音響効果 - 岡瀬晶彦
- 照明 - 市川徳充
- 編集 - 今井剛
- 衣裳デザイン - 高橋さやか
- ヘアメイク - 倉田明美
- キャスティング - 杉野剛
- 助監督 - 足立博
- スクリプター・記録 - 中西桃子
- SFX・VFXスーパーバイザー - 園川励志
- 制作担当 - 児嶋冬樹
- 制作プロダクション - セカンドサイト、ザフール
- 製作 - 「円卓」製作委員会(讀賣テレビ放送、毎日放送、朝日放送、テレビ大阪、関西テレビ放送、読売新聞社、電通、東宝、ポニーキャニオン、WOWOW、セカンドサイト、ザフール)
- 配給 - 東宝映像事業部