凍牌
漫画:凍牌
作者:志名坂高次,
出版社:秋田書店,
掲載誌:ヤングチャンピオン,
レーベル:ヤングチャンピオンコミックス,
巻数:全12巻,
話数:全115話,
漫画:凍牌 〜人柱篇〜
作者:志名坂高次,
出版社:秋田書店,
掲載誌:ヤングチャンピオン,
レーベル:ヤングチャンピオンコミックス,
巻数:全16巻,
話数:全143話,
漫画:凍牌 〜ミナゴロシ篇〜
作者:志名坂高次,
出版社:秋田書店,
掲載誌:ヤングチャンピオン,
レーベル:ヤングチャンピオンコミックス,
巻数:全10巻,
話数:全90話,
漫画:凍牌 コールドガール
作者:志名坂高次,
出版社:秋田書店,
掲載誌:ヤングチャンピオン,
レーベル:ヤングチャンピオンコミックス,
巻数:既刊6巻,
アニメ:凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜
原作:志名坂高次,
監督:羽鳥潤,
シリーズ構成:國澤真理子,
キャラクターデザイン:姉崎早也花,
アニメーション制作:イーストフィッシュスタジオ,
放送局:
以下はWikipediaより引用
要約
『裏レート麻雀闘牌録 凍牌』(うらレートマージャンとうはいろく とうはい)は、志名坂高次による日本の漫画作品。『ヤングチャンピオン』(秋田書店)において2006年No.14から2011年No.9まで連載された。その後、『麻雀死闘黙死譚 凍牌 〜人柱篇〜』(マージャンしとうもくしたん とうはい ひとばしらへん)と改題して2011年No.11から2017年No.12まで連載され、最終章となる『麻雀死闘黙死譚 凍牌 〜ミナゴロシ篇〜』が2017年No.20から2021年No.13まで連載された。その後、主人公を変更した続編『凍牌 コールドガール』が2021年No.20から連載中。
昼は学生・夜は麻雀打ちという二重の生活をしている高校生の少年が、若年ながらも高レートの雀荘で大人たち相手に連勝していき、また、ヤクザの代打ちとしても活躍していく少年雀士の物語。対局中での描写は常にシリアスな展開で物語が進む。物語の序盤では1話完結方式で進んでいたが、早い段階でストーリー形式になった。 ストーリーを重視のため、その時々によって主人公の雀力に差があるが、それによって一般に広く普及することに成功している。
『近代麻雀オリジナル』(竹書房)で、堂嶋を主人公にしたスピンオフ作品『牌王伝説ライオン』が連載され、その続編である『牌王血戦ライオン』も『近代麻雀』(同社刊)で連載された。また、高津を主人公にしたスピンオフ作品『麻闘伝 ぬえ』が『近代麻雀』(同社刊)にて、2019年4月号から2020年7月号まで連載された。
メディアミックスとして、『凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜』のタイトルで実写作品が2013年に公開された。2024年には同じタイトルでテレビアニメ化が予定されている。
あらすじ
金、女、臓器。欲望蠢く裏レート雀荘を荒らし回る高校生の少年・ケイは、冷徹なる思考、冷艶なる打牌から、裏世界では“氷のK”と呼ばれ、自宅には少女を飼っていると噂される。
登場人物
主要人物
ケイ / 榊原 圭
本作の主人公。学業の傍ら、代打ち業に染まる高校生雀士。通称:氷のK。決め台詞は「震えてるよ」。
非凡な記憶力と理論的な打ち回しが特長。常に冷静沈着なリアリストであり、感情を表に出すことは少ない。ただし、アミナのことになると必死さが滲み出て、それを突かれ窮地に陥ることも幾度かあった。
小学生時代、実弟・孝(たかし)が保険金目当ての両親に(水難事故を装って)殺害され、後の人格形成に大きな影響をおよぼす。それから数年が経った高校1年生の夏、まっちゃんとの出会いを期に裏レートの世界に足を踏み入れる。物語序盤、桜輪会の代打ち集団「一軍」入りを果たすが、その過程で右足の小指を失う。
『人柱篇』では、高津とコンビを組んで羽鳥と勝負をした際に、失点の代償として自ら首を吊ることになる。一命は取り留めたものの、その後は移動の際に車椅子や杖を使用する姿が描かれる。山扇会との戦いの後、高津にある疑いを抱き、真相を知るため勝負するも敗北、幼馴染の優とともに服従を強いられる。紆余曲折を経て自由を求め、高津の開いたサバイバル麻雀大会に招待選手として参加する。
『ミナゴロシ篇』ではサバイバル麻雀から四カ月後にはティッシュ配りのバイトをしている。その間麻雀からは離れていたが、ある事件がきっかけで、自由を求めて『土曜会の記録』を手に入れる為に、第28回竜凰位戦に参加し、裏麻雀の世界に引き戻されることとなる。『羽鳥の名簿』に関しては知らないと言っていたが、決勝戦で、高津から『羽鳥の名簿』を託されていたことを告白した。第28回竜凰位戦に優勝したことで、『羽鳥の名簿』と『土曜日の記録』を手に入れたことで、アミナと優を守るために、倉橋からの要請を受け入れて、桜輪会の最高顧問に就任した。最終回では優と結婚し、アミナとも養子縁組をして兄妹となっている。
原作では若干小柄な体格として描かれているが、映画版では長身になっている。
堂嶋(どうじま) / 安田 薫
外伝『牌王伝説ライオン』、『牌王血戦ライオン』の主人公。裏世界で名の知れた凄腕雀士。本名は『ミナゴロシ篇』エピローグで判明。
ケイとは対照的に波を読む直感型の打ち回しが特長。並外れた強運に加え、繊細な打牌技術を持ち合わせている。一見ホストのような服装をしている。
ケイの行く先によく現れ、時には最大のライバルとして立ちふさがり、時にはケイの最高の理解者として共闘することもあり、ケイとコンビ打ちで戦った際の息はぴったりであった。豪快な性格で、女好き。その趣味にはアミナのような少女も含まれるようである。ただし後述するスーリヤとリーニャには戸惑っており、アミナを要求したのはケイへの挑発という見方もある。相手の金品からプライドまでとことん絞り抜く性格であり、関からは「食っても食っても満たされない餓鬼」と揶揄された。その見事な金髪と性格、波に乗って相手を一気に押し殺す強さから「ライオン」といわれる。
勝負のためには自らを犠牲にすることに躊躇しない性格。背負っているものやリスクの差からツキが逃げてしまうと感じたときは迷わず自分の体の一部などを賭けて同等のリスクを背負う。
竜凰位戦第2ラウンドではストレスによる心因性視覚障害の影響で右目に黒眼帯をしている。それでもなお勝ち抜き、第1ラウンドでの15位から3位までにのし上がったが、何人もの暴漢に襲撃されて麻雀が打てなくなるほどの重傷を負わされ、決勝戦に自分の代わりにケイを出場させるきっかけとなった。
『人柱篇』では、左目を失明したものの、それ以外には特にダメージが残っている様子はない。報復のためケイとコンビを組み、山扇会に挑み勝利したが、最終的に自分を襲わせた犯人が高津であると確信し(後にそれが正しいことが証明された)、高津組と決別の意を示す。その後自身についてきたリーニャとスーリャを母国に返そうとしていたが、無計画だったことと、2人が戸籍が無かったことでそれを断念し、サバイバル麻雀に途中参加し、優勝する。
『ミナゴロシ篇』では第28回竜凰位戦の副賞と主催者の野村から、白翁が裏にいると察知して、彼との決着をつけるために参戦する。
原作では大柄な体躯の持ち主だが、映画版では中肉中背になっている。
アミナ / 榊原 亜美奈
本作のヒロインの1人で、『コールドガール』では主人公。ケイに飼われている異国の少女。
人身売買により裏世界で密輸され戸籍・国籍がなく、ケイに入管に用心するようにその対策を教え込まれていた。後に裏世界の何でも屋・関による偽造ビザで自由の身となり、外出できるようになった。殺人や略奪が後を絶たなかった環境で育ち、人身売買の取引の経験の影響から、幼いながら「生きる」ことに非常にシビアな考え方を持つ。それゆえに、「お金よりも命が大事」という思想を持つ。
かつては南部(後述)の経営する人身売買の牧場で飼われており、後に関に買い取られ、関の組織が取り仕切る裏DVD等の商品として、まっちゃん(後述)に飼われて日常的に暴力を振るわれていた。同じ商品の少女達は皆諦めきって監視が甘い時でも逃げ出そうというそぶりすら見せなかったのに対し、唯一希望を捨てずに常に良い飼い主を探しており、ケイと初めて会った時からその瞳は希望に満ちていた。ケイとまっちゃんの勝負の途中にも、まっちゃんに殴られることを覚悟の上でタガログ語の通しに関するヒントを口にしてケイに教え、ケイの勝利のきっかけを作る。
まっちゃんに勝利した時点でトータル240万の勝利を収めていたケイにより、240万の代わりに引き取られた。関は「300万以下で売る気はなかった」が、(まっちゃんとの勝負中にいざこざもあって)特別にアミナを引き渡した。関曰く「前の主人も日本人で、1年ほどある程度の教育は施されている」ため、英語混じりで片言ではあるが、ネイティブレベルの日本語が喋れる(ただし、「現実主義」や「一軍」などは理解できず、物語序盤でケイに日本語を教わっている描写が存在する)。たまにケイと麻雀をしているが、他のゲーム(「スキージャンプ」などを体感できるようなゲームソフト)をしている場面もある。
実は腎芽腫を患っており、「ケイにバレたらまた捨てられる」と隠し続けた影響で末期まで進行してしまい、腎臓移植をしなければ助からない状況に陥り入院(ケイにバレる前は密かに関から薬を貰い痛みを抑えていた)。その腎臓のドナーを見つけるのがほぼ不可能な状況であるが、それを可能にする「名簿」を入手するためにケイは竜凰位戦の優勝を目指す。
『人柱篇』では、羽鳥にさらわれるも外国で腎臓移植に成功し病気を治して日本に戻り、ケイと再会するも自分のためにケイが苦しむことに耐えられずケイを避けるような態度を取るようになる。しかしその後、ケイを守る為にサバイバル麻雀に参加する。
『ミナゴロシ篇』では人質となり、足の指を半分失うもその後の後遺症は見られなかった。また、エピローグでケイと養子縁組で兄妹となったことが語られ、戸籍上でも上記の「榊原 亜美奈」となった。
『コールドガール』では高校生になり、主人公に昇格。元々の胆力にさらに磨きをかけている。
原作では色黒だが、映画版では色白に変更されている。
関 ひではる(せき ひではる)
本作の狂言回し。裏世界に通じる「何でも屋」であり、ケイを代打ち業に引き入れた張本人。
鋭い三白眼を眼鏡で装い、七三分けというサラリーマン風の出で立ち。普段は心の奥底を見せない飄々とした人物だが、意外と面倒見のよい面もある。
桜輪会との戦争で、ケイに「桜輪会を裏切ればアミナにビザをやる」と持ちかける。ケイはアミナのために一度はそれを承諾し、関が指示した「関を勝たせるための行動」を実行するが、その上でケイに敗北してしまう。その後、彼の仲間は殺されてしまったが、彼は「ケイとの約束を果たさせる」という意味で、高津の一存で逃がしてもらい、生き延びる。
まっちゃんの一件でケイにアミナを引き渡した後もアミナと密かに連絡を取っており、病気の痛みを抑える薬をアミナに渡していた(但し、「特別な薬、魔法の薬」と言っておきながら市販薬らしきものを渡しており、どれほど効果があったかは不明。プラシーボ効果で無理やり抑えていただけの可能性もある)。
第1部終盤近くにて再登場。顔を整形しており、眼鏡を外し、短髪に垂れ目という形相になっていた。羽鳥に拾われており、『人柱篇』では羽鳥のオヒキとなって対局に臨むが、勝負後に羽鳥に捨てられ、その後は桜輪会預かりの身となる。
『ミナゴロシ篇』ではほとんど登場していないが、エピローグでケイに引き取られたことが語られた。
畑山
一時的なケイの相棒。元々は、ごく普通の大学生であった。
一軍の試験でケイとコンビを組むが、破滅と不確実なスリルに対面した際にメッキがはがれる。大の缶コーヒー好き。中でも微糖を好み、本気を出す際はブラックコーヒーを飲む。
後に、薬物中毒により変わり果てた姿で、桜輪会との戦争の際にタヤオ側の代打ちとして再登場する。自身の破滅とスリルを求め、ピンポイントの読みに賭けたオープンリーチを中心とする独特のスタイルを作り、序盤は「負けても何かを失うのはバックの高津だけ」という状況にある堂嶋を圧倒するが、自身の両腕も賭けて退路を断った堂嶋に盛り返されてしまう。関からの戦力外通告に加え、ケイからの度重なる挑発により、自分が求めていたものを見つけ、終盤で関の命令を無視して独自に打ち始める。
勝負が始まった時点で重度の薬物中毒であり廃人寸前の状態だったが、一皮むけ、勝負が終わった後は堂嶋と気が合い、たまに打ち合うほどの仲になる。竜凰位戦では直接対決でケイを追い詰めるほどの打ち手となるが、大辻の手の者により拉致され、ケイのことを話すように拷問され、意思を貫くために最後まで拒否し、凄惨な虐待の末に殺害されてしまう。それでも最後まで牌譜を床に血で描き、雀士としての矜持を持ったまま死んでいった。
アイ
外伝『アイ〜もう一つの凍牌〜』の主人公。博多出身の女流雀士。たまに水商売の真似事もしている模様。
黙っていれば相当にスタイルの良い美人だが、ケイ以上に冷酷非情なクールビューティー。実は過去に義父から性的虐待を受けた悲惨な境遇を持ち、その経験から異常な洞察力(彼女は「瞳」と表現する)で相手の意図を推測することができる。また、徹底的に負かした相手には、指を賭けさせ、切り落とした後に指をトイレに流して絶望に満ちた表情を嘲笑う趣味がある。
松本を降し、ケイと勝負して序盤はその「瞳」で圧倒するが、ケイの捨て身の全牌オープン打ちで心の隙を晒してからは一転、完敗を喫す。以降、ケイへのリベンジを求めて表の世界でも勝負を重ねて竜凰位戦に参戦し、ケイと再戦する。「私の皇帝様」と(心の中で)呼び、ケイのことを気に入っている。
決勝まで残るも、ケイはもちろん一流である大辻にも前川にも「瞳」が通じず、当初は打ち込んでばかりだったが、自ら「瞳」に頼ることを捨て、牌だけを見るようにし、大辻や前川を一蹴するほど盛り返す。終局では純正九蓮をテンパイさせトップのケイと一騎討ちとなる。
『人柱篇』では仙台で松本相手に苦戦するケイと関に助け舟を出し、サバイバル麻雀にも参加し、手堅い打ち筋で自身はラスを引くことはなかったが、ラスを引いてロシアンルーレットで弾が出たケイを咄嗟に庇い、チョンボとみなされロシアンルーレットで死亡。
暴力団・代打ち
高津組
高津 則之
外伝『麻闘伝 ぬえ』の主人公。
関東一円におよぶ暴力団組織・桜輪会傘下、高津組組長。41歳。麻雀賭博代打ち集団の「一軍」を率いる。柳の遺志を継ぎ、ケイを利用、サポートする。
いつも冷静だが、タヤオの組織と麻雀勝負の日取りを決めるための会合では柳を撃った犯人をいきなり銃殺するという激情的な一面を持っている(その際、危うくその場で銃撃戦になりかけた)。
かつては代打ちだったが、その才能が開花する前に大辻に摘み取られ、引退した身であった。第1部終盤で大辻が命惜しさにその約定を破棄したため、『人柱篇』以降では自身も卓に着いて戦うようになる。
『人柱篇』で、竜凰位戦の際に堂嶋が襲撃されたのは高津の差し金(つまり、堂嶋に依頼しておきながらの自作自演)だったことが判明。そこからは野心を露わにして、桜輪会内部の反・高津の立場の幹部を皆殺しにする。ケイに対しても態度を豹変、これまで面倒を見てきたことなどまるで全てが嘘だったかのように振る舞う。桜輪会二代目襲名に合わせて、ラスになったら半荘終了後にロシアンルーレットをするサバイバル麻雀を開催する。
麻雀の実力も高く、ケイの想像以上に賢いところを見せる。しかし、ケイが高津の読みをさらに上回り、最終的にはわざとチョンボするように仕向けられて死亡。引き金を引く手には一切の震えは無かった。
『ミナゴロシ篇』にて高津が所持していた「名簿」は消え、行方不明かに思われていたが、後に、ケイに「名簿」を託していたことが発覚した。
柳
松本
桜輪会の一軍に居座る年配雀士。組からは「ジイサマ」と呼ばれ慕われている。
じっくりと腰の据えた重い打ち筋が特長。冷徹な思考を持っているとは言えまだまだ若く突っ走ることもあるケイに対し、「高校の友は一生の友」「お前さんはもっと今の時間を大切にするべきだ」と貫禄を見せたり、「(冷静な打ち方を)見せる」ために麻雀を打ったりするなど、何かとケイを気にかけていた。
アイとの勝負に敗北し、指を全て切り落とされる。この出来事を機に代打ちを引退するが、『人柱篇』で再会したケイと勝負をすることとなる。ケイがアイを打ち負かしたことにより指を全て取り返したが、後に再登場した際には指はつながったものの障害が残りまともに動かせなくなったことが語られる。実は癌が転移しており、長くは生きられない状態だった。最後にケイに励ましの言葉をかけて死亡した。
イケ / 池沢 春俊(いけざわ はるとし)
カズ
倉橋組
倉橋
その他
叶 正一(かのう)
宮地 拓郎
『人柱篇』より登場。仙台宮地一家5代目組長。15歳。高津の開いたサバイバル麻雀大会に参戦する。麻雀歴は3ヵ月と短いものの強運と、ロシアンルーレットの引き金を臆する事なく平然と引く度胸を武器に戦い、高津やケイからも大物になるとその素質と才能を評価されている。
サバイバル麻雀大会では初戦から出場し、天和を和了るなど、堂嶋を彷彿とさせる場面もあったが、麻雀歴の浅さによる周囲との地力の差から次第に追い詰められてラスを引き、最後は他の3人と自分との麻雀の力量差を実感し完敗だと認め、ロシアンルーレットを生き延び、リタイアした。
『ミナゴロシ篇』でも登場し、竜凰位戦の本選に進出、準決勝まで進むが、真木の策略の前に敗れる。
ケイの関係者
桂木 優 / 榊原 優
本作のヒロインの1人。ケイの古い付き合いの幼馴染。また、ケイに麻雀を教えたのは彼女の父親である。
ケイに恋愛感情を抱いており、ケイが何か危険なことに加担しているのではと心配する。昔の慎重なケイに戻ってもらいたい一心で、上野と組み、賭け麻雀でケイを負かそうとするがケイに見破られ失敗。それが原因でケイとは一時期、絶縁状態になる。
その後、上野に半ば騙された形で昇心会の代打ち兼人質としてケイと対峙させられる。対局中、彼女を痛めつければケイが勝つことは無いと読んだ昇心会により「極道の男でさえも叫んでしまう」程の状況に置かれるが、自分に「ケイに対する人質としての価値」が生じてしまうことが最もケイにとって迷惑をかけることだと察し、最後までケイに助けを求めず麻雀を打ち、卓上でケイに思いを告げる。対局に勝ったケイに対して、昇心会が上野と自分の身柄の買い取りを持ちかけた際も自ら断り、ケイに今生の別れを告げる。最終的に一部始終を見ていた高津が5000万で買うという形で救われた。
『人柱篇』において、再びケイと対面、本来なら殺されるはずだった局面で、最終的な勝利のためにケイが身代わりとなり、ケイの代打ちとして羽鳥に挑む。その後、羽鳥の態度に憤慨し、羽鳥を刺し殺した。以後は、ケイに対して前にも増して献身的になり、精神の均衡を欠いたような姿も描写される。
関に促され、高津を殺しケイを開放するためにロシアンルーレット麻雀に参加するが、力およばず敗れ、ラスになる。実弾を高津に向けて発砲したが、失敗し、本多に撃たれ、意識不明になる。
『ミナゴロシ篇』においては回復し元の生活に戻っている。しかし、意識不明の影響か『人柱篇』での出来事の記憶は失ってしまっている。エピローグではケイと結婚。
顔つきは「ケイと似ている」ことを読者から指摘されたことがあるが、これに関しては連載当初「Kが麻雀打てない非常時に優がKになりすまして打つ」というアイデアがあったから、とのこと。
上野 真一
ケイの同級生。1991年4月21日生まれ、さいたま市本川吉在住。
自分が一番でなければ気が済まない傲慢な性格で、ケイほどではないが非凡な記憶力とイカサマを駆使して友人からゲームで金を巻き上げている。優からケイを負かして欲しいと頼まれた時は、彼から大金を巻き上げて自分の優位を示したいという意図で勝負を挑む。序盤はケイを上回るかのような記憶力を見せ優位に立つが、次第に本領を発揮したケイに手も足も出なくなっていき敗北する。
その後も上記の性格が災いし、不良グループの女に手を出してしまい、麻雀で金を稼ごうとするが、運悪く堂嶋と畑山の2人と同卓となって、昇心会のヤクザに借金を重ねてしまう。優をケイの弱点と見定め、彼女を騙して昇心会の代打ちとしてケイに挑むが、やはり力はおよばなかった。その後、消息不明になるが、『人柱篇』で羽鳥に買われたが死亡した事実が確認される。
各エピソード
竹地 覧二(たけち かんじ)
まっちゃん
本名不明。「まっちゃん」はネット麻雀でのハンドルネーム、および仲間内の愛称。両肩に刺青を彫ってある。
アミナをはじめ、沢山の「商品」を飼っており(実際には関が統轄している)、ネット麻雀を使って一般人も巻き込んでいる。3対1のグループ打ち、(一般的な日本人がタガログ語を理解出来ないことをいいことに)隠そうともしないタガログ語による通し、すり替えや握り込みといったイカサマを使う、「勝負」「喧嘩」よりも「イジメ」が好きな男。両刀使いで、ハメて借金させた相手が男で小奇麗な場合はAVで掘って清算させる。
ケイも同様の手口でハメてイジメようとするが、ケイの記憶力と策略の前にイカサマを全て看破され破られる。窮地に立った途端に暴力で勝負を無効にしようとするが、ちょうどその場に現れた関に撃たれ、「商品にキズを付けすぎた(暴力を振るい続けた)挙句、無断で商品の少女達を使い、裏DVDで勝手に稼いでいた」ことが関の逆鱗に触れ、彼に脅されてそのまま勝負を続行させられる。さらに仲間だった男らからも見放され、必死に1人でケイに対抗しようとするがかなわず、最終的には失血死して勝負は終わる。
レインマン
由紀/ユキ
『アイ〜もう一つの凍牌〜』と『ミナゴロシ篇』に登場するアイの高校時代の後輩。アイを慕っており、その死の遠因となってしまったケイに複雑な感情を持っている。
アイの能力「瞳」に倣い、「千里眼」と称するアイの「瞳」と同じ能力だけで無く、人の恐怖を匂いで読み取る能力を持つ。その能力から九州では「千里眼のユキ」の異名で呼ばれている。能力面でこそアイと互角以上であるが勝負への覚悟では劣る。第28回竜凰位戦の本選に進出し、準々決勝でケイを自身の「千里眼」で翻弄するも、ケイを倒す事に執着してしまいトップを狙っていた事とケイが2着以上を狙う事で恐怖の気配を消したケイに、僅かな差で敗北する。試合後にケイとの対話で自身が負けた理由を納得し、ケイに自身が大会に出場した理由を語り、最後に柊純に気をつけるよう忠告をした。竜鳳位戦後にはケイからの頼みで、倉橋や田代らの場に同席し、自身の千里眼で田代の嘘を見破った。
北村 啓太郎
前川
表世界の麻雀タイトル7冠のうち、5冠を保持しトップに君臨するプロ雀士。トッププロ時代は非常に人気があり、彼を「先生」と慕い応援する多くの人が老若男女問わずいた。「誰よりも麻雀を深く愛する男」と評されるほどの麻雀の虫で、「麻雀は囲碁や将棋にも劣らないすばらしいゲーム、だからこそもっと一般にも普及させたい」と強く願っていた。それ故に、後述の大辻の態度には我慢がならず内心では深く敵視するようになる。
第27回竜凰位戦の決勝に進出する。アイの「瞳」も通じず、また大辻の得意の鳴き速攻をかわしつつ絞って手役を作る実力者であるが、大辻のイカサマの前に義憤を募らせると同時に心を折られてしまい、危うくテレビ中継の前でイカサマをしかけてしまい、ケイに止められてしまう。「イカサマをやる」と心中で決めたこの時、すでに引退を覚悟していた。
『人柱篇』では現役を引退しており、かつての屈辱を晴らすため高津の開いたサバイバル麻雀大会のロシアンルーレット麻雀に招待選手として参戦し初戦から出場するが、オーラスでケイが自身の予想とは違う選択をしたため、初戦でいきなりラスを引き、直後のロシアンルーレットで死亡。
八木
かつての表のプロ雀士で、前川のライバルでもあった。「光を消す男」の異名を持っている。これは八木自身がそれほどハデな和了りを見せない事で自身の光を消す事と、相手に自分の麻雀をさせないようにする事の2つから来ている。
第27回竜凰位戦では主に解説役を務めた。裏の世界の雀士の打ち筋や雰囲気についても知っている節があり、「今年の竜凰位戦は観戦者としても面白い」と評していた。眼力も確かで、大辻が牌をすり替えたという事実に気づいていた数少ない観戦者の一人。
『ミナゴロシ篇』の第28回竜凰位戦では一般人として参戦し、本選に進出する。準々決勝はトップ通過し、準決勝では1回戦では巧みな麻雀で他の3人を圧倒し、トップになるも2回戦目では数馬の予想外の攻めに屈し、その後は自身はこれまでであると悟り勝利を諦め勝負から降りた。竜凰位戦に参戦した理由は自身の最大のライバルであった前川が勝てなかった竜凰位戦で、自身が何処までやれるのか試す為であった。
大辻 巌(おおつじ いわお)
数十年(本人曰く60年)に渡り不敗を誇る伝説的な雀士。小柄で禿げ頭の怪老人。75歳。
傲岸不遜で常に人をおちょくる言動をするが、腕は相当立つ。他家が高い手を聴牌していた場合、その和了を阻止するために自分の聴牌を蹴ってでも別の他家に差込みにいく、所謂「上がらせない」戦法をとる。イカサマの腕前も、テレビカメラが見ている前でツモ山を平然とすり替えられるほど。本性は残虐かつ嫌味で、「子供の死ぬところなんか滅多に見れん、なぜワシを呼ばん」などと笑いながら平然と言い放つ俗悪な人物。
戦時中・終戦前後(当時10歳)から牌を握っており、一番軽い9ソーと一番重い1ソーのみとはいえ牌のわずかな重さの違いすらわかるほどの感覚を持つ。登場時の10年前にはすでに引退していたのだが、「名簿」を手に入れるために山扇会の叶に依頼され、第27回竜凰位戦に参戦する。
竜凰位戦の決勝でケイとアイ、前川の全てを敵に回してしまい、3人に追い詰められたためすり替えなどの本領を発揮、一度はまた盛り返しながら、そのイカサマを看破し利用したケイに再び追い詰められ、「あなたが無敗でいられたのは、自分より強い相手と闘ってこなかっただけだ」と見下される。最後は全ての手牌がケイとアイのどちらかの当たり牌になるという状況に陥り、ケイに命乞いするが拒否されてしまう。直後、口封じのため後ろ盾だった暴力団(カメラクルーに偽装して潜り込んでいた)により対局中に射殺され、竜凰位戦の最後は滅茶苦茶になってしまった。なお、その時手からこぼれた牌はケイの当たり牌である1ソーであった。
人柱篇
羽鳥(はとり)
政治家・羽鳥秀夫の1人息子である御曹司。北海道美瑛町在住。第1部終盤近くから登場。
生まれてから政治家である父親に「いい子」であることを強要され続け、その鬱憤から高校受験を控えた折、父の第11期の選挙中に万引きを犯し、そのときの興奮に病み付きとなる。
高校時代に母親が死に、父は1年前に他界して自由の身になったのを機に大学を中退。過去に味わったスリルを求めるようになり、多くの遺産を元手に悪友たちと共に殺人を含めた数多くの犯罪に手を染めた。反省や懺悔の念などはなく、刹那的な快楽さえ満たせれば構わない自分勝手な男で、他者を見下すような口や態度をとるため評判も悪い。なお、父親は立派そうな言葉とは裏腹に愛人がいたことを知っていたため、すさまじく嫌悪していた。ネット麻雀「天下荘」でランキング1位であり、ハンドルネームは「アイスマン」。
竜凰位戦で優勝し、日本一となったケイにアミナの返還と名簿を賭けた勝負を申し込むが、敗れる。その後、優に刺殺されるという末路を辿った。
ケイの両親
南部(なんぶ)
アミナの(まっちゃんに飼われる前の)元飼い主を名乗る男。サングラス、オールバック、無精ひげが特徴。
関によれば、元は芸能関係の仕事をしていたらしく、「超がつくほどのロリコンであり、その性格が災いして芸能界で多く問題を起こした」ことがある。その上、性欲を満たすために海外へと渡って東南アジアに大きなコネをつくり、少女を輸入する闇商売を始めたという。アミナもそのうちの1人であり、関は彼からアミナを買い取った。その一方、元代打ちでもあったらしく、かつて九州では名の通った裏プロであったが、アイドルを自殺に追い込んだ件の落とし前として右手の指を全て切断されている。
雀卓の仕掛けを利用したイカサマをケイに見破られ、スーリヤ、リーニャの代わりに叶と共にケイ・堂嶋に挑むも敗北。叶からは見逃してもらうが、外へ逃げ出したところを後ろから追ってきた暴漢たちに襲われる。
スーリヤ、リーニャ
ミナゴロシ篇
白翁(はくおう)
バイト先の先輩
松川
かつて高津が所有していた雑居ビルを狙う「半グレ」の男。見開いた眼と剥き出しにした歯並びが特徴。
雑居ビルの所有権をめぐり、カズを打ち負かし、「実権はない」といったカズに「嘘つきには罰を」というコンセプトのもと、カズに毒(フグ毒)入りのジュースを飲ませた。カズを救出しに来たケイと「翻数が先に30翻に達したものが勝ち、雑居ビルの所有権を得る」麻雀で対局し、個人的なケイからの要望で「負けたらコップ一杯、勝者から指定されたものを飲む」というサシウマ(=戦争)を承諾する。重圧がかかる勝負の末にケイに敗北し、ケイから指定されたコップ一杯分の麻雀牌を飲まされる破目になる。
雑居ビルをめぐる麻雀勝負のルールは、ナシナシ(喰いタンヤオ、後付けナシ)、完全先付け制度、リーチ一発と裏ドラ、カンドラはなし、ドラは翻数に入れる、役満は15翻でリーチやドラも翻数に加えることができる(国士無双の加カンあがりもチャンカンと別にして16翻にできる)。
その後、竜凰位戦で仲間のリキを関西予選Cから排出する場面に居合わせていたが、後にMIYAへの暴行の件で野村の手先に殺されてしまう。
柊 純(ひいらぎ じゅん)
戸村(とむら)
ライトマン
MIYA
書誌情報
- 志名坂高次 『凍牌』 秋田書店〈ヤングチャンピオンコミックス〉、全12巻
- 2006年12月20日発売、ISBN 978-4-253-14778-1
- 2007年5月18日発売、ISBN 978-4-253-14779-8
- 2007年10月19日発売、ISBN 978-4-253-14780-4
- 2008年4月18日発売、ISBN 978-4-253-14781-1
- 2008年9月19日発売、ISBN 978-4-253-14782-8
- 2009年1月20日発売、ISBN 978-4-253-14783-5
- 2009年6月19日発売、ISBN 978-4-253-14802-3
- 2009年10月20日発売、ISBN 978-4-253-14803-0
- 2010年2月19日発売、ISBN 978-4-253-14804-7
- 2010年7月20日発売、ISBN 978-4-253-14805-4
- 2011年1月20日発売、ISBN 978-4-253-14806-1
- 2011年6月20日発売、ISBN 978-4-253-14840-5
- コンビニコミック 志名坂高次 『裏レート麻雀闘牌録 凍牌』〈秋田トップコミックス ワイド〉 秋田書店
- 少年地獄編 2009年1月10日初版発行 ISBN 978-4-253-24591-3
- 物語序盤 - 桜輪会対関一派との抗争編を収録
- 少女地獄編 2010年1月10日初版発行、ISBN 978-4-253-24592-0
- 上野&優VSケイ(優の麻雀地獄編)、アイ編、アミナの過去編を収録
- 竜凰位戦死闘編 上巻 2011年9月10日初版発行、ISBN 978-4-253-24314-8
- 単行本7巻第67話 - 単行本10巻第90話までを収録
- 竜凰位戦死闘編 下巻 2011年9月10日初版発行、ISBN 978-4-253-24315-5
- 単行本10巻第91話 - 単行本12巻最終話までを収録
- 志名坂高次 『凍牌 〜人柱篇〜』 秋田書店〈ヤングチャンピオンコミックス〉、全16巻
- 2011年10月20日発売、ISBN 978-4-253-14943-3
- 2012年3月19日発売、ISBN 978-4-253-14944-0
- 2012年8月20日発売、ISBN 978-4-253-14945-7
- 2013年1月18日発売、ISBN 978-4-253-14946-4
- 2013年6月20日発売、ISBN 978-4-253-14947-1
- 2013年11月20日発売、ISBN 978-4-253-14948-8
- 2014年3月20日発売、ISBN 978-4-253-14949-5
- 2014年7月18日発売、ISBN 978-4-253-14950-1
- 2014年12月19日発売、ISBN 978-4-253-15216-7
- 2015年5月20日発売、ISBN 978-4-253-15217-4
- 2015年8月20日発売、ISBN 978-4-253-15218-1
- 2016年1月20日発売、ISBN 978-4-253-15219-8
- 2016年6月20日発売、ISBN 978-4-253-15220-4
- 2016年11月18日発売、ISBN 978-4-253-15221-1
- 2017年3月17日発売、ISBN 978-4-253-15222-8
- 2017年7月20日発売、ISBN 978-4-253-15223-5
- 志名坂高次 『凍牌 〜ミナゴロシ篇〜』 秋田書店〈ヤングチャンピオンコミックス〉、全10巻
- 2018年4月20日発売、ISBN 978-4-253-14131-4
- 2018年9月20日発売、ISBN 978-4-253-14132-1
- 2019年1月18日発売、ISBN 978-4-253-14133-8
- 2019年6月20日発売、ISBN 978-4-253-14134-5
- 2019年10月18日発売、ISBN 978-4-253-14135-2
- 2020年3月19日発売、ISBN 978-4-253-14136-9
- 2020年7月20日発売、ISBN 978-4-253-14137-6
- 2020年12月18日発売、ISBN 978-4-253-14138-3
- 2021年5月20日発売、ISBN 978-4-253-14139-0
- 2021年8月19日発売、ISBN 978-4-253-14140-6
- 志名坂高次 『凍牌 コールドガール』 秋田書店〈ヤングチャンピオンコミックス〉、既刊6巻(2024年1月18日現在)
- 2022年3月17日発売、ISBN 978-4-253-30701-7
- 2022年7月20日発売、ISBN 978-4-253-30702-4
- 2022年11月18日発売、ISBN 978-4-253-30703-1
- 2023年4月20日発売、ISBN 978-4-253-30704-8
- 2023年9月20日発売、ISBN 978-4-253-30705-5
- 2024年1月18日発売、ISBN 978-4-253-30706-2
- 物語序盤 - 桜輪会対関一派との抗争編を収録
- 上野&優VSケイ(優の麻雀地獄編)、アイ編、アミナの過去編を収録
- 単行本7巻第67話 - 単行本10巻第90話までを収録
- 単行本10巻第91話 - 単行本12巻最終話までを収録
実写版
前田公輝主演。キャッチコピーは「ぼく達は、生きるために闘う。」
スタッフ
- 監督・脚本:小沼雄一
- 製作:香月淑晴
- 企画:小野誠一
- プロデューサー:川上泰弘
- 撮影:小林嘉弘
- 照明:大町昌路
- 録音:山田均
- 音楽:宇波拓
- 衣裳:岡本佳子
- メイク:佐々木愛
- スチール:守谷美峰
- 助監督:山口雄也
- 制作担当:大谷弘
- 闘牌指導:最高位戦日本プロ麻雀協会
- 宣伝協力:コミュニティアド
- 制作:ケイズエンターテイメント
- 製作・配給:エスピーオー
キャスト
- ケイ:前田公輝
- アミナ:茜音
- 堂嶋:市瀬秀和
- 関ひではる:一條俊
- 桂木優:東亜優
- まっちゃん:深水元基
- 倉橋:吉沢眞人
- 畑山:小手山雅
- 柳:笠原紳司
- 上野真一:永田卓也
- 高津:本宮泰風
- アイ:松本若菜
- イケ:溝呂木賢
- 前川:佐野圭亮
- 大辻:漆崎敬介
オリジナルビデオ
作品一覧
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜Vol.1(2013年)
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜Vol.2(2013年)
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜Vol.3(2013年)
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜Vol.4(2013年)
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜Vol.5(2013年)
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜Vol.6(2013年)
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜Vol.1(2013年)
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜Vol.2(2013年)
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜Vol.3(2013年)
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜Vol.4(2013年)
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜Vol.5(2013年)
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜Vol.6(2013年)
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜 全日本竜凰位トーナメント篇
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜 全日本竜凰位トーナメント篇Vol.1(2013年)
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜 全日本竜凰位トーナメント篇Vol.2(2013年)
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜 全日本竜凰位トーナメント篇Vol.3(2013年)
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜 全日本竜凰位トーナメント篇Vol.4(2013年)
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜 全日本竜凰位トーナメント篇Vol.5(2013年)
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜 全日本竜凰位トーナメント篇Vol.6(2013年)
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜 全日本竜凰位トーナメント篇Vol.1(2013年)
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜 全日本竜凰位トーナメント篇Vol.2(2013年)
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜 全日本竜凰位トーナメント篇Vol.3(2013年)
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜 全日本竜凰位トーナメント篇Vol.4(2013年)
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜 全日本竜凰位トーナメント篇Vol.5(2013年)
- 凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜 全日本竜凰位トーナメント篇Vol.6(2013年)
テレビアニメ
2024年より放送予定。
スタッフ(テレビアニメ)
- 原作 - 志名坂高次
- 監督 - 羽鳥潤
- シリーズ構成 - 國澤真理子
- キャラクターデザイン - 姉崎早也花
- 音楽 - 白戸佑輔、岸田勇気
- アニメーション制作 - イーストフィッシュスタジオ