出ましたっ!パワパフガールズZ
アニメ
原作:クレイグ・マクラッケン,
シリーズディレクター:石黒育,
シリーズ構成:浦沢義雄,
キャラクターデザイン:しもがさ美穂,
メカニックデザイン:佐藤元,
音楽:TAICHI MASTER,
アニメーション制作:東映アニメーション,
製作:テレビ東京,アニプレックス,
放送局:テレビ東京,
話数:全52話,
漫画
原作・原案など:プロジェクトPPGZ,
作画:込由野しほ,
出版社:集英社,
掲載誌:りぼん,
レーベル:りぼんマスコットコミックス,
巻数:全2巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『出ましたっ!パワパフガールズZ』(でましたっ!パワパフガールズゼット)は、2006年から2007年までテレビ東京系列ほかで放送された日本のテレビアニメ作品。東映アニメーション創立50周年記念作品でもある。
概要
カートゥーン ネットワークの看板として名高いクレイグ・マクラッケンの『パワーパフガールズ』を原作とし、4クール全52話が放送された。
カートゥーン ネットワークは東映アニメーションに、「アジア版パワーパフガールズを作って欲しい、だから原作を気にせず自由にやってくれ」と要望した。これを受けた東映アニメーションのプロデューサーが出したコンセプトは『エロカッコイイ』であり、そのためプロモーション用ポスターと映像が、原作では二頭身でポップな絵柄であった作風とは、まったく違うものであった。2005年にパイロットフィルムが制作された。2006年7月からテレビ東京系列で本作がスタートした 本作のシリーズディレクターは、テレビアニメ『一休さん』で総作画監督を務めた動画工房のベテランアニメーター・石黒育が担当。このため、動画工房も各話協力の形で制作に携わった。キャラクターデザインには、『セーラームーン』の作画監督や『キューティーハニーF』のキャラクターデザインを担当したしもがさ美穂が起用された。他にも佐藤元など多数が参加している。なお、シリーズ構成を浦沢義雄が担当しており、全体的にシュールな世界観となっている。
シリーズ序盤の作風は比較的おだやかであるが、少しずつテンポアップしていき、シリーズ中盤から終盤にかけては本家のオマージュやパロディ、小ネタを多く取り入れるまでになった。特に後期オープニングアニメーションにはそれが最も表れた形になっている。また、ダンスを連想させる変身バンクは『おジャ魔女どれみシリーズ』に参加していた長峯達也や冨田与四一によるものになっている。
また、この作品のコミカライズ版が『りぼん』2006年8月号から2007年7月号まで連載された。作画担当は込由野しほ。世界観はテレビアニメ版に準じているが、ストーリーと一部キャラクターはオリジナルとなっている。
原作からは公認されているものの権利の都合上本放送以降は、カートゥーン・ネットワークでの再放送のみと日本国内での視聴は限定的である時期が長かった。令和の現在ではdアニメストアを始めとする各種オンデマンドサイトで配信を見る事が可能である。
ストーリー
ある日、東京CITYにてユートニウム博士と助手で息子の北沢ケンが謎の物質ケミカルXの研究をしていたところ、デジタル犬のピーチが誤って大福をケミカルXの中に混入させてしまい、ケミカルZが完成する。ちょうどその時、東京CITY湾に巨大氷山ができるほど寒冷化するという謎の異常気象が発生する。そこでケンはケミカルZをレーザー光線にして研究所から氷山に向けて発射。氷山は無事に破壊されるが、同時にケミカルZは白い光と黒い光となって東京CITYに降り注いでしまう。赤堤ももこ、豪徳寺みやこ、松原かおるの3人の少女はケミカルZの白い光を偶然浴び、スーパーヒロインに変身する力を得たことで「パワパフガールズZ」が誕生した。3人は東京CITYの平和を守るため、日夜ケミカルZの黒い光が生み出したモンスターたちと戦う。
登場キャラクター
必殺技
ハイパー・ブロッサム(Hyper Blossom)
赤堤ももこが変身後に使う技。特殊なヨーヨーを駆使した打撃技、拘束技を得意としている。甘いものに目が無い性格なためか、ほとんどの技に甘いものの名前がついている。
シューティング・ヨーヨー(Shooting Yo-Yo)
スピニング・ヨーヨー(Spinning Yo-Yo)
いちご大福スピン(Ichigo-Daifuku Spin)
杏仁豆腐シュート(Annin-dofu Shoot)
アイスクリーム・シュート(Ice Cream Shoot)
フルーツ・シュート(Fruits Shoot)
ライトなホワイトチョコ・シュート(Light White Choco Shoot)
パンナコッタ・シュート(Panna cotta Shoot)
クリームあんみつ・ヨーヨー(Cream Anmitsu Yo-Yo)
アップルパイ・シュート(Apple Pie shoot)
マカロン・シュート(Macaroon Shoot)
ババロア・スピン(Bavaroise Spin)
バームクーヘン・シュート(Baumkuchen Shoot)
白玉あんみつ・スピン(Shiratama-Anmitsu Spin)
ナタデココ・シュート(Nata-de-Coco Shoot)
フレッシュ・ジュース・ザ・ループ(Fresh-Juice the Loop)
シューティング・アップルパイ(Shooting Apple-pie)
シューティング・ベリータルト(Shooting Berry Tart)
シューティング・みかんゼリー(Shooting Tangerine Jelly)
スピニング・フルーツ大福(Spinning Fruit Rice Cake)
ビッグ・パフェ・シュート(Big Puffet Shoot)
みつ豆ケーキ・シュート(Sweet Bean Cake Shoot)
犬のお散歩(Walk the Dog)
月見団子・スピン(Moongazing Rice Ball Spin)
月餅セブン・シュート(Mooncake Shoot)
ザッハトルテ・シュート(Sachertorte Shoot)
モンブラン・シュート(Montblanc Shoot)
コーヒーゼリー・シュート(Coffee Jelly Shoot)
宇治金時シュート(Uji-kintoki Shoot)
シューティング・ミルフィーユ(Shooting Millefeuille)
キャラメルシュート(Caramel Shoot)
スピニングプリン(Spinning Pudding)
たこ焼きスピン(Takoyaki Spin)
揚げせんスピン(Fried Rice Cracker Spin)
シューティング・カステラ(Shooting Castella)
シューティング・クリスマスケーキスペシャル(Shooting Xmas Cake Special)
わらびもちスピン(Bracken Rice Cake Spin)
スピニング・金粉ショコラ(Spinning Gold Flake Chocolat)
モンブラン・スピン(Montblanc Spin)
スピニング・チョコファッジ(Spinning Choco-fudge)
金時堂特製アンコ・シュート(Bean Paste Kintokido Special Shoot)
みたらし団子シュート(Sweet Soy Sauce Rice Patty)
大納言シュート(Sweet Bean Paste Shoot)
シューティング・ババロア(Shooting Babaloa)
明石焼き・スピン(Akashi-style Octopus Puff Spin)
シューティングいちごミルフィーユ(Shooting Strawberry Mifiellu)
いちごサンデーシュート(Strawberry Sundae Shoot)
スペシャル・メロンクリーム・シュート(Special Melon Cream Shoot)
キャラメル・ブルーベリー・シュート(Caramel Blueberry Shoot)
バナナ・クレープ・シュート(Banana Crepe Shoot)
どらやき・スピン(Bean Paste Pancake Sandwich Spin)
クロテッド・スコーン・シュート(Clotted Scone Shoot)
ティラミス・シュート(Tiramisu Shoot)
スピニング・タートル(Spinning Turtle)
カステラ・スピン(Castella Spin)
シューティング金時堂特製大福(Shooting Kintokido Special Bean Paste Dumpling)
リボン・ブーメラン(Ribbon Boomerang)
スピニング・みかんムース(Spinning Tangerine Mousse)
アップルヨーグルト・シュート(Apple Yogurt Shoot)
カスタードプリン・シュート“メロンシロップ付き”(Custard Pudding Shoot with Melon Syrup)
ローリング・バブルス(Rolling Bubbles)
豪徳寺みやこが変身後に使う技。ロッドからシャボン玉を出すことができる。シャボンの膜をレンズにする事も可能。必殺技ではないが、最初はロッドをブーメランのように投げていた。技には補助的な技が多い。
バブル・シャンペーン(Bubble Champagne)
バブル・ぽよ〜ん(Bubble Poyon)
バブル・ポッパー(Bubble Popper)
バルーン・キャッチャー(Balloon Catcher)
バブル・ねばねば(Bubble Neba-Neba)
エネルギーボール(Energy Ball)
シャボン・フリーダム(Shabon Freedom)
パワード・バターカップ(Powered Buttercup)
松原かおるが変身後に使う技。「パワード」だけあって、伸縮自在の巨大ハンマーを駆使した力技が多い。
メガトン・ダンク(Megaton Dunk)
グラビトン・ドライブ(Graviton Drive)
スマッシュ・ブロック(Smash Block)
スウィング・ソニック(Swing Sonic)
ハリケーン・ルッツ(Hurricane Lutz)
元はモジョが使用していた技で、これを見て真似したのが最初である。
スウィングソニック・ラッシュ(Swing Sonic Rush)
???ビーム(??? Beam)
合体技
ミラクルファイティングキック(Miracle Fighting Kick)
トリプル・サイエンス・アタック(Tripple Science Attack)
祝! 飛行解禁パンチ(Congrats! Repeal of the PPGZ Ban Punch)
ウェディングケーキ・フィニッシュ(Wedding Cake Finish)
第51話ではウェディングケーキ・ブロッサム・フィニッシュ(Wedding Cake Blossom Finish) の名前で使用した。
ラブラブビーム(Love Love Beam)
バブルス・フィニッシュ(Bubbles Finish)
バターカップ・フィニッシュ(Buttercup Finish)
用語
舞台
東京CITY
第39話Bパートでは、千葉・名古屋・北海道といった地名も登場し、日本列島が舞台であることが見受けられる。ただ、「8歳のケンが大学院を卒業している」など、教育課程は現実と異なり融通が利くようである。
国際科学研究所
現在はユートニウム博士とその息子の北沢ケンの仕事場となっており、彼らは寝泊りもここで行っている模様。その他の研究員がいるかどうかは確認されていない。研究のほかにはパワパフガールズZの待機場所にもなっており、彼女たちは学校の帰りなどにここに立ち寄っている。
セキュリティについては杜撰と言えるレベルで、ケミカルZが盗まれてしまうどころか侵入者警報も鳴らなかったり、悪者を捕らえても脱走を許してしまうという失態を演じることが多い。
謎の異常気象
第1話Bパートで発生した異常気象で東京CITYに現れた氷山の内部にはカレの体から抜き出された黒い光を封じたケンナイニウム へが塗られた箱が閉じ込められていて、ケンが照射したケミカルZによって氷山の消滅と同時に白い光と黒い光となって飛び散り、パワパフガールズZやモンスター誕生のきっかけを作った。最終話ではカレがモンスターたちから奪った黒い光と自身の能力で起こす富士山の噴火の影響で再び発生し、ガールズがカレを封印する最後の決め手となった。
ケミカルZ関連
ケミカルZ
黒い光は憎しみや嫉妬心のような生き物のマイナスの思念に引き寄せられたようだが、白い光の方はもともと子供達に向かって降り注いだ(それをももこ達が庇った)ため詳細は不明。
光を浴びた者は、互いに立ち昇るオーラが見えるため光を浴びた生物であるかが確認できる。ただし、黒いオーラは辺りが暗いと見えにくい。詳しい性質は不明だが、ケミカルZを利用した道具も開発されており、様々な分野で応用が利く物質である。
白い光
ケミカルZを氷山に照射した際、飛び散った光。その正体は平賀ケン内が作り出したケンナイニウム へが発生の大本で、巨大氷山の中にケンナイニウム へを塗った箱が入っていた為に、氷山消滅の際に飛び散った。黒い光のエネルギーを封じる効果があるらしい。
飛び散った白い光は全部で7つで、これを浴びたももこ、みやこ、かおるの三人はパワパフガールズZへ変身し、デジタル犬のピーチは言葉を喋れるようになるなどの特殊能力を得た。残りの3つは時空を越えていた事が第51話で判明。
黒い光
ケミカルZを氷山に照射した際、飛び散った光。ケミカルZの影響で、浴びた者をモンスターへと変化させる。元々はカレの体内にあったカレの精神にしてエネルギー源。
カレの体から抜き出された黒い光はケンナイニウム へを塗った箱の中に入れられ、海に沈められたが、何らかの原因で巨大氷山の中に入り込み、ケミカルZを氷山に照射し、氷山消滅と同時に白い光と共に東京CITY中に飛び散った。
姫子やアメーバボーイズが浴びた時、突然軌道を変えて降って来た事から、モンスターになる資質のある者をある程度選ぶ性質があるらしい。
オーラ
黒と白の光のエネルギーを体内に宿す者の体から出ているもの。白い光の力を宿した者は白く輝くオーラ、黒い光の力を宿した者は黒いオーラが出る。
普通の人間には目視する事ができず、黒と白の光の影響を受けた者同士でのみ視覚が可能。ピーチは黒いオーラを鼻のセンサーで識別する事でモンスターの出現を感知できる。
黒いオーラはモンスターが悪い事を考えている時などに出るらしく、第9話Bパートではミス・ベラムへの愛のために行動したファジーには黒いオーラが出なかった。
白い光
飛び散った白い光は全部で7つで、これを浴びたももこ、みやこ、かおるの三人はパワパフガールズZへ変身し、デジタル犬のピーチは言葉を喋れるようになるなどの特殊能力を得た。残りの3つは時空を越えていた事が第51話で判明。
黒い光
カレの体から抜き出された黒い光はケンナイニウム へを塗った箱の中に入れられ、海に沈められたが、何らかの原因で巨大氷山の中に入り込み、ケミカルZを氷山に照射し、氷山消滅と同時に白い光と共に東京CITY中に飛び散った。
姫子やアメーバボーイズが浴びた時、突然軌道を変えて降って来た事から、モンスターになる資質のある者をある程度選ぶ性質があるらしい。
オーラ
普通の人間には目視する事ができず、黒と白の光の影響を受けた者同士でのみ視覚が可能。ピーチは黒いオーラを鼻のセンサーで識別する事でモンスターの出現を感知できる。
黒いオーラはモンスターが悪い事を考えている時などに出るらしく、第9話Bパートではミス・ベラムへの愛のために行動したファジーには黒いオーラが出なかった。
ケミカル素粒子光線
本体は銃の部分だけのようなので、エネルギー源さえあれば研究所の外に持ち出すことができる。光線は赤、青、緑、白色の光でこれを浴びるとケミカルZの光によって別の姿になった者を元の姿に戻すことができるため、ケミカルZの黒い光を浴びてモンスター化した生物を元の姿に戻すのに使用される。
また、最初は自力で元の姿に戻ることができないパワパフガールズZもこの光線を浴びて元の姿に戻っていた。
ただし、光線に相性があるようなのでファジーのように効果が無い生物が存在する。また、効果はあくまでも「元の姿に戻す」だけなので、変身能力を失わせることはできない。
パワパフガールズZ関連
ケミカルアナライザー(ベルトコンパクト)
コンパクトの色は各人のイメージカラーに合わせたものになっており、ピーチの吠えた声に反応して音と共に点滅することで変身可能な状態になったことを知らせる。この状態は場合によって出動要請がかかったことを知らせる意味も持つ。コンパクトは開けることができ、開けるのは変身プロセス中か、通信機能を持つため研究所などと連絡を取り合う時である。モニタもあるため、TV電話感覚で通信ができる。ただし、地下や宇宙空間といった場所では通信ができない。また、第48話にてコンパクトの操作で自ら変身を解除できることが判明。
後にユートニウム博士によって改良され、ガールズ個人の意思でも変身可能となった(その時には、ベルトのバックル部が光る)。なお、ベルト自体は取り外しが可能だが、彼女らの持つ任務の関係上外すことはほとんど無い。
スーパーグレートアメージング忍者服
パワパフガールズZがラウディラフボーイズに服と武器を奪われた際に使用されるが、デザインはももことみやこに不評だった(かおるは「スカートよりはマシ」という理由でデザインを受け入れている)。
名前の通り、忍者をモデルにした服の各所に隠されたボタンを押すことで、48の秘密武器を使うことができ、飛行時にはジェットウイングを用いる。秘密武器はまきびし、釣り竿、煙幕、竜巻攻撃、小型爆弾、手裏剣、脱出装置等が搭載されている。
ダイナモZ
ユートニウム博士らによって造られた。3体の機体が3種類の形態に合体して人型に変形するが、用途は戦闘用ではなくタイムマシンであるため、兵器は一切所持していない。このような造りにしたのは「かっこいいから」というそれだけの理由である。
分離時はパワーパフガールズ、そして合体後のデザインはパワパフガールズZをモチーフとしている。
合体時の身長は公式発表されていないが、人物対比により10メートル以上はある模様。タイムワープするときにベルトのバックルより超時空フィールドを発生させ、ブロッサム形態の場合はお尻にあるバブルス機の逆さまになった顔の目が開いて、ブースターが始動する構造となっている。本来は自動操縦はできないが、ガールズが集めた白い光の奇跡によって自律起動し、巨大モジョロボを格闘戦で退け、ガールズのピンチを救った。
カレの邪魔によって異世界であるタウンズヴィルに来てしまったことがある。ただしその後は普通に元の世界に戻っているため、異世界へ行く機能があるのかは不明。
DVD Collector's Edition Vol.13のブックレットにて、各形態の名称が正式に公開された。
分離状態の名称
ダイナモマシーン・ブロー号(ブロッサム機)
ダイナモマシーン・バター号(バターカップ機)
ダイナモマシーン・バブー号(バブルス機)
合体時の名称
ハイパーダイナモZ(ブロッサム形態)
パワードダイナモZ(バターカップ形態)
ローリングダイナモZ(バブルス形態)
合体パターンの組み合わせは上から次のようになる。
ハイパーダイナモZ ブロー号=バター号=バブー号
パワードダイナモZ バター号=バブー号=ブロー号
ローリングダイナモZ バブー号=ブロー号=バター号
モンスター関連
モンスター
モジョやファジーのように光を浴びた瞬間姿が変わった者もいれば、桜子や姫子のように光を浴びた後は何も起こらなかったが、変化の鍵となる物や行動によって姿が変化する者がいる。
モンスター化すると身体能力が高まり、飛行などの特殊能力を得る上、変身前に持っていた負の願望も強くなり、願望を叶えるために変化前より極端な行動に出るようになる。彼らは精神だけではなく、常人をはるかに超えた能力も相まって彼らの行動は大抵東京CITYの秩序を大きく破ってしまう。よって、普通の人間では手に負えないため、パワパフガールズZが彼らを止める任務に当たることになる。
ケミカル素粒子光線でモンスターの姿から元に戻った者は、基本的にモンスター化していた間の事を覚えていない。さらに眠っている間に自宅に戻されるため、本人は何が起こったのかよく分からない、という状態になる。そのため、正体を知る者はパワパフガールズZの3人と国際科学研究所の人間(特にユートニウム博士とケン)とメイヤー市長やミス・ベラムだけである。
黒い粉
スタッフ
- 原作 - クレイグ・マクラッケン
- 漫画 - 込由野しほ(集英社「りぼん」連載)
- エグゼクティブプロデューサー - 岩田圭介(テレビ東京)、関弘美(東映アニメーション)、勝股英夫(アニプレックス)、サム・レジスター(カートゥーン ネットワーク)
- 製作担当 - 柳義明
- シリーズ構成 - 浦沢義雄
- 音楽 - Hiroshi Nakamura(中村ヒロシ)、TAICHI MASTER
- キャラクターデザイン・総作画監督 - しもがさ美穂
- メカニックデザイン - 佐藤元
- 美術デザイン - 窪田忠雄
- 色彩設計 - 佐久間ヨシ子
- シリーズディレクター - 石黒育
- 音楽プロデューサー - 木村唯人
- 音楽制作 - アニプレックス、POWERBOX
- キャスティングディレクター - 五十嵐愛
- 音響効果 - 川田清貴 (スワラ・プロ)
- ビデオ編集 - 東京現像所
- 番組宣伝 - 石井真知子(テレビ東京)、堀毛敦子、小川容子
- 音楽協力 - テレビ東京ミュージック、東映アニメーション音楽出版
- 企画協力 - ディー・エル・イー
- プロデューサー - 具嶋朋子、小原康平、黒須礼央、マーク・ブーハイ
- アソシエイトプロデューサー - 鮎貝義家、ショーン・エイキンズ
- 録音スタジオ - タバック
- アニメーション制作 - 東映アニメーション(※ノンクレジット)
- 企画 - カートゥーン ネットワーク
- 製作 - テレビ東京、東映アニメーション、アニプレックス
主題歌
オープニングテーマ
「希望のカケラ」(第1話 - 第26話)
「ジグ THE アッパー」(第27話 - 最終話)
エンディングテーマ
「真夜中のドア」(第1話 - 第13話)
「LOOK」(第14話 - 第26話)
「通り雨」(第27話 - 第39話)
「ひまわり」(第40話 - 最終話)
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ東京 | 2006年7月1日 - 2007年6月30日 | 土曜 7:00 - 7:30 | テレビ東京系列 | 製作局 |
北海道 | テレビ北海道 | 同時ネット | |||
愛知県 | テレビ愛知 | ||||
大阪府 | テレビ大阪 | ||||
岡山県・香川県 | テレビせとうち | 2006年7月8日 - 2007年6月30日 | 土曜 6:30 - 7:00 土曜 7:00 - 7:30 |
2006年10月6日に第14話を放送 翌10月7日から同時ネット | |
福岡県 | TVQ九州放送 | 2006年7月5日 - 2007年7月4日 | 水曜 7:30 - 8:00 | 遅れネット | |
日本全域 | AT-X | 2006年8月1日 - 2007年7月24日 | 火曜 9:30 - 10:00 | アニメ専門CS放送 | リピート放送あり |
カートゥーン ネットワーク | 2007年4月1日 - 6月24日 2007年9月30日 - 212月30日 2011年 - 2013年 |
日曜 12:00 - 13:00 日曜 11:00 - 12:00(2話連続放送) 23:00 - 23:30 |
各話リスト
- CMを挟んだ形で前半・後半2エピソードのオムニバス形式、もしくは連結した1エピソード形式に分かれる。
- 後者の場合もサブタイトルは分けられており、前半に「その1」、後半に「その2」が付けられる。
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 美術監督 | 放送日 |
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1 | ガールズ、参上! | 浦沢義雄 | 石黒育 | 桑原幹根 | 窪田忠雄 | 2006年 7月1日 | |
ガールズ、誕生! | |||||||
2 | ほんわかバブルス! | 長谷見沙貴 | 平塚知哉 | 田中里緑 | 7月8日 | ||
3 | ガールズ、結集! | 影山由美 | 志水淳児 | 門由利子 | 大河内忍 | 窪田忠雄 | 7月15日 |
4 | ガールズ、家族の絆! | 山田隆司 | うえだひでひと | 岡辰也 | 髙木佑梨 | 7月22日 | |
5 | モジョの復讐だモジョ! | 浦沢義雄 | 石黒育 | 杉山慶一 | 今木宏明 | 窪田忠雄 | 7月29日 |
展望タワー・クラッシュ! | 村山功 | 佐伯哲也 | |||||
6 | ファジー・ラムキンス! | 古賀直樹 | 中村哲治 | 佐々門信芳 | 吉田智子 | 8月5日 | |
姫子なプリンセス! | 村山功 | 石川修 | |||||
7 | かなえ! ももこの恋 | 垂永士 | 岩井隆央 | アベ正己 佐藤陽子 |
窪田忠雄 | 8月12日 | |
極悪トリオ? アメーバボーイズ! | 高橋洋一 | 袴田裕二 | |||||
8 | 魅惑の乙女! セデューサ | 村山功 | 石黒育 | 平塚知哉 | 髙木佑梨 | 8月19日 | |
9 | コーチかおるの特訓サッカー! | 高橋洋一 | 石黒育 | 門由利子 | 大河内忍 | 窪田忠雄 | 8月26日 |
恋するファジー、愛の劇場! | 浦沢義雄 | 門由利子 | |||||
10 | カリスマ美容師モンスター! | 古賀直樹 | うえだひでひと | 岡辰也 | 吉田智子 | 9月2日 | |
11 | 宇宙までプリンセス! | 浦沢義雄 | 勝間田具治 | 佐々門信芳 | 窪田忠雄 | 9月9日 | |
ケーキ泥棒を追え! | 古賀直樹 | ||||||
12 | 初恋のシャボン玉 | 長谷見沙貴 | 中村哲治 | 桑原幹根 | 髙木佑梨 | 9月16日 | |
13 | モジョに弟子入り! アメーバボーイズ | 浦沢義雄 | 石黒育 | 渡辺純央 | 渡辺奈月 | 窪田忠雄 | 9月23日 |
カメラモンスターの逆襲! | 鴫野彰 | ||||||
14 | ギャングリーンギャング! | 高橋洋一 | 石黒育 | 秦義人 | 平塚知哉 | 吉田智子 | 9月30日 |
15 | 狙われたファッションショー! | 下山健人 | 岩井隆央 | アベ正己 | 鹿野良行 | 10月7日 | |
男! ラーメンモンスター! | 石川修 | ||||||
16 | 哀れ! プリンセスの秘密 | 影山由美 | 垂永士 | 杉山慶一 | 袴田裕二 | 髙木佑梨 | 10月14日 |
17 | シャッターチャンスを逃すな! | 古賀直樹 | 門由利子 | 佐々門信芳 | 鹿野良行 | 10月21日 | |
兄弟愛! 電波モンスター | 浦沢義雄 | ||||||
18 | モンスター・タッグバトル! | 村山功 | うえだひでひと | 岡辰也 渡辺奈月 |
吉田智子 | 10月28日 | |
19 | 哀しきピアノレッスン! | 浦沢義雄 | 石平信司 | 渡辺純央 | 渡辺奈月 | 窪田忠雄 | 11月4日 |
最強! キーン先生 | 高橋洋一 | ||||||
20 | ラウディラフボーイズ! | 浦沢義雄 | 中村哲治 | 桑原幹根 | 髙木佑梨 | 11月11日 | |
21 | プヨプヨアヒルのモンスター! | 影山由美 | 石黒育 | 秦義人 | 平塚知哉 | 鹿野良行 | 11月18日 |
嫌われ野菜の大脱出! | 浦沢義雄 | ||||||
22 | 最凶最悪のカレ! | 山田隆司 | 西尾大介 石黒育 |
後藤康徳 | 袴田裕二 | 吉田智子 | 11月25日 |
23 | 歌舞伎モンスター、恋の道! | 浦沢義雄 | 垂永士 | 岩井隆央 | 佐々門信芳 | 鹿野良行 | 12月2日 |
昆虫王は誰だ! | 長谷見沙貴 | アベ正己 | |||||
24 | ケンの友達探し! | 影山由美 | うえだひでひと | 岡辰也 | 髙木佑梨 | 12月9日 | |
25 | イタズラ文房具! | 下山健人 | 石黒育 | 大谷房代 | 鹿野良行 | 12月16日 | |
花・はな・ハナ! | 長谷見沙貴 | 大河内忍 | |||||
26 | サンタさんを救え! | 山田隆司 | 石平信司 | 渡辺純央 | 渡辺奈月 | 清水まこと | 12月23日 |
27 | 握って食べて! 寿司モンスター! | 浦沢義雄 | 下田正美 | 秦義人 | 平塚知哉 | 鹿野良行 | 2007年 1月6日 |
ピーチとサファイア! | |||||||
28 | レディース・タッグバトル! | 古賀直樹 | 中村哲治 | 桑原幹根 | 髙木佑梨 清水まこと |
1月13日 | |
29 | 歯医者さんへ行こう! | 高橋洋一 | 垂永士 | 杉山慶一 | 佐々門信芳 | 鹿野良行 | 1月20日 |
サタデー・パワパフ・フィーバー! | 下山健人 | アベ正己 | |||||
30 | ガールズとカレ! | 山田隆司 | うえだひでひと | 岡辰也 | 清水まこと | 1月27日 | |
31 | フン太のコロガシ魂! | 影山由美 | 地岡公俊 | 袴田裕二 | 鹿野良行 | 2月3日 | |
セデューサの恋の駆け引き! | 井上美緒 | ||||||
32 | ももこに首ったけ! | 浦沢義雄 | 渡辺純央 | 渡辺奈月 | 髙木佑梨 | 2月10日 | |
33 | ももこの家出とナポリタン! | 下山健人 | 松田哲明 | 平塚知哉 | 鹿野良行 | 2月17日 | |
キーンの同情、モジョの愛情! | 高橋洋一 | ||||||
34 | お化けが住む家!? | 下山健人 | 石黒育 | 大谷房代 | 髙木佑梨 | 2月24日 | |
35 | オレたちゃ雑草じゃない! | 浦沢義雄 | 勝間田具治 | アベ正己 | 清水まこと | 3月3日 | |
モンスター、憐れみの令! | |||||||
36 | ガールズ、解散!? | 山田隆司 | 高山秀樹 | 杉山慶一 | 冨田与四一 | 鹿野良行 | 3月10日 |
37 | 飛び出すマンガのモンスター! | 村山功 | 渡辺純央 | 渡辺奈月 | 髙木佑梨 | 3月17日 | |
ガールズ、休業! | 古賀直樹 | ||||||
38 | ふたりはトリマキーズ! | 村山功 | 石黒育 | 桑原幹根 | 鹿野良行 | 3月24日 | |
39 | 小さなケンの大きなお願い! | 浦沢義雄 | うえだひでひと | 岡辰也 | 清水まこと | 3月31日 | |
ガールズ、飛行禁止令! | 井上美緒 | ||||||
40 | ガールズとテレビとプレゼント!? | 影山由美 | 葛谷直行 | 松田哲明 | 平塚知哉 | 鹿野良行 | 4月7日 |
41 | 出ましたっ! シロガネーZ | 長谷見沙貴 | 中村哲治 | 袴田裕二 | 髙木佑梨 | 4月14日 | |
ガールズ、転身! | 影山由美 | 清水まこと | |||||
42 | パワパフ・ラウディ・ボーイズ! | 下山健人 | 渡辺純央 | 渡辺奈月 | 鹿野良行 | 4月21日 | |
43 | さらわれた博士たちを救え! | 古賀直樹 | 高山秀樹 | 佐々門信芳 | 4月28日 | ||
ウソつきももこの災難! | 村山功 | ||||||
44 | かおるは上腕二頭筋がお好き! | 山田隆司 | 垂永士 | 杉山慶一 | アベ正己 | 立花コウキ | 5月5日 |
45 | ももことカエルの王子様! | 浦沢義雄 | うえだひでひと | 岡辰也 | 鹿野良行 | 5月12日 | |
セデューサが消える日!? | 影山由美 | ||||||
46 | 絶体絶命!? ガールズVSカレ! | 山田隆司 | 松田哲明 | 平塚知哉 | 髙木佑梨 | 5月19日 | |
47 | 旅は道連れ、モジョとキーン! | 浦沢義雄 | 地岡公俊 | 後藤康徳 | 桑原幹根 | 鹿野良行 | 5月26日 |
いきなり登場! パワパフキッズ! | |||||||
48 | シャボン・フリーダムの奇跡 | 長谷見沙貴 | 渡辺純央 | 渡辺奈月 | 立花コウキ | 6月2日 | |
49 | 一撃必殺!? ラブラブビーム! | 高橋洋一 | 高山秀樹 | アベ正己 | 鹿野良行 | 6月9日 | |
モジョのナースな一日! | 山田隆司 | 佐々門信芳 | |||||
50 | 打倒ガールズ協同組合! | 浦沢義雄 | うえだひでひと | 岡辰也 | 前塚太一 | 6月16日 | |
51 | ガールズ、時空を越えて! | 山田隆司 | 地岡公俊 | 袴田裕二 | 髙木佑梨 | 6月23日 | |
52 | ガールズ、最後の戦い! | 浦沢義雄 | 石黒育 | 平塚友哉 大谷房代 |
鹿野良行 | 6月30日 |
パイロット版
2005年に「東京国際アニメフェア2005」と、2006年に「東京国際アニメフェア2006」で公開されたプロモーション用の短編で、演出は角銅博之が担当した。
2005年版は、短いながらも簡潔なストーリーになっている。設定に関しては、博士のポジションであるキャラクターがケンのみであったり、ガールズ3人に対してマスコットキャラクター(魔法少女アニメにおける妖精のようなもの)が存在していたりと、細かい部分で違っている部分があるものの、ほとんどは本編に継承されている。2006年版は、完全なプロモーションムービーとなっているが、本編の設定に近いものになっており、ここで初めてユートニウム博士が登場した。なお、DVDには両方とも未収録である。
キャラクターデザインは同じくしもがさ美穂によるもので、のちに本編に携わるスタッフも参加している。
DVD
発売元はアニプレックス。コレクターズエディションと通常版がある。コレクターズエディションは完全限定生産で特典が付いている。両者の大きな違いとしては、コレクターズエディションが各巻4話収録されているのに対し、通常版は2話収録となっている。
また、パッケージイラストも違うものが採用されている。コレクターズエディションでは、第1巻にはハイパー・ブロッサム、第2巻にはローリング・バブルス、第3巻にはパワード・バターカップ、第4巻にはモジョ・ジョジョというように各巻のパッケージイラストに1人のキャラクターが描かれている(7巻、13巻においては複数人描かれている)。通常版では、2巻ごとにパッケージイラストが変更され、同じイラストの巻では背景色が異なる。
2007年12月26日に最終巻が発売され、コレクターズエディション13巻、通常盤26巻まで発売された。
また、京都アニメーション制作の美水かがみ原作アニメ『らき☆すた』(ブロッサム役の加藤英美里が柊かがみ役として出演していたアニメ作品)の第23話でパワパフZのDVDコレクターズエディションが登場した。
ゲーム版
『ゲームで出ましたっ!パワパフガールズZ』のタイトルで、バンダイナムコゲームス(バンダイレーベル)からニンテンドーDSで2007年6月14日に発売された。ゲームジャンルはボードゲーム。