出直しといで!
漫画
作者:一色まこと,
出版社:小学館,
掲載誌:ビッグコミックスピリッツ,
レーベル:スピリッツコミックス ,ビッグコミックスワイド ,アッパーズKC ,
発表期間:1987年,1992年,
巻数:6冊3冊,
以下はWikipediaより引用
要約
『出直しといで! 』(でなおしといで)は、一色まことによる学園コメディ漫画。
概要
「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)において、1987年から1992年にかけて連載された(ただしその間に長期休載期間があった)。単行本は小学館ビッグスピリッツコミックスより全6巻。1999年にはビッグコミックスワイドより全3巻、2003年にはアッパーズKC(講談社)より全6巻で再刊されている。
とある地方の高校・青菜高校を舞台として、森下茜を中心とした面々の学校生活を描いた青春学園コメディ。作中に『ドラクエIII』の発売が来年の2月であるとの記述があり、時代設定は連載が開始された1987年から1989年にかけてとなっている。
学園コメディであり、大きな主軸としては茜・土屋・山田・葛西の恋愛話が挙げられるが、決してこれに縛られることはなく、他の登場人物の恋愛とそれに悩む友人・部活・卒業後の進路等と高校生活でありがちな様々な悩みを描き出している。ベタとも言える非常に王道的な内容ではあるが、個性あふれる明るい登場人物や、作者の他作にも見られる家族愛の表現によって独自の特色を出している。
あらすじ
森下茜は青菜高校に通う高校2年生で、親友の相馬仁子、大福、山田素直らと共に楽しい高校生活を送っていた。仁子との賭けに勝つため、茜は冗談で初対面の土屋時彦に告白をする。しかし土屋の方は以前から茜のことが好きであり、このことをきっかけに茜との交流を持つようになる。土屋のことが好きな葛西涼子との人間関係から、一度は土屋を振った茜であったが、友達として交流を続けて行く中、徐々にその人柄に惹かれていくこととなり、高3の途中から付き合うようになる。恋に、友達に、部活に、卒業後の進路にと悩める高校生の日常が描かれる。
登場人物
※青菜高の生徒は特に記述のない限り初登場時2年。
青菜高J組
卒業後の進路希望が就職・短大・専門学校の生徒向けのクラスで、A組の女子からはアホクラスと呼ばれている落ちこぼれ組。
森下 茜(もりした あかね)
主人公。母は幼い頃に他界しており、祖父・父・弟との4人暮らし。弟を慎さんとよぶ。表裏のない素直な性格で常に自然体。また自分の感情に非常に素直でありなおかつ短気なため、頭より先に体が動くタイプ。恋愛に関してはかなり疎く、それ故山田を苦しめる事となる。冗談の告白から始まった土屋との関係ではあったが、後には恋人として付き合う事となった。留年の可能性がある程に勉強は非常に苦手。青菜高の弱小女子バスケット部唯一のポイントゲッターであり背番号7番。驚異的なジャンプ力から生み出されるそのプレイはバスケを知らぬものであっても惹き付ける魅力を持ち、インターハイ常連校を相手に一人で互角に戦う。しかしその強さ故徹底的にマークされる事となり、短気な性格も合わさりいつも5ファウルで退場となってしまう。卒業後の進路が最後まで決まらず悩んでいたが、自分がしたい事がバスケである事に気付き市のバスケットチームに入団。その事がきっかけとなって卒業後は実業団へと入る事となるが、怪我によって4年で引退となった。卒業10年後には土屋と結婚し5歳の息子がいる。
相馬 仁子(そうま じんこ)
原 ゆきみ(はら -) / 大福
田代 みすず(たしろ -)
山田 素直(やまだ すなお)
青菜高のその他のクラス
土屋 時彦(つちや ときひこ)
葛西 涼子(かさい りょうこ)
青菜高の先生
森下家
じいちゃん
田代家
青華学園女子バスケ部
青葉高校の女子バスケットインターハイ地区予選初戦の相手。地域屈指の実力校。
峰岸 隆一(みねぎし りゅういち)
白菜高校
VVG
青菜市の青年部バスケットチームでメンバーのほとんどがおばさん。チーム名は「ビクトリー! ビクトリー! ガールズ」の略で通称は「VVガールズ」。