創造錬金術師は自由を謳歌する 故郷を追放されたら、魔王のお膝元で超絶効果のマジックアイテム作り放題になりました
以下はWikipediaより引用
要約
『創造錬金術師は自由を謳歌する 故郷を追放されたら、魔王のお膝元で超絶効果のマジックアイテム作り放題になりました』(そうぞうれんきんじゅつしはじゆうをおうかする こきょうをついほうされたら、まおうのおひざもとでちょうぜつこうかのマジックアイテムつくりほうだいになりました)は、千月さかきによるライトノベル。2020年7月よりカクヨムと小説家になろうに『弱者と呼ばれて帝国を追放されたら、マジックアイテム作り放題の「創造錬金術師(オーバーアルケミスト)」に覚醒しました -魔王のお抱え錬金術師として、領土を文明大国に進化させます-』の題名で投稿され、2021年5月にカドカワBOOKSより書籍化された際に表題に改題された。イラスト担当はかぼちゃ。同年6月にウェブ漫画サイト『ヤングエースUP』で姫乃タカによるコミカライズが開始された。
あらすじ
戦闘スキル至上主義であるドルカリア帝国のリーガス公爵家に生まれたトールは、錬金術スキルしか持たないことから13歳の時に公爵家を出て、平民の身分で役所の文官として働いていた。3年後公爵家に呼び戻され、魔王領へ使者という名目の生贄として送られる。
魔王はじめ魔王領の人々は、帝国で考えられていたような混沌で凶悪ではなく穏やかで理性的だった。魔王領では闇の魔力が濃いため、トールの錬金術が創造錬金術に変化する。客人として迎えられたトールは錬金術師として働くことになる。倉庫で昔勇者が残していき、異世界語で書かれていたために誰も読めなかった「通販カタログ」を発見する。カタログには誇大広告気味な宣伝文句が書かれており、トールは誇大な宣伝文句通りのアイテムを作り出していく。
登場人物
主要人物
トール
リーガス公爵家に生まれるも、戦闘スキルを持たず冷遇されたため、13歳から家を出て平民として働いていた。3年後公爵家により、魔王領へ使者という名目の生贄として送られる。魔王領特有の濃い闇魔力を取り込み基本六属性を網羅したことで錬金術スキルが創造錬金術(オーバーアルケミー)スキルに進化し、付随して素材錬成、属性付与、鑑定把握のスキルも習得した。厚遇してくれる魔王たちに感謝し、魔王領のために働く。倉庫で昔勇者が残していき、異世界語で書かれていた「通販カタログ」を発見し、鑑定把握スキルで読む。誇大広告気味な宣伝文句をさらに拡大解釈し、これが勇者が強かった原因だと勘違いして、拡大解釈と勘違いを創造錬金術を駆使して再現し、桁違いな性能のマジックアイテムを生み出していく。
父リーガス公爵による、自分を捨て駒にする陰謀が発覚した際に、リーガスの家名を捨て母方の家名、カナンを名乗る。
メイベル・リフレイン
ルキエ・エヴァーガルド
声 - 楠木ともり
上級魔族であり現魔王。外見は小柄な15歳の美少女であるが、国内外に威厳を示すためにケルヴ宰相の助言で普段は認識阻害効果のある仮面とローブを装着している。トールが作ったアイテムが原因でトールに素顔を晒してしまったが、トールは馬鹿にしてくるどころか褒め称え、加えて自身の帝国での仕打ちを打ち明けたことから、全幅の信頼を寄せるようになる。トールを異性として強く意識している。
魔王領
用語
ドルガリア帝国
魔王領
魔力属性
錬金術
創造錬金術(オーバーアルケミー)
勇者
通販カタログ
書籍情報
小説
- 千月さかき(著)・かぼちゃ(イラスト) 『創造錬金術師は自由を謳歌する 故郷を追放されたら、魔王のお膝元で超絶効果のマジックアイテム作り放題になりました』 KADOKAWA〈カドカワBOOKS〉、既刊5巻(2022年12月現在)
- 2021年5月8日発売、ISBN 978-4-04-074037-9
- 2021年9月10日発売、ISBN 978-4-04-074226-7
- 2022年2月10日発売、ISBN 978-4-04-074408-7
- 2022年7月8日発売、ISBN 978-4-04-074586-2
- 2022年12月9日発売、ISBN 978-4-04-074790-3
漫画
- 姫乃タカ(漫画)・千月さかき(原作)・かぼちゃ(キャラクタ―原案) 『創造錬金術師は自由を謳歌する 故郷を追放されたら、魔王のお膝元で超絶効果のマジックアイテム作り放題になりました』 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉、既刊3巻(2023年6月9日現在)
- 2022年3月10日発売、ISBN 978-4-04-112184-9
- 2022年11月10日発売、ISBN 978-4-04-112621-9
- 2023年6月9日発売、ISBN 978-4-04-113624-9