午後のお茶は妖精の国で
ジャンル:トランスセクシュアル,ハイファンタジー,
以下はWikipediaより引用
要約
『午後のお茶は妖精の国で』(ごごのおちゃはようせいのくにで)は遠藤淑子による漫画作品。2007年から2010年にかけて、「夢幻アンソロジーシリーズ」(祥伝社)Vol.8 - Vol.17にて連載された。その後同誌のVol.18からVol.20には番外編が掲載された。単行本は同社の「フィールコミックス(幻想コレクション)」より本編全3巻、番外編全1巻。
本稿では同シリーズにあたる読み切り作品「午後のお茶は妖精の庭で」「午後のお茶は妖精の森で」についても述べる。
あらすじ
ある国の王子・アルスター、魔法使い・ルグ、金貸しのハルシュは、妖精ヴィネドの罠にはまってそれぞれ女、子供、カラスの姿に変えられてしまった。その水を飲むと元の姿に戻るという妖精の国の泉を目指して、3人の旅は始まった。
主な登場人物
ルグ
エスリン
番外編
魔法使いの内弟子
あらすじ
ルグの留守を預かった弟子・ディルのもとに、「自分を絶世の美女に変えてほしい」という女性・ファーディアが訪ねてくる。
主な登場人物
ディル(ディルムッド)
ファーディア
アリル
あらすじ
ヴィネドの少年時代。繊細で泣いてばかりの妖精の王女・アリルに対し、ヴィネドは強くなってほしいと願っていた。
主な登場人物
ヴィネド
アリル
エスリン
妖精の石
あらすじ
ハルシュの少年時代。鍛冶屋の親方のもとで働いていたハルシュは、ある日森で熊に襲われていたマクリルという少年を助ける。マクリルは助けてもらったお礼として「妖精の石」をハルシュのもとにもって来るようになった。
主な登場人物
ハルシュ
マクリル
午後のお茶は妖精の庭で
『夢幻アンソロジーシリーズ Vol.6 幻想組曲』(2007年)に掲載。
あらすじ
バーリントン侯爵家の次男・エドワードは子供の頃に「妖精を見た」と話したため「病気」だとして田舎で「療養生活」を送っていた。そんな中、兄・リチャードの失踪の知らせが入り、エドワードは執事のケインズ、メイドのエミリーと共に実家に戻る。そこで待っていたのはリチャードの失踪をよそに誰が爵位を継承するかといううわさ話だった。
主な登場人物
エドワード
エミリー
ケインズ
リチャード
バーリントン侯爵(バーリントンこうしゃく)
妖精(ようせい)
午後のお茶は妖精の森で
『夢幻アンソロジーシリーズ Vol.7 幻想小夜曲』(2007年)に掲載。
あらすじ
森本はづきは登校中に妖精・キアンの手により妖精の国へと送られる。そこはダーナ族とフォモール族という二つの種族が争っている世界だった。はづきは戦争を終わらせるための「終わりの言葉」を言うために連れてこられたのであった。
主な登場人物
森本はづき(もりもとはづき)
アルヴァ
キアン
フォトラ
当初のシリーズ構成の予定
当初、作者は
とそれぞれ別のキャラクターによる読み切りのシリーズを予定していた。だが、「国で」を描いた後、編集部より「国で」を連載するよう提案され、それを受けて「国で」の連載が決定した(単行本1巻あとがき)。
書誌情報
- 遠藤淑子『午後のお茶は妖精の国で』祥伝社〈フィールコミックス幻想コレクション〉、全3巻
- 2008年9月初版発行、ISBN 978-4-396-79019-6(「午後のお茶は妖精の庭で」「午後のお茶は妖精の森で」同時収録)
- 2009年10月初版発行、ISBN 978-4-396-79029-5
- 2010年8月初版発行、ISBN 978-4-396-79036-3
- 遠藤淑子『アリル〜午後のお茶は妖精の国で 番外編〜』祥伝社〈フィールコミックス幻想コレクション〉2011年9月初版発行、ISBN 978-4-396-79049-3
単行本に関する補足事項
単行本第1巻は、「狼には気をつけて」(白泉社文庫版1・2巻)および「なごみクラブ」(竹書房)との同時発売であった。それを記念して、帯にはこの3冊の広告が掲載されたほか、描き下ろしのおまけ漫画にはそれぞれのメインキャラクターがゲストで登場している。
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