双月巫女
以下はWikipediaより引用
要約
『双月巫女』(そうげつみこ)は、アキヨシカズタカによる日本の漫画作品。単行本全3巻。癒し系のスローライフストーリーだが、2008年の星雲賞にもノミネートされたSF作品である。
ストーリー
火星(ひぼし)の人々は世界遺産が再現された108のドームに暮らしている。先祖の星である天津星(あまつぼし)、すなわち地球の歴史は神話の出来事となり、人々は世界がドームその物と認識し、ここが火星であることすら忘れ去って生活していた。
舞台となる「国東」(クニアズマ)ドームは大正期の日本を基にした文化を持った土地。そこを守護する少女、ヒメは宇佐野神社の巫女としてお役目を果たし、友達のアキ、豪商の娘である伊美と共に神社で穏やかな生活を送っていた。
しかし、ある日、帝都から訪れた青年がヒメの運命を変えた。使命、そして己が何者かを知るために、ヒメ達は青年を追って巫女として巡拝の旅へ出る。
登場人物
ヒメ(比売)
鶴屋伊美(つるや いみ)
来縄(くなわ)
殿方/青年
地名
火星(ひぼし)
滅亡した天津(地球)の一大プロジェクトとして、世界遺産を基軸に再構成されたドームが108個存在する。惑星改造用に大気圏外にはシードステーションと呼ばれる人工衛星群が、ドーム外の地表にはドロイドが歩き回っているが、ドームの住人はそれを知ることはない。いつの日にか青い空を有する、緑豊かな星になるといわれている。
天津星(あまつぼし)
国東(クニアズマ)
火星暦で3年前の「龍の穴事変」以後、ゆっくりと破滅へと向かっている。
宇佐野神社
本殿の他に神楽殿、宝物殿などもあり、ヒメは菜園で野菜を作っている。
帝都
大元山(おおもとやま)
龍の穴(りゅうのあな)
姫島(ヒメシマ)
用語
獅子の牙
磐座(いわくら)
九十九の神々(つくものかみがみ)
帝都鉄道
ドロイド
サブタイトル
第1巻
- 第1話「双月巫女」(そうげつみこ)
- 第2話「お役目の儀」(おやくめのぎ)
- 第3話「記憶にある集合生命体」(きおくにあるいのち)
- 第4話「開拓の礎」(かいたくのいしずえ)
- 第5話「探る者、同じくする者」(さぐるもの、おなじくするもの)
- 第6話「比売と安岐」(ヒメとアキ)
- 第7話「地の舞・・・そして天の舞」(ちのまい・・・そしててんのまい)
- 特別付録 壱「宇佐野神社周辺略図」
- 特別付録 弐「宇佐野神社境内参拝図」
- 特別付録 参「帝都周辺地図」
- 特別読み切り 「ものたん」
- 特別付録 壱「宇佐野神社周辺略図」
- 特別付録 弐「宇佐野神社境内参拝図」
- 特別付録 参「帝都周辺地図」
- 特別読み切り 「ものたん」
- 特別読み切り 「ものたん」
第2巻
- 第8話「万華鏡」(ばんかきょう)
- 第9話「あやかし」
- 第10話「那由多の巡礼者」(ナユタのたびびと)
- 第11話「桜重の文」(サクラガサネのふみ)
- 第12話「形代の心」(かたしろのこころ)
- 第13話「回転活動画」(ソートロープ)
- 特別付録 四「国東の歩き方 初級編」
- 特別付録 伍「国東全図」
- 特別付録 四「国東の歩き方 初級編」
- 特別付録 伍「国東全図」
第3巻
- 第14話「言霊」(ことだま)
- 第15話「胡瓜瓶のレモネード」(きゅうりびんのレモネード)
- 第16話「欠けた双六 目の無い骰子」(かけたスゴロク めのないサイコロ)
- 第17話「魂結び」(タマムスび)
- 第18話「豊邦」(トヨノクニ)
- 第19話「融ける心 それぞれの旅路」(とけるこころ それぞれのたび)
- 第20話「業」(さだめ)
- 第21話「遺伝子を継ぐ者」(いのちをつぐもの)
- 第22話「駒の終着駅」(コマのしゅうちゃくえき)
- 第23話「紡ぐべき二重螺旋」(つむぐべきにじゅうらせん)
- 第24話「現在を刻む地球遺産の灯」(いまをきざむいのちのともしび)
- 特別付録 六「国東の歩き方 中級編」
- 特別付録 七「国東の歩き方 上級編」
- 特別付録 六「国東の歩き方 中級編」
- 特別付録 七「国東の歩き方 上級編」
単行本
- アキヨシカズタカ 『双月巫女』 〈MFコミックス〉全3巻。
- 2006年2月28日初版発行 ISBN 4-8401-1362-9
- 2006年8月31日初版発行 ISBN 4-8401-1611-3
- 2007年7月31日初版発行 ISBN 978-4-8401-1929-0