小説

古都鎌倉おもひで雑貨店


舞台:鎌倉市,



以下はWikipediaより引用

要約

『古都鎌倉おもひで雑貨店』(ことかまくらおもひでざっかてん)は、深月香による小説作品。

2020年7月29日から2021年4月21日までウェブサイト「アルファポリス」上にオンライン小説として掲載された。

2021年4月30日、アルファポリス文庫から書籍化された。

概要

浮世ばなれした美貌の店長が、お客からの奇妙な依頼に応じられる秘密。主人公エイトの自分探しと、鎌倉との関係など、謎解きがからめられている。

あらすじ

記憶を失いさ迷う若者が、偶然たどり着いた御成通りの雑貨店、「おもひで堂」。ここの店長である、謎めいた美青年から「エイト」という仮の名前を与えられ、住込みで店員をはじめた。最初の店番の日、彼は来店した女性客から、不可能としか思えない依頼内容を聞かされる。

登場人物

エイト

記憶を喪失した状態で、鎌倉に迷い込んだ主人公。名付け親は店長で、理由は店に入ってきたとき、ビリヤードの八番ボールがプリントされたTシャツを着ていたため。

南雲景(なぐも けい)

「おもひで堂」の店長をつとめる男性で、モデルさながらの美貌をもつ。二十代後半くらいの外見だが、落ち着き払った言動と物腰で、高齢者の雰囲気も持っている。記憶を失ったエイトの、身元引き受け人になり、同居生活をはじめる。 

神林レイ(かんばやし レイ)

艶のある、栗色のロングヘアが特徴の美女。二十五歳。南雲に「別れた恋人からもらうはずだった大事な指輪を売ってください」という奇妙な依頼をする。

書誌情報
  • 古都鎌倉おもひで雑貨店(アルファポリス文庫、2021年4月30日、初版発行、ISBN 978-4-434-28790-9)