漫画 小説

吉野北高校図書委員会


題材:図書館,

舞台:徳島県,高等学校,



以下はWikipediaより引用

要約

『吉野北高校図書委員会』(よしのきたこうこうとしょいいんかい)は、山本渚による日本の小説。第3回ダ・ヴィンチ文学賞編集長特別賞を受賞した作者のデビュー作であり、2008年8月25日にMF文庫から出版された。のち2014年6月20日に角川文庫から新装版が再版された。装画は今日マチ子で、同作者によるコミカライズも存在する。2009年2月21日に続編の『吉野北高校図書委員会2 委員長の初恋』が、2009年12月23日に『吉野北高校図書委員会3 トモダチと恋ゴコロ』が刊行されている。

徳島県の高校の図書委員会を舞台とした青春小説。登場人物の会話は全編にわたって徳島弁で描写されている。舞台となる吉野北高校のモデルは作者の母校である徳島県立城北高等学校。

今日マチ子による漫画版が『ダ・ヴィンチ』(KADOKAWA)にて2014年5月号から2016年7月号まで連載された後、同誌のWebサイト「ダ・ヴィンチニュース」に移籍して同年8月6日から2017年12月8日まで連載された。

ストーリー

吉野北高校二年の川本かずらは「彼女なんて作らない」と言っていた、男友達の武市大地と大好きな後輩の上森あゆみが付き合いだし、自分の中の微妙な気持ちに気付く。一方かずらの友達の藤枝高広は、大地への気持ちにふたをするかずらへの想いが抑えきれなくなる。

登場人物

川本かずら

主人公。図書委員会副委員長。しっかり者でさばさばした性格。大地とはツーカーの仲。女の子らしくてかわいい後輩であるあゆみのことも大好き。大地とは仲が良かったが、あゆみと大地が付き合いだしてから無意識に寂しいと思うようになる。
武市大地

かずらの親友。特別進学クラスの七組に在籍している。図書委員会の副委員長で、ハンドボール部の部長も兼ねる。ある考えから「彼女なんて作らない」と言っていたが、一学年下のあゆみに告白されて付き合い出す。みんなに優しく気配り上手。
岸本一 / ワンちゃん

図書委員会の委員長で、かずらの友人。穏やかで落ち着いた性格。特別進学クラスの一組に在籍している。
藤枝高広

かずらのケンカ友達で図書委員会書記。一年の時は図書委員ではなかったが、ある出来事がきっかけで二年から図書委員の幹部になる。大地への気持ちに蓋をするかずらを見て抑えきれずに、告白してしまう。
上森あゆみ

かずら達の一学年下で、大地の恋人。女の子らしくかわいい性格と外見をしている。
西川行夫 / ゆきおくん

かずら達の同級生で図書委員会委員。E.T.を人間にしたような容貌で、かなりのオタクである。「ゆきおくん」と呼ばれ、女子を中心に後輩たちからも避けられている。
牧田先生

図書室の司書。眼鏡をかけた綺麗で優しい女の先生。生徒たちのことをとても気遣っている。

書誌情報
小説
  • 山本渚『吉野北高校図書委員会』メディアファクトリー、2008年8月21日発売
  • 新装版:角川文庫、2014年6月20日発売
  • 山本渚『吉野北高校図書委員会2 委員長の初恋』メディアファクトリー、2009年2月21日発売
  • 新装版:角川文庫、2014年8月23日発売
  • 山本渚『吉野北高校図書委員会3 トモダチと恋ゴコロ』メディアファクトリー、2009年12月23日発売
  • 新装版:角川文庫、2014年10月25日発売
  • 新装版:角川文庫、2014年6月20日発売
  • 新装版:角川文庫、2014年8月23日発売
  • 新装版:角川文庫、2014年10月25日発売
漫画
  • 今日マチ子(漫画)、山本渚(原作)『吉野北高校図書委員会』KADOKAWA(全3巻)
  • 2015年4月23日発売
  • 2016年7月27日発売
  • 2018年5月30日発売