君のいる町
漫画
作者:瀬尾公治,
出版社:講談社,
掲載誌:週刊少年マガジン,
発表期間:2008年26号 - 2014年11号,
巻数:全27巻+ガイドブック1巻,
話数:全261話,
OVA
原作:瀬尾公治,
総監督:吉浦康裕,
シリーズ構成:吉田玲子,
キャラクターデザイン:西位輝実,
製作:講談社君のいる町OAD製作委員会,
発表期間:第1期:2012年3月16日 - 6月15日第2期:2014年1月17日 - 3月17日,
話数:全4話,
アニメ
原作:瀬尾公治,
監督:山内重保,
シリーズ構成:吉田玲子,
キャラクターデザイン:西位輝実,
音楽:奥慶一,
アニメーション制作:GONZO,
製作:「君のいる町」製作委員会,
放送局:テレビ東京系列,
話数:全12話,
以下はWikipediaより引用
要約
『君のいる町』(きみのいるまち、英題:A town where you live)は、瀬尾公治による日本の漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)にて2008年26号から2014年11号まで連載された。略称は『君町』。
概要
瀬尾公治にとって3作目の『週刊少年マガジン』連載作品。
作者の故郷である広島県庄原市が舞台になっており、登場キャラクターの多くは東京弁ではなく現地の方言で会話している。前作が「主人公の少年が東京の高校へ進学するために広島から上京する」設定であったのに対し、本作は「ヒロインの少女が広島の高校へ入学するために東京からやってくる」という逆の設定になっている。また、各所に前作の登場人物が登場している。
2012年と2014年にOADが制作された。また2013年3月にテレビアニメ化が発表され、同年7月から9月にかけて放送された。
連載が終了した2014年11号にて瀬尾の次回作となる『風夏』の連載を開始し、最終回と次回作の第1話を同じ号に同時掲載するという極めて異例の措置を取っている。本作のキャラクターは『風夏』『ヒットマン』にも何らかの形で登場している。
本作の単行本の累計発行部数は2014年1月時点で460万部に達している。
あらすじ
広島編
- #1 - #79(単行本1巻 - 9巻)
広島県の田舎町で春から高校へ進学する主人公・桐島青大の家に突然、父親の知り合いの娘という少女・枝葉柚希が居候として東京からやってきた。青大はクラスメイト・神咲七海に中学時代から好意を寄せていく一方、同じ屋根の下で都会的で奔放な柚希と接していく中、徐々に彼女が気にかかる存在となっていく。
その後、青大が柚希の後を追いかけるように姉が住むハイツ旭湯に居候する形で東京の高校へ転校し、舞台も東京へ移る。
東京編
- #80 - #109(単行本9巻 - 12巻)
東京に転校した青大は、枝葉柚希を追って同じ地域の学校に転入。その先、引っ越したばかりのマンションに御島明日香が上がり込み桐島青大を襲撃。話し合いにより和解するも、柚希は風間恭輔を巡って浅倉清美と争っていた。恭輔は難病を患い入院中だったが、退屈を嫌う故病院をよく抜け出していた。清美や柚希たちに心配されながらもリハビリに取り組むうちに、青大とも打ち解けていく。
恭輔にはバイクレーサーになるという夢があり、青大とは打ち解けたのち、桐島食堂のスポンサーになる。という約束をするものの、恭輔は急死してしまう。それまでの間、柚希は青大と距離を置き続け、青大は明日香と付き合う。なお、この時期に夏越とも出会う。このメンバーでいくらか過ごした後、枝葉懍が現れ青大と柚希に茶々を入れる。その影響もあってか2人の距離は再接近する
大学編
- #110 - #247(単行本12巻 - 26巻)
広島で一緒に過ごしていたメンバーと、青大、柚希、懍、そして東京の高校生だった子達が登場。 夏休みに柚希のことが好きと再度認識し、明日香と柚希をどちらか選ぶことになる 青大は今までの関係が崩れてしまうが柚希と付き合うことにした。 そして青大と柚希は賃貸マンションを借りて生活。隣人には男性恐怖症で暴走、妄想癖のある保科に出会う。 後に保科の留学後は柚希がアルバイトしていた塾の生徒の宮永が引っ越してくる。
月日がたち、月のおかげで関係が崩れた尊、明日香たちなどと友好が回復する。 尊は清美と付き合う。 だが月は東京に馴染めずにいて、そして父親の体調不良もあり広島に戻ることにした。 その後に月と神咲兄が結婚し、清美と尊ができちゃった結婚をする。 途中柚希の父親のお咎めがあったりはしたものの、柚希と青大はこれといって大きな困難はなく過ごしてゆく。また、この時期から作品中にサービスカット(水着、入浴など)が増えていく。
社会人編
- #248 - #261(単行本26巻 - 27巻)
青大は高知に就職。柚希は教師になるために東京で勉強するため、再び遠距離恋愛に。青大は現地の色めき立った女性上司や個性的な人物にもまれながらも、結婚を見据えて努力に励む。途中柚希は何度も青大の元に訪れるが、激務と過労がたたって倒れてしまう。これにより一度二人は別れるも、東京転勤を機に奇跡的に再会、そして結婚。広島組で結果的に、最後に結婚したのが青大達だった。
その後エピローグでは春人が桐島食堂を運営していたり、子供がいたり、果ては次回作のヒロイン秋月風夏も登場している。
登場人物
第2期OADの声はテレビアニメと同じ。
桐島家
桐島 青大(きりしま はると)
声 - 細谷佳正、沢城みゆき(少年時代〈OAD第1期〉)、松田崚佑(子供時代〈TVアニメ〉)、佐倉綾音(子供時代〈OAD第2期〉)
出身:広島県、誕生日:1993年10月30日、身長:175cm、体重:64kg、血液型:O型。
本作の主人公。広島県の田舎町に住む男子高校生。広島弁が特徴で東京に来てからも標準語を話そうとはしないが、恋人の父親への弁解や採用面接等、畏まった場では標準語で話そうとする場面も見られる。
人見知りのする性格だが、真面目で責任感が強い。世話好きな面もあり、それを物語るエピソードが多く盛り込まれている。高校時代は調理部に所属していたが、実質参加していない。毎日の弁当作りや姉の歓迎会など、周りの期待に応える料理技術はある。釣りも趣味の一つと自負し、本編中で何度か釣りをする場面があるが、釣果があったシーンはなかった。
古風な社会規範の持ち主で、自分は家の長男だから田舎に帰って家を継がねばならないという認識をもっている。未成年の飲酒にも厳しく、見かけたら必ず注意する。酒は飲むがそこまで酒好きではなく、自身が酒乱だと知った後は特別な席以外あまり飲もうとはしなくなっている。
郷土広島に愛着があり、自分の実家もド田舎といって憚らないが、「やっぱダメじゃな東京モンは」「ブチ冷てえわ」など東京、都会人に対しては一種の偏見がある。
おっぱいが好きらしく、柚希、七海、月、懍、美友の胸に釘付けになっている描写がある他、風間恭輔に巨乳派?美乳派?と聞かれたときは「デカいに越したことは…」という返答をしている。
瀬尾の次回作でもある「風夏」にも登場しており、古典落語の演目「まんじゅうこわい」になぞらえて桐島食堂のメニューを全てタダ食いしようとするシェリー・ホーネットに激怒する様子や、優が亡くした恋人のためにバンド活動を続けていることに風間の死を思い出し共感する姿が描かれている。
「ヒットマン」ではコミックス描き下ろし漫画と第36話でゲスト出演している。
瀬尾によると青大のキャラクターは読者から不評だったとの事であり、以降の作品では読者から共感される主人公を描く様に意識するきっかけになったと語っている。
第1回キャラ人気投票での順位は3位(450票)。
桐島 葵(きりしま あおい)
声 - たかはし智秋(TVアニメ)
出身:広島県、誕生日:1988年1月6日、身長:163cm、体重:47kg、血液型:B型、3サイズ:B84/W57/H87。Gカップ
青大の実姉。東京の大学に通っており、教員免許取得のため一時帰省し、青大の高校で教育実習をしていた(数学を教えている描写あり)。
東京ではスーパー銭湯兼レディースマンション・旭湯の303号室に下宿しており、管理人一家とも仲が良い様子。
美人でスタイルもよく、青大を気にせず下着姿でいるなど開放的な性格。青大に世話を焼かれることが多い。柚希の東京行きに同行した青大に、自分の下宿先の清掃を依頼する。
桐島家では唯一標準語を話す。青大の作る料理はお気に入りだが、ピーマンが嫌い。
初めて柚希を見て、過去の夏祭りの際に青大たちとのスナップに収まる、彼女に酷似する少女を思い出す。
青大が七海のことを好きだと分かった後に、七海を見てすぐ青大のことをキープしておこう程度にしか思っていないことを判断し、青大に「あの子はやめたほうがいいわよ? 絶対に」と青大に忠告した。
青大が高校2年になってからは社会人として東京の会社で働いているが、しばらくして東京の高校に編入することになった青大と一緒に住むことになり家事全般を青大に押し付けていた。 彼氏からの電話での対応は青大曰く「気持ち悪い声を出すらしい」。
つき合う男性達から良くプロポーズをされ、その度に青大に会ってほしいとお願いするが、すぐに別れてしまい結婚の話はなくなる。青大が一人暮らしを始めてからはほぼ登場がなかったが、青大と柚希の結婚式の写真に登場し、懍と共に手を合わせてハートマークを作っていた。
第1回キャラ人気投票での順位は11位(27票)。
青大の母(仮称)
枝葉家
枝葉 柚希(えば ゆずき)(旧姓) 桐島 柚希(きりしま ゆずき)(現在)
声 - 中島愛、松浦愛弓(子供時代〈TVアニメ〉)
出身:東京都、誕生日:1993年8月3日、身長:155cm、体重: ?kg、血液型:AB型、3サイズ:B80/W57/H83
本作のメインヒロイン。青大の1人目の彼女。東京から来たロングヘアの美少女。父親同士が友人関係にあったため、桐島家に居候することになる。
天真爛漫で親しみやすい性格、社交的で友人も多いが、それらは意識して作っている理想像であり、本来は気弱で引っ込み思案な性格である。
頑固な面もあり、決めた事に猪突猛進することがある。風間恭輔を支えるために一度は広島での思い出を捨て、青大との2度目の恋愛に対しては全てを捨ててもいいという覚悟を見せる。
広島の高校では月と同じテニス部に所属する。当初は自転車に乗ることが出来ず、青大の後ろに座って一緒に自転車通学していたが、1学期終業式の日に初めて一人で乗れるようになった。
複雑な家庭事情の中で、特に懍には強い拒否感を抱かれていたが、和解後は姉妹としてつきあっており、姉として振舞おうとするシーンが見られる。
『風夏』ではプールで遊んでいるシーンや作中のロックフェスで桐島食堂の出張店、桐島食堂本店での手伝い、BLUE SUMMER FESでの桐島食堂出張店での手伝いで4度登場しており、 アニメ版9話でもゲスト出演している。『ヒットマン』ではコミックス第1巻の描き下ろし漫画、36話、77話にゲスト出演している。
第1回キャラ人気投票では2位以下に大差をつけて1位を獲得した(1038票)。
枝葉 懍(えば りん)
声 - 悠木碧(OAD) / 藤田咲(TVアニメ)
出身:東京都、誕生日:1994年12月20日、身長:148cm(中3時)→162cm(高3時)、体重:ヒミツ(中3時)→46kg(高3時)、血液型:AB型、3サイズ:成長中(中3時)→B86/W56/H87(高3時)
柚希の義妹で、樹の実妹。ショートヘア(終盤はセミロング)に左目の下にあるホクロが特徴。
柚希が帰省した際に、失踪した柚希を探して青大の前に現れる。懍と兄の樹は血の繋がっていない兄妹(後妻の連れ子)。
柚希との間に生じていた深刻な確執の原因は、兄への強いブラザーコンプレックスによって抱いた、歪んだ危機感からであったが、誤解に気づいてからは柚希との関係は徐々に良くなっていき、青大や柚希にはどちらかが悩んでいるとアドバイスなどをして助けている面もある。
青大に好意をもっているような場面もいくつかあるが、青大、柚希、樹の3人の近くにいることが自分の居場所だと思っている。高校卒業後は柚希と同じ音羽女子大学に進学し、青大の所属している西常大学のアウトドアサークルに時々顔を出している。
番外編「懍の日常」では樹の帰りが遅くなり落ち込んでいたところ、青大達が遊びに来て一緒に食べてくれた際は「いつもより美味しかった」と喜ぶなど、寂しがりな一面もある。
次回作・風夏にも登場しており、野々村と一緒に出かけている。2度目の登場ではぶつかって来た優に対し「何よもう」と文句を言い、3~4度目は桐島食堂のお手伝いとして登場。ヒットマンではゲーム会社の社長になっていた。
第1回キャラ人気投票での順位は10位(33票)。
枝葉 樹(えば いつき)
出身:東京都、誕生日:1991年10月1日、身長:170cm、体重:53kg、血液型:O型。
柚希の2つ年上の義兄で、懍の実兄。高校3年生。優男風で眼鏡をかけている。失踪した柚希を青大が連れ戻した葵の部屋に突如尋ねてくる。
柚希とは血の繋がっていない兄妹であるものの、懍とは違い兄としての接し方に問題はない。しかし、懍が樹自身に抱くブラザーコンプレックスを含め、柚希を取り巻く家族の状況を理解していながら、柚希が枝葉家から厄介払いされた形となってしまったことへの家族としての危機感がなく、激昂した青大に殴られてしまう。
その後、夏休みに広島の青大の実家に遊びに来た時に、柚希に来年東京に帰ってきて家族みんなで暮らそうと伝えた。
それからの登場はほとんどなく、青大達が大学1年生の夏休みに青大の実家に遊びに来た時と、柚希と凛の自宅から近くのマンションへの引越しの時程である。車の教習の受付に来ていた青大と偶然再会した。その際に、家族全員が5年前とは違い良い雰囲気になった事について青大に本当に感謝していることを伝えた後に「柚希は、もう仕方ないけど 懍には手出しさせないぞ!」と笑いながら青大に忠告した。
現在は就職して社員寮に一人暮らしをしている。
第1回キャラ人気投票での順位は18位(2票)。
柚希の父
出身:広島県
柚希の実父であり、懍・樹にとっては義父。柚希が小さい頃から仕事ばかりしてきて小さい頃の柚希とあまり遊んだことがなく、柚希の生みの母である妻を亡くしてからは柚希とご飯を一緒に食べるようになる。仕事ばかりしてきて柚希と何を話して良いのかわからず柚希にはいつもイライラしているように見られていた。
それから当時会社で部下であり離婚していた懍と樹の母によく柚希のことを相談していた。柚希がイヤなら一緒にいなくて良いと言われてから現在の柚希の母である妻に「やっぱりあの子には母親が必要だ 柚希のために私と結婚してくれ」と言い部下である現在の妻と結婚した。
結婚をしてからは懍が手に負えなくなり、家族の仲を仲良くさせようとしていたが力及ばず仲良くさせることができなかった。そんな時に柚希から「広島に行きたい。」と言われもう止めることはできず、小学3年生の頃から言われ続けた柚希の広島行きを許した。
青大は柚希と付き合っていることを知られてからは、別れるように言ったりしたが、その後は、柚希からの手紙をみて柚希の成長を実感し、青大との交際を認め同棲も許した。
その後青大の土産を持って会いに来た柚希に対し「いつまで同棲しているつもりだ」と説教するが、懍の言葉に衝撃を受け、黙って青大の土産の菓子を一つ取って行った事が判明する。
青大と柚希の結婚式で登場しており、柚希からの感謝の言葉をかけられ、涙を流した。青大にも感謝の言葉をかけるが、懍から「素直じゃないんだから」と言われている。
いつも柚希の写真をかばんに入れて持ち歩いているほど子煩悩である。
柚希の実母(仮称)
柚希の義母(仮称)
懍と樹の実母。柚希の父と結婚する前は同じ会社の部下だった。 結婚した当時、柚希と凛の仲の悪いのを見てみぬフリをしていた。柚希のことを決して嫌っている訳ではないが、実の娘である懍が自分の手に負えなくなってしまうほどだったためである。
そして広島から一旦東京に帰るときに柚希と同行してきた青大により実の娘と息子である懍と樹に、自分と夫に出来なかった柚希に対する思いを変えてもらってからは、青大にすごく感謝している。
青大と柚希の交際には一切反対しなかった。同棲を認めてからは青大に「避妊だけは、ちゃんとしてあげてね?まだ学生なんだから!まァ 青大くんはしっかりしてるから心配してないけどね。」と言い青大にやはり懍の母だなと改めて思わせた。
庄原市の人々
神咲 七海(かんざき ななみ)
声 - 早見沙織(OAD) / タカオユキ(TVアニメ)
出身:広島県、誕生日:1993年12月25日、身長:161cm、体重: ?kg、血液型:O型、3サイズ:B87/W58/H85
本作のサブヒロイン。青大が中学から思いを寄せるクラスメイト。料理好きで特にお菓子作りが得意。弁当作りの参考にと青大に料理本を貸すほどである。本人は中学と同様に調理部を希望していたが、兄の成海の強い勧誘で野球部のマネージャーとなった。
大人しく控えめな性格。青大、尊、月の幼馴染メンバーに人懐っこい柚希を加えた中に、距離を感じつつも馴染もうと努力している。青大の必死の説明も柚希のことが好きだと早とちりしてしまう天然な一面も持つ。実家はリンゴ園で、文化祭でのクラス出し物にリンゴを提供している。
月と双璧をなすグラマーキャラ。作中に乳揺れ描写もある。その時状況が状況なのもあって描写はどアップ。その視点で見ていた明日香と露天風呂に入った際は、明日香に貧乳仲間だと思い込まれていたため、焼きもちを焼かれた。ちなみにこの時のアップ描写や乳揺れ描写は、読者からの評判も良かったのか、保科、月、そして次回作の風夏にも受け継がれてゆく。
月のことを相談するため、音楽室に呼び出した青大にその場で告白される。以降は徐々に彼女から青大に積極的な姿勢が見られるようになったが、青大の中での柚希の存在にどうしても不安を拭い去ることができず、最終的に青大に直接付き合えないと返事をする。
青大が明日香を振り柚希とよりを戻したことで疎遠になっていたが、冬休み前に青大とまた話すことができるようになり、青大に自分が東京に行った理由を話し、これからも友達でいてほしいとお願いした。
大学2年での西常祭での青大からのアドバイス以降、1年の頃からずっと返事を待ち続けた藤河とつき合っている。
次回作・風夏でも登場しており、藤河から「ケーキに変なアレンジやめてよね」と言われていた。
第1回キャラ人気投票では2位を獲得(573票)。
加賀 月(かが あかり)(旧姓) 神咲 月(かんざき あかり)(現在)
声 - 高野菜々、稲垣鈴夏(子供時代〈TVアニメ〉)
出身:広島県、誕生日:1994年3月9日、身長:167cm、体重:49kg、血液型:B型、3サイズ:B89/W60/H93
青大の小学2年生からの幼馴染。前髪を常に2本髪留めしている。
父親がロシア人のハーフであるため、金髪碧眼。しかもスタイルは抜群。初期の原作人気を支えた重要人物の一人。
性格は明るくて親しみやすく、柚希を誘ってテニス部に所属する。勉強は不得意で、尊とほぼ同じレベル。毎年青大の元に尊とともに宿題を写しに来るのが恒例となっている。
中学時代から七海の兄の成海に想いを寄せており、青大と柚希を誘ってキャンプ場でWデートを決行するも、逆に成海は柚希を気に入ってしまったことで、以降、成海のことは諦めたようである。
青大が帰京した柚希とのケンカをごまかした時、ウソをつくと目を逸らすクセがあると幼馴染としての経験で鋭く見抜き、女の子目線でアドバイスしている。
青大が東京行きを決めた際には、自分たちに相談なしに決めたことに対して激怒し、青大と喧嘩になるが、その後、青大のお前らとのできるだけ思い出を持って行きたいという言葉を聞き、和解する。
青大が東京に行ってからも電話で連絡を取っており、東京の西常大学に尊、七海とともに広島から進学する。
大学2年になった後すぐに父親が過労で倒れたと聞き、一時広島に戻る。その時、親戚の結婚式に葵と出席するために広島に帰ってきていた青大に5月に学校を辞めて広島に帰ることを言い青大と尊が広島に帰って来るのを待ってると告げ、5月に皆に東京駅で見送られ笑顔で皆と別れ広島に帰郷する。
現在では父親の働く藤山建設に就職し事務員として働いている。入社してから若い従業員が成海しかいないことから、2人で遊びに行くことが多くなり4か月後に成海とつき合い、交際を続けていく内に成海と結婚し夫婦になり、七海の義姉になった。
第1回キャラ人気投票での順位は4位(377票)にランクイン。よって妄想200話にも登場し、広島編のグラマーキャラ代表の地位を不動のものにして本編ではできなかった大胆なポーズや乳揺れも青大を介して読者にサービスをしてくれた。
由良 尊(ゆら たかし)
声 - 増田俊樹、河内光(子供時代〈TVアニメ〉)、矢作紗友里(子供時代〈OAD第2期〉)
出身:広島県、誕生日:1994年4月1日、身長:174cm、体重:66kg、血液型:B型。
青大の幼馴染。野球部に所属している。眼鏡がトレードマークであるが知性的ではなく、三枚目キャラで体育以外の教科は苦手。普段の授業風景の他、田植えや夏祭り準備などの時に、青大とともに登場する。
柚希に初めて会って一目惚れするも、大した行動することもなく恋は終わった。なお、初恋の相手だった葵に振られた過去があり、また、夏祭りでは広島に遊びに来た懍にも振られていることから、惚れやすいものの、良い結果が伴わない状況となっている。
乗り物酔いしやすい体質で、遠足の際の船やロープウェイ、成海の運転する車で激しく酔っている姿が見られる。夏祭りでは一人だけ異常に楽しんでいる。
普段は三枚目キャラだが、月の怒っている原因を青大に教えたりと友達想いの面もある。
青大が東京から冬休みに一時的に帰って来た時に連れて来た清美に一目惚れをしてからは、清美を追いかけるために自分も猛勉強して月、七海とともに広島から東京の西常大学に進学する。
夏休みに広島での青大と柚希のことがあってからは、青大とは縁を切ったあとしばらくして、清美に告白しつき合うようになる。その後青大とまた友達としてやり直すも、彼女である清美が柚希のことをもの凄く嫌っているから自分も柚希と仲良くするわけにはいかないと青大に言うが、風間の墓参りに清美と明日香に同行してきたときに、清美に青大と柚希が泣くまで怒るなと説教した。
今後の就職のことは、清美の両親に家に行った際に会った時に将来のことは決めているのかと聞かれ、就職は外資系を受けよう考えている。 大学3年の6月にあった月の結婚式から数か月後、青大に清美と結ばれたことについて自慢の電話をした直後に自分と清美の間に子供ができたことを青大に相談しに行った際に、励まされ清美との結婚を決意し、清美の両親への結婚の報告と承諾が不安だったが、清美の両親も同じ事情だったことから、すんなり承諾され、大学3年の夏に清美と結婚した。
次回作・風夏でも登場しており、優の高校の学園祭に訪れている。
第1回キャラ人気投票での順位は13位(7票)。
神咲 成海(かんざき なるみ)
出身:広島県、誕生日:1991年4月17日、身長:183cm、体重:74kg、血液型:A型。
七海の2つ年上の兄。高校在学時は野球部に所属し、調理部希望だった七海を強引にマネージャーとして入部させた。
妹や後輩に厳しい人物であるが、青大たちを車で海に連れて行ったり、ウナギ釣りでボウズだった青大と柚希に自身が獲ったウナギやアユを分け与えるなど、面倒見の良いところもある。
中学時代から成海に片思いだった月に誘われた青大と柚希とのWデートのキャンプ場では、柚希を好きになってしまう。当時は柚希は青大が好きだったため、その後の成海のアプローチは不発に終わるが、文化祭では再び柚希に攻勢をかけ、後夜祭に誘い出そうとした。しかし、柚希を青大に連れ出されてしまい、以降、本人は諦めたようである。
高校は卒業した後、春から藤山建設に入社し、3年後に月が大学を辞め入社してきて以来2人で遊びに行くことが多くなり、後に月とつき合い始め9か月後に結婚した。
第1回キャラ人気投票での順位は21位(1票)。
氷室 直紀(ひむろ なおき)
菊川 琴音(きくかわ ことね)
声 - 宍戸留美(OAD)
出身:広島県、誕生日:1993年11月16日、身長:150cm、体重:41kg、血液型:A型、3サイズ:B79/W56/H81
青大たちのクラスメイト。青大たちとは中学から顔馴染みで、氷室と同じく2学期から登場した。
登場当初は、三つ編みお下げで黒縁メガネ、そばかすがトレードマークの、声も小さく、かなり控えめな性格であった。
青大たちとともに文化祭の実行委員となる。柚希の機転により、強引にメイドのモデルをやらされてしまうが、その変貌振りに青大たちは驚愕する。なお、実家は被服関係のため裁縫が得意で、実行委員の信頼を得てメイド服の製作ではその才能を遺憾なく発揮した。
徐々に青大に好意を抱き始め、とあるきっかけで青大が自分と両想いなのだと勘違いし積極的なアプローチを行うが、結局後夜祭では青大に誘われずに恋も終わってしまった。
その後、第2学年では氷室に告白され、交際関係になっている。
青大が東京に行く際に登場して以来は、登場はない。
第1回キャラ人気投票での順位は12位(10票)。
東京の人々
御島 明日香(みしま あすか)
声 - 佐倉綾音
出身地:福島県いわき市、誕生日:1993年11月18日、星座:さそり座、身長:157cm、体重:?kg、血液型:O型、3サイズ:B79/W56/H84
本作のサブヒロイン。青大の2人目の彼女。旭湯で一人暮らしをしている女子高生。勝気で喧嘩っ早い性格。貧乳が最大のコンプレックス。
葵の部屋にいた青大を空き巣と間違え、バットで殴りかかるというド派手な登場をする。感情が昂ると、時折福島弁が出る。学校ではソフトボール部に所属。青大に対して好意を匂わせる描写が多々あり、実際に「いろんな意味で好き」と発言している。その後、青大の実家に一緒に行ったときに気持ちを打ち明け、青大と付き合うことになった。
青大との関係は付き合い始めて1年以上経っても良好で、青大が合コンの数合わせで誘われた時も自ら「困っているなら行ってあげれば?」と許可したほど信頼を置いている(そのことで尊から「そんな仏さんみたいな彼女がおるんですか」と驚かれた)。
その後、夏休みに広島での青大と柚希のことがあってから青大に「ゴメン…好きな子ができた…オレと別れてくれ」と言われ青大にフラれることになってしまった。 現在では吹っ切れて、青大と柚希のことは嫌ってはいない。
月を東京駅から見送る際に、就職は実家である福島の会社で部活動としてソフトボールをやれたら良いと皆に話した。
青大を大学に誘った張本人だが、青大が料理人になると言っていたのはネタだと思っていた。交際していた期間はこの時点での柚希以上に長かったものの、柚希より青大の内面まではあまり把握できていなかった。
青大から柚希と保科との沖縄旅行に行く直前に柚希と喧嘩したことについて打ち明けられた。その時に、元カノと沖縄旅行に行く約束をしておいて浮気をしたことへの罰が当たったのではないかと発言した。その直後、青大が予想以上に落ち込んだためすぐに謝罪した。
社会人編では、就職して愛媛県に赴任した後、女子ソフトボールの日本代表となって活躍しており、最終話でテレビに映っている。
『ヒットマン』でゲスト出演しており、プロの漫画家となった天谷栞の友人として登場している。
第1回キャラ人気投票での順位は5位(327票)。
風間 恭輔(かざま きょうすけ)
声 - 小野大輔
出身地:東京都、誕生日:1993年5月5日、星座:おうし座、身長:174cm、体重:60kg、血液型:AB型。
明日香と同い年である友人の青年。長髪で女好き。しかしいいヤツ。バイクが好きで、将来はノリックの様なプロのレーサーになることを目標とし、青大にはプロの料理人になったらスポンサーになって貰い、ヘルメットの一番目立つところに「桐島食堂」の名を乗せる約束を交わしていた。柚希とこれからも一緒にいるべく完治するための手術を自ら受け、成功したものの術後の体力が持たず、すぐに亡くなってしまった。また、アニメでは母親(声 - 上川ゆう)が登場している。
恭輔の死後、遺品の一つであるヘルメットは後に青大が預かり、最終回で桐島食堂に飾られることとなった。
モデルとなっているのは作者の友人で実際にバイクレーサーになる事を目指していたが若くして亡くなったという。
第1回キャラ人気投票での順位は6位(185票)。
夏越 美奈(なごし みな)
声 - 矢作紗友里
出身地:神奈川県、誕生日:1993年12月8日、星座:いて座、身長:155cm、体重:?kg、血液型:A型、3サイズ:B80/W57/H80
東京の学校で青大と同じクラスだった女生徒。図書委員。青大に柚希の通っている学校の文化祭に一緒に行こうと言われた際に、青大が自分のことを好きと勘違いしてしまう。妄想癖が激しい。
大学生になっても妄想癖は相変わらずで、青大がアウトドアサークルに大学1年の終わりに体験で入った時に青大と久しぶりに再会する。その時点で青大と明日香がまだつき合っていると思い明日香のことをキャンプ中に青大に聞くと、明日香とつき合うより前に彼女にフラれたことを話された時に、柚希のことを話しているのに自分が青大をフったと思い込んだり、今は一緒にいられるから幸せと言う青大に、自分とキャンプに参加できていることに対してと思い込み、自分は青大の彼女だと勝手に勘違いしている。
その後結局自分の勘違いに気づかず、青大を振った。次回作・風夏で坂本と登場しており、風夏とビーチバレーをしている。その中で坂本と結婚、子供がいる事が判明した。
アウトドアサークルでは副部長となる。
第1回キャラ人気投票での順位は8位(53票)。
天城 紫歩(あまぎ しほ)
出身地:東京都、誕生日:1991年12月8日、星座:いて座、身長:164cm、体重:47kg、血液型:AB型、3サイズ:B85/W57/H86
月の親戚が経営しているレストラン「七塚ヶ原」の厨房で3年前からアルバイトとして働いている18歳の女性。とても有能で、アルバイトでありながら実質的に厨房のリーダーになっていた。しかし、非常に厳しくきつい物言いのせいで現場では「鬼軍曹」と呼ばれ恐れられていた。連休の間だけアルバイトにやってきた青大を厳しく指導する。
青大のことは、「七塚々原」でのバイト終了後も次に来るのを待っていたが、柚希を追いかけて東京に行ってしまってから4年近く登場はなかった。
青大が広島を離れ東京の高校に転校した後しばらくして東京で就職した。東京に出てきて勤めていた店から21歳という若さで実力が認められ系列店の店長をしてみないかという誘いを受けて青山のカフェの店長を務める。青大が尊から聞きつけて来たときは再会を喜んだものの、ピークの時間になると青大を無理やり厨房で手伝わせるなど、青大に昔から何も変わっていないと思われる。その厳しさから、真菜曰くアルバイトに来る人達は皆すぐに辞めてしまうらしい。その後、真菜にアルバイトに来る人達が皆すぐに辞めてしまうから、自分が無理ばかりしていていつか倒れてしまうのではと心配され、真菜の頼みから青大を短期のバイトとして採用した時は青大に厳しく発言するも、真菜に包丁で食材を切っている時のまな板の音が喜んでいる時の音だと見抜かれた。海の家での仕事の時には猫嫌いという意外な一面も見せる。
第1回キャラ人気投票での順位は夏越と同票8位。
野々村 賢一(ののむら けんいち)
古葉 遥奈(こば はるな)
声 - 真野恵里菜(OAD)
出身地:広島県、誕生日:1993年9月23日、星座:てんびん座、身長:158cm、体重:?kg、血液型:A型、3サイズ:B83/W57/H86
七海の友人。小学校の時に東京に引っ越し、東京の高校に通っていたが、七海が修学旅行で東京に訪れた際に久しぶりに再会する。
ギャル系の服装を好み、下ネタもよく話す。
第1回キャラ人気投票での順位は21位(1票)。
浅倉 清美(あさくら きよみ)(旧姓) 由良 清美(ゆら きよみ)(現在)
声 - 遠藤綾
出身地:東京都、誕生日:1993年11月8日、星座:さそり座、身長:166cm、体重:48kg、血液型:B型、3サイズ:B90/W60/H91
恭輔の幼馴染。気が強く、態度も大きい。スタイル抜群で爆乳、ツンデレ。恭輔に秘めた思いがあるため、柚希のことが大嫌い。無類の温泉好き。青大の実家に同行した際月と温泉巡りをしている。大学入学後は温泉サークルに入部している。笑うと可愛い人で、いろいろ損をしている部分もある。
夏休みに青大と柚希のことでのあってからは、青大と柚希のことを強く嫌うようになる。 青大と縁を切ってからは、尊に好きだと告白され付き合うようになる。その後、風間の墓参りの時に青大と柚希と再会し、広島でまた青大・柚希と仲良くなる。
月を東京駅から見送る際は、悲しみから1番号泣していた。大学3年時、月の結婚式から数か月後に体調が優れない日が続くことから、病院での検査の結果で妊娠していると医師から告げられ、尊と会う時間までこれからのことを悩みながら町を歩いていた時に、偶然出会ったライブ帰りの柚希に妊娠していること、子供を産みたいことを話した時に「ってゆーか私でもそうすると思う…青大くんとの子供なら」と励まされた。子供を産むこと、尊との結婚も決意し両親への報告が不安だったが、あっさり認められ大学3年の夏に尊と入籍した。
TVアニメ版では第7話にしか登場していない。風夏ではコミックス19巻の描き下ろし漫画でゲスト出演している。
第1回キャラ人気投票での順位は7位(75票)。
宮永 知沙(みやなが ちさ)
出身地:東京都、誕生日:1998年9月13日、星座:おとめ座、身長:149cm、体重:40kg、血液型:AB型、3サイズ:B77/W55/H80
柚希がアルバイトをしている塾で個別指導を受けている北中の2年生。青大が柚希の彼氏であると知らずに、コンビニで働いているのを見て青大に一目ぼれをし、塾で柚希に相談したところ、頑張って告白するよう薦められバイト中の青大にラブレターを渡す。青大が次の日に告白の返事を断ろうとした時に、青大に家の鍵を届けにきた柚希に会い事情を把握する。1度デートすれば青大を好きにさせて見せると柚希に挑戦を申し込むも青大と柚希の家に上がり込んだりなどして柚希に大人の女としての対応と普段見せない怖い一面を見せられ、柚希に「私は青大くんを愛してる。だから絶対誰にも渡さないわ」とはっきり言われ、その後は柚希のことを同じ女性としてカッコイイと思っている。
だがやはり青大のことを諦めきれず、高校2年の夏に空き部屋となった青大と柚希の隣の部屋に引っ越してきた。
中学時代からバンド活動をするようになり、一度は諦めかけていたが青大との会話で趣味でも良いからバンド活動を続けることを決意し、次回作『風夏』では「Love God」というロックバンドのボーカル兼ギターとして日本武道館公演を行う程のアーティストとして成長している。
大学生
天谷 栞(あまや しおり)
出身地:千葉県、誕生日:1990年9月21日、星座:おとめ座、身長:160cm、体重:?kg、血液型:A型、3サイズ:B86/W59/H86
しつこいサークル勧誘から青大に救われた艶っぽい容貌の女子大生。
助けてくれた筈の青大を自室に招いた後、自分が襲われたようにカメラで撮影して青大を脅して言いなり(授業を代返)にさせる、非常に卑劣で自己中心的な性格の持ち主。父親は弁護士であり、もし青大が周囲に無実を訴えても揉み消すと豪語している。
漫画家を目指しており、賞も獲得済みで担当編集者もついているなど素質はあるようだが、両親からは猛反対されている。そのことから、勉強するフリをするだけのために短大へ入学し、在学中にデビューしてしまおうと目論んだものの、失敗に終わってしまう。だが、更に準備期間を設けるべく、4年制大学へ編入した。
青大が柚希と寄りを戻した時には、保科以外に青大に接していたため、よく相談などもしていた。柚希と保科のことは気に入っている。青大に将来料理人になるもならないも貴方の自由だと言い青大を励ました。
姉は『風夏』の登場人物である天谷早織。『ヒットマン』ではプロの漫画家となり主要な登場人物として活躍している姿が描かれている。
市原 康生(いちはら こうせい)
声 - 杉山紀彰
出身地:愛知県、誕生日:1992年7月16日、身長:180cm、体重68kg、血液型:A型。
青大達の大学の先輩であり、テニスサークルに所属している。あだ名はイッチー。入学当時から保科をナンパしていたが青大にやめて欲しいといわれてからはほぼ登場が無い。
保科 美友(ほしな みゆ)
声:原田ひとみ(ゲーム)
出身地:神奈川県、誕生日:1994年2月3日、星座:みずがめ座、身長:156cm、体重:?kg、血液型:B型、3サイズ B100/W59/H87
青大達と同じ西常大に通う女子大生で、青大と柚希の良き理解者。学年も同じ。また、青大が新たに住み始めたアパートのお隣さんでもある。
極度の男性恐怖症だが、時折見せる大胆な行動や言動で青大を困惑させる。かなりのかくれ爆乳だった。
最初は青大との会話で何かにつけ彼を避けていたが、自転車を直して貰ってからは徐々に心を開き始める。
青大と柚希のプール・デートの時、青大に自分をアピールしようと派手な水着を着てくるが、変な男が寄ってくるためTシャツで隠す。しかし、すべてを察した懍がいきなり脱がせてくれたことで、青大の前でお色気満点の乳揺れと共に、水着姿が披露できた。
青大と柚希と友達になって青大のことを信頼しだしてから、大学で市原に入学当時からしつこく付きまとわれていたところを青大に助けてもらってからは、二人のことを信頼している。
お酒に弱く、飲むとすぐに酔っ払い柚希にお酒を飲ませたりして青大を困らせる。ハロウィンパーティでは酔った勢いで柚希を操り青大にイタズラ。さらに暑いといって脱衣し、プールと同じく乳揺れを披露。さらに自身の身体をコーディネイトして、青大を挑発した。
以上のように、登場前半はとにかくお色気担当的な行動が多い。また、妄想がちな性格があってか、カマトト的な勘違いも。
柚希が強制的に父親に名古屋に連れて行かれた時は、青大に改めて柚希への思いに気付かせるなどの活躍をみせる。
沖縄旅行に青大と柚希と一緒に行った時には、青大と柚希の仲直りのキッカケを作るなどしたが、二人が仲直りしたことにより旅行最終日に自分がいては邪魔なのではないかと考え最終便の飛行機で帰ると言う、しかし、二人に仲直りさせてくれたお礼に貝殻のネックレスをもらった時には涙を流しながら喜んだ。
大学1年の終わり近くから柚希と一緒に西常大学の手芸サークルに所属している。
月の結婚式の少し後に、以前から海外に行ってみたいという憧れがあり、青大と柚希に出会ったことがきっかけで、あと一歩踏み出してみようと決意し、大学3年の夏にイギリスに留学した。
その後帰国し、最終回で青大と柚希の結婚式に参列していた。
風夏ではコミックス19巻の描き下ろし漫画、ヒットマンではコミックス3巻の描き下ろし漫画でゲスト出演している。
水本 星矢(みずもと せいや)
出身地:東京都、誕生日:1991年6月10日、星座:ふたご座、身長:177cm、体重60kg、血液型:O型。
西常大学のアウトドアサークルの部長。基本的にめんどくさいことやしたくないないことを入部して間もない青大に押し付けている。イタリア料理のシェフである父親がいて薬草や料理のことも詳しく、料理の腕は青大以上。
青大にはてっきり将来料理人になるだろうと思われていたが、本人に料理人になる意思はなく料理は趣味の一つと言っている。
妹に真菜がいる。真菜がバイトをしており、紫歩が店長を務める青山のカフェに訪れた際に真菜が接客する高校生の男が真菜をナンパすると、その高校生の男に「家に帰り二度と来るな」と言うほどのシスコン。そのことで紫歩を怒らせた。
大学3年終了間近にサークルの引退を決意し、部長を青大、副部長を夏越に指名した。
水本 真菜(みずもと まな)
藤河 昭人(ふじかわ あきひと)
出身地:東京都、誕生日:1994年1月1日、星座:やぎ座、身長:160cm、体重46kg、血液型:A型。
青大と同じ西常大学に通う大学生。大学1年の正月に七海に告白をした後、七海からの返事をずっと待ち続けていた程七海のことが好きだった。青大も「かなり子供っぽいけど悪いヤツには見えない。」と思った。女ったらしという情報を聞いた青大に調査され、柚希と手芸部の部室で会話している所を青大が見つけ、青大に全力で止められる。しかし七海へのプレゼントを買いに来たと解った後に高校も男子校出身で今まで女性とつき合ったこともないという事が判明し、次の日に七海とのデートで七海からのOKの返事を貰って七海とつき合うことになった。
温泉旅行に行った際、尊によると「巨根」だという噂がある。
高波 奈央(たかなみ なお)
出身地:東京都、誕生日:1993年11月9日、星座:さそり座、身長:152cm、体重:40kg、血液型:A型、3サイズ:B79/W56/H80。
青大と同じ西常大学に通う大学生。青大が七海の誘いで藤河との3人の昼食後、青大に話しかけてきた女性で、青大に藤河は女ったらしだということを青大に教えた。七海と藤河がつき合うようになった後に嘘の情報を教えたことを青大に説教をされ泣き出した時に青大に藤河のことをそんなに好きだったのかと思われたが、実は七海の事が好きだったという同性愛者であった。
青大を見つけ話しかけてきた柚希に一目惚れをし、青大から密かに柚希を奪おうとするも青大を見つけ話しかけてきた懍を見てまた一目惚れをして青大に「カワイイ子なら誰でも良い」と判断された。
その後懍に告白し、振られている。
長門 未沙(ながと みさ)
ハイツ旭湯
秋月 涼風(あきつき すずか)
秋月 風夏(あきつき ふうか)
書誌情報
瀬尾公治『君のいる町』講談社〈講談社コミックス〉、全27巻
- 公式ガイドブック 恋なび -LOVE NAVIGATION!- 2013年8月16日発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-376882-4
- 君のいる町 妄想200話 SPECIAL EDITION - 2018年10月17日発行、 ISBN 978-4065130735
備考
- 『週刊少年マガジン』と広島県の名菓であるもみじ饅頭の老舗店との共同企画により、『君のいる町』がパッケージキャラクターとなった商品が2008年11月より期間限定で発売された。
- 『週刊少年マガジン』で市川マサが連載中の漫画『A-BOUT!』の作中では『君のいる町』がテレビドラマ化されており、作中人物の多くがファンという設定になっている。2010年には『週刊少年マガジン』で『君のいる町』の次のページに『A-BOUT!』が掲載されたことがあったが、その際は瀬尾の絵に似せて描かれた『君のいる町』の劇中劇が導入部として挿入されていた。
OAD
2012年3月16日に発売された単行本第17巻と、同年6月15日に発売された同第18巻のDVD付き限定版に収録。原作者の出身地である広島県庄原市との共同制作となる。第2話では『涼風』の登場人物である涼風も登場している他、『涼風』で控えられていたお色気描写が存在する。
テレビアニメ放送終了後に製作の、2014年1月17日に発売の単行本第26巻には第9巻に収録された月の特別回想編をアニメ化、2014年3月17日に発売の単行本第27巻には最終回をアニメ化している。
スタッフ
主題歌
第1期
エンディングテーマ「黄昏交差点」
第2期
オープニングテーマ「センチメンタルラブ」(Astro Voice)(第1話)
エンディングテーマ
「ここにいるよ」(第1話)
「虹色カレンダー」(第2話)
テレビアニメ
2013年7月から9月まで、テレビ東京系列および広島ホームテレビにて放送された。1クールでまとめるために原作とは構成(時系列)を変えたり、原作の一部の話をカットするなどの改変がされている。
スタッフ(テレビアニメ)
- 原作 - 瀬尾公治「君のいる町」(講談社「週刊少年マガジン」連載)
- 監督 - 山内重保
- シリーズ構成・脚本 - 吉田玲子
- キャラクターデザイン - 西位輝実
- プロップデザイン - 新妻瑠維、ふくだのりゆき、高瀬さやか
- 総作画監督 - 羽山淳一
- 美術監督 - 松本健治
- 色彩設計 - 辻田邦夫、竹澤聡
- 撮影監督 - 増元由紀大
- 編集 - 後藤正浩
- 音楽 - 奥慶一
- チーフプロデューサー - 辻畑秀生、立石謙介、中川岳、後藤謙治、大角誠
- プロデューサー - 高林庸介、古川慎、依田一
- アニメーションプロデューサー - 内藤祐史、白石直子
- アニメーション制作協力 - ミルパンセ
- アニメーション制作 - GONZO
- 製作 - 「君のいる町」製作委員会(テレビ東京、電通、GONZO)
主題歌(テレビアニメ)
オープニングテーマ「センチメンタルラブ」
エンディングテーマ
「君のいる町」(第1話 - 第6話)
「Dear friend」(第7話 - 第11話)
「君のいる町〜Answer Songs ver.〜」(第12話)
挿入歌
「閃光ハナビ」(第8・9話)
「Mr.Darling」(第8・9話)
「Another Letter」(第11話)
「Am I Ready?」(第12話)
各話リスト(テレビアニメ)
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 追いかけて | 吉田玲子 | 山内重保 | 市川慶一、新妻瑠維 熊田明子 | |
第2話 | 桜の咲く頃 | 小島彰、佐野陽子 | |||
第3話 | 突然、バタンチュー | 木村延景 | 竹田欣弘 | ||
第4話 | あいさつ | 國澤真理子 | 御神崎海 | 大田和寛 | |
第5話 | 宣戦布告。 | 国井桂 | 倉谷涼一 | 高瀬言、横田和彦 | |
第6話 | オレの本心。 | 吉田玲子 | 山内重保 | 藤瀬順一 | 市川慶一、長田絵里 |
第7話 | ねがい。 | 國澤真理子 | 朝倉竜也 | 鈴木薫 | 林あすか、阿部可奈子 |
第8話 | 再会の夜に | 国井桂 | 木村延景 | 二下一 川久保圭史 |
小島彰、竹田欣弘 |
第9話 | デートするか。 | 吉田玲子 | 山河静音 | 倉谷涼一 | 越智博之、高瀬言 山下敏成、横田和彦 |
第10話 | キレイな花 | 國澤真理子 | 御神崎海 | 下司泰弘 | MK、磯野智 |
第11話 | 告白。 | 国井桂 | 木村延景 | 竹田欣弘、林あすか 阿部可奈子 | |
最終話 | 君のいる町 | 吉田玲子 | 山内重保 | 羽山淳一 |
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ東京 | 2013年7月13日 - 9月28日 | 土曜 23:30 - 23:55 | テレビ東京系列 | 製作委員会参加 |
北海道 | テレビ北海道 | ||||
愛知県 | テレビ愛知 | ||||
大阪府 | テレビ大阪 | ||||
岡山県・香川県 | テレビせとうち | ||||
福岡県 | TVQ九州放送 | ||||
日本全域 | ニコニコ生放送 | 2013年7月14日 - 9月29日 | 日曜 23:00 - 23:30 | ネット配信 | |
ニコニコチャンネル | 日曜 23:30 更新 | ||||
バンダイチャンネル | 2013年7月16日 - 10月1日 | 火曜 12:00 更新 | 有料会員全話見放題 | ||
広島県 | 広島ホームテレビ | 2013年7月23日 - 10月8日 | 火曜 1:51 - 2:21(月曜深夜) | テレビ朝日系列 | |
日本全域 | AT-X | 2013年7月24日 - 10月9日 | 水曜 23:30 - 23:55 | アニメ専門CS放送 | リピート放送あり |
関連商品
BD / DVD
初版はアミューズソフトエンタテインメント、全話いっき見BDはフロンティアワークスより発売。
巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
BD | DVD | |||
1 | 2013年9月25日 | 第1話 - 第2話 | ASBD-1085 | ASBY-5599 |
2 | 2013年10月23日 | 第3話 - 第4話 | ASBD-1086 | ASBY-5600 |
3 | 2013年11月20日 | 第5話 - 第6話 | ASBD-1087 | ASBY-5601 |
4 | 2013年12月25日 | 第7話 - 第8話 | ASBD-1088 | ASBY-5602 |
5 | 2014年1月22日 | 第9話 - 第10話 | ASBD-1089 | ASBY-5603 |
6 | 2014年2月26日 | 第11話 - 最終話 | ASBD-1090 | ASBY-5604 |
いっき見 | 2020年12月23日 | 第1話 - 最終話 | FFXY-9001 | - |
CD
ユニバーサルミュージックより発売。
発売日 | タイトル | 規格品番 |
---|---|---|
2013年6月26日 | 君のいる町 ドラマCD プレ・シーズン・ストーリー〜決意〜 | UMCA-10021 |
2013年7月24日 | 君のいる町 | UMCA-50039 |
2013年9月18日 | Dear friend | UMCA-50040 |
君のいる町 キャラクターソングアルバム アンサーソングス | UMCA-10029 |
備考(テレビアニメ)
- 裏番組で同じ週刊少年マガジン連載のテレビドラマ『山田くんと7人の魔女』(フジテレビ)が放送されていた。
ラジオ
文化放送で毎週土曜25:30 - 26:00放送の講談社提供の番組『豊永利行・内山昂輝の週刊サウンドウィング 〜音羽編集部〜』のコーナーとして7月6日から4回の期間限定でタカオユキをパーソナリティーとして君町レコメンドを放送、各回に細谷佳正、中島愛、佐倉綾音、小野大輔をゲストとして迎える。
その他のタイアップ
地域
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