漫画

嘘解きレトリック


ジャンル:推理漫画,推理,少女,少女漫画,

題材:,犯罪,

舞台:昭和戦前時代の日本,

主人公の属性:探偵,

漫画

作者:都戸利津,

出版社:白泉社,

掲載誌:別冊花とゆめ,

レーベル:花とゆめコミックス,

巻数:全10巻,



以下はWikipediaより引用

要約

『嘘解きレトリック』(うそときレトリック)は、都戸利津による日本の漫画作品。『別冊花とゆめ』(白泉社)にて2012年12月号から連載を開始し、2018年5月号で完結した。昭和初期の日本を舞台に、貧乏な探偵と「ウソが聞き分けられる」能力を持った探偵助手を中心とするミステリーが描かれる。

ストーリー

昭和初年、九十九夜町(つくもやちょう)。生まれ故郷の村を出た浦部鹿乃子であったが、空腹で行き倒れたところを貧乏探偵の祝左右馬に助けられる。鹿乃子は「人のウソが聞き分けられる」能力をもっており、そのために人々から疎まれてきたが、左右馬はその能力を「探偵として素晴らしく便利」と言い、行く当てのない彼女を探偵助手として受け入れる。不思議な2人のレトロモダン路地裏探偵活劇。

登場人物

浦部 鹿乃子(うらべ かのこ)

本作の主人公で16歳の少女。祝左右馬の探偵助手。物心ついたころから、「人のウソが聞き分けられる」という能力をもっており、その能力のせいで孤独な思いを抱えている。
祝 左右馬(いわい そうま)

祝左右馬探偵事務所の探偵。貧乏暮らしをしているが、推理とハッタリの能力に長けている。鹿乃子の「ウソが聞き分けられる」能力からだけでは分からない、嘘をついた理由まで考慮して推理をしていく。
端崎 馨(はなさき かおる)

祝左右馬の親友。家柄の良い刑事。いつも左右馬に振り回されているが、ここぞという時に手助けをする。
倉田 達造(くらた たつぞう)
「お食事処 くら田」の主人。
倉田 ヨシ江(くらた よしえ)
「お食事処 くら田」のおかみ。
たろ
達造とヨシ江の息子。
六平
「八百六」主人。達造とは子供の頃からのつき合い。
藤島 千代(ふじしま ちよ)

藤島家のお嬢様。推理小説好きで、非常に感化されやすいタイプ。名探偵「眉目秀麗(まゆめひでよし)」のファン。自身の誘拐騒動をきっかけに、祝左右馬に憧れの念を抱くようになる。
耕吉(こうきち)

藤島家の運転手。友達の借金を背負わされ、返済に苦しんだため、藤島千代の身代金誘拐を企てるも、左右馬らの推理により事実が明かされる。耕吉のこれまでの働きに免じて藤島家からのお咎めはなかった。
端崎 雅(はなさき みやび)

端崎馨の姉。心霊・怪奇系雑誌「魔境探報」の記者。
リリー / 久我山 小百合(くがやま さゆり)

「カフェーローズ」というカフェーに勤める女給。
桐野 貫二(きりの かんじ)
リリーの恋人。雑誌や広告の絵を描く仕事をしている。
利市(りいち)
赤毛でしっぽ髪の男性。寺で読み書きを習いながら、いろんな仕事を掛け持ちしている。ヤイコという幼い少女の面倒を見ている。。

書誌情報
  • 都戸利津 『嘘解きレトリック』 白泉社〈花とゆめコミックス〉、全10巻
  • 2013年6月20日発売、ISBN 978-4-592-19633-4
  • 2013年11月20日発売、ISBN 978-4-592-19634-1
  • 2014年5月20日発売、ISBN 978-4-592-19635-8
  • 2015年1月20日発売、ISBN 978-4-592-19636-5
  • 2015年9月18日発売、ISBN 978-4-592-19637-2
  • 2016年2月19日発売、ISBN 978-4-592-19638-9
  • 2016年12月20日発売、ISBN 978-4-592-19639-6
  • 2017年5月19日発売、ISBN 978-4-592-21468-7
  • 2017年12月20日発売、ISBN 978-4-592-21469-4
  • 2018年8月20日発売、ISBN 978-4-592-21490-8