囚人リク
漫画:囚人リク
作者:瀬口忍,
出版社:秋田書店,
掲載誌:週刊少年チャンピオン,
レーベル:少年チャンピオンコミックス,
発表期間:2011年2月10日 - 2018年2月15日,
巻数:全38巻,
話数:全337話,
漫画:ボスレノマ〜「囚人リク」外伝〜
作者:瀬口忍,
出版社:秋田書店,
掲載誌:週刊少年チャンピオン,
レーベル:少年チャンピオンコミックス,
発表期間:2018年8月30日 - 2019年1月10日,
巻数:全2巻,
話数:全18話,
以下はWikipediaより引用
要約
『囚人リク』(しゅうじんリク)は、瀬口忍による日本の漫画作品。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、2011年11号から2018年12号まで連載された。同誌では野部優美の『真・餓狼伝』、佐藤タカヒロの『バチバチBURST』とともに「筋肉が魅力的な3作品」として扱われた。
あらすじ
ある日の夜、隕石が都心に激突したことにより、東京は壊滅した。それから10年、東京は復興が進みつつあったが、隕石クレーター周辺は復興から取り残され、治安が極端に悪化したスラム街と化した。そのためスラムは壁によって隔絶され、外界よりもさらに厳しく治安が維持されていた。
隕石墜落孤児の少年リクは、「おじさん」と慕う中年警察官・藤本吾郎に見守られながらスラム街で日々をたくましく過ごしていた。しかし、極楽10年7月8日、藤本は警視総監・鬼道院永周の悪事を暴こうとして殺害され、その場に居合わせたリクは藤本を殺害した容疑で罪を被せられ、鬼道院の手で極楽島特級刑務所へ収監されてしまう。鬼道院を倒しおじさんの無念を晴らすため、リクは刑務所の仲間たちと共に脱獄を決意する。
苦心の末、仲間を集め、極楽島からの脱獄を決行するも、鬼道院の手に落ちた一行は、鬼道院の非合法施設「地獄島」へ送られる。地獄島は地下では巨大な坑道を掘り、地上ではアヘンを栽培、製造していた。送られてきた囚人のほとんどが1か月以内に死亡するという苛酷な状況の下、一行は再び脱獄を図る。
登場人物
脱獄グループ
脱獄計画を進めるため、総転房(定期的に行われる各囚人の収容房配置転換)を利用して第27木工場へ集められた仲間たち。田中と沢田以外は全員同じ雑居房に収容されている。担当刑務官に対しては、レノマとの癒着に感づいた人間を、監視と口封じのため同じ部屋に集めたことになっている。椿、沢田を除き、鬼道院に捕らえられ「地獄島」へと送られる。
リク / 栗田 陸(くりた りく)
本作の主人公。13歳。隕石の落下で両親を失い、以来おじさんに見守られながらスラム街に1人で暮らしていた。鬼道院の悪事を暴こうとしたおじさんが鬼道院に殺害され、その現場で鬼道院に向かって発砲したことから「特別な絶望を用意する」とおじさんを殺した罪を着せられ、懲役30年の判決を受け極楽島特級刑務所に収監された。
鬼道院が警視総監であると知って以来、常に脱獄の機会を窺い続けていたが、その方法がわからず途方に暮れていた。しかしレノマと義兄弟になり田中が計画に加わって以降、中心人物として脱獄計画を進行させている。困っている人を見過ごすことができない義侠心の強い性格で、その真っ直ぐな振る舞いはレノマや椿のようなスラム育ちで生き方が曲がってしまった人間に大きな影響を及ぼしている。
レノマ / 佐々木 麗乃真(ささき れのま)
ギャング「ダブルドラゴンクロス」のリーダー。18歳。リクと同部屋の囚人で、リクが配属されているN棟第27木工場(ニーナナ)のボス。筋骨隆々とした屈強な肉体をしており、背中には二匹の龍が十字架に絡みついた刺青を彫っている。極度の負けず嫌いで気性の荒い性格をしており、ボスに足る威厳と気骨も持ち合わせる。
ニーナナ担当刑務官の谷村と癒着しており、外部から持ち込まれた品物を賄賂として贈り、その見返りとして様々な便宜を受けている。また自前の携帯電話を持っており、獄外にいる舎弟と必要に応じて連絡をとっている。
生まれて間もなく親から捨てられ、最貧スラム街・グランドスラムの団地の養護施設で育てられた。その施設の園長を心の底から慕っていたが、施設が子供の臓器を売る目的で運営されていたことと、自分もまたその目的で売られたことを知って園長一味を殺害、グランドスラムを飛び出した。その後ダブルドラゴンクロスのリーダーとしてその名を知られる存在となったが、隕石衝突後に園長ら3人を殺害した容疑で逮捕され、懲役28年の判決を受け極楽島に収監された。
リクを私刑にかけようと臨んだラグビー対決を通じてリクのことを認め、リクと共に脱走を決意したことをきっかけにリクと義兄弟の契りを交わした。子供時代に園長に裏切られた経験から大人を激しく憎んでおり、そのため田中のグループ加入を拒絶していたが、グランドスラムにまつわる田中の過去を知って心を打たれ、リクと同じく義兄弟の契りを結び、共に計画を進めるようになった。
スピンオフ作品「ボスレノマ 〜囚人リク外伝〜」では主人公を務める。
田中 一郎(たなか いちろう)
新東京革命党総統。39歳。過去4度投獄されその全てから逃げ出した脱獄のスペシャリストで、5度目で極楽島へ送られS棟に収監された。鬼道院と浅からぬ因縁があり、顔には鬼道院がつけた大きな傷痕がある。また全身には自分が救えなかった人間を悼むために自らつけた無数の傷痕が刻まれている。
元は商社社長の長男で、家業を継がず、貧困層の人々を救うべく弁護士となり国選弁護人として活動していた。しかし隕石衝突後、壁の中に閉じ込められるスラム街の惨状を目の当たりにし、スラムを救うため家族も社会的地位も捨て革命家となった。
弟・二郎の形見の時計をリクがS棟まで届けにきたことがきっかけでリクと知り合い、手錠抜けの技を伝授した。計画においては具体的な作戦の立案に携わっており、また元弁護士という経歴を利用し職員の法律相談に乗ることで、様々な内部情報を得ている。
総転房に際してリクらのいるN棟に移ったが、沢田が同房に入るのを嫌がり人質を要求したため、自ら人質となって沢田と共に他のメンバーと別の房に収容されている。
松尾 智広(まつお ともひろ)
天野 渉(あまの わたる)
江田 史郎(えだ しろう)
第26木工場(ニーロク)のボス。レノマとはライバル関係にあり、その巨体から「極楽島の巨人」と呼ばれる。侠気に溢れ卑怯なやり口を許さない真っ直ぐで豪快な性格で、リクからは本来刑務所に来るような人間ではないと言われている。髪型は揉み上げの長いリーゼント。関西弁を喋る。
かつてはギャングのリーダーだったが、部下の裏切りで警察に売られ、逃げ込んだ先の寿司屋「友寿司」の女主人・友子に匿われたことから、住み込みで働くようになった。友子が史郎を匿うために借金までし、何も言わずに愛情を注いでくれたことで心を開き、更生して熱心に寿司屋を手伝っていた。しかし借金取りに友子を殺害され、怒り狂って借金取り3人を殺害、殺人罪で懲役20年の判決を受け収監された。友寿司を自分の手で再建したいと願って脱獄計画に参加し、リクたちと同じ房に移動する。
椿 陽平(つばき ようへい)
第16木工場(イチロク)のボス。18歳。黒髪長髪の美男で、ボクシングの実力が非常に高い。右目を失明しているため義眼を入れており、普段は眼鏡をかけている。背中には、妹・美雪をモデルにした天女の刺青が彫られている。
隕石衝突で孤児となり、プロボクサーを目指しながら美雪と2人で生活を送っていた。美雪の病気の治療費を手に入れるために大金を盗みだそうとしたが、同じ金を盗みにきたレノマと一対一で対決、そのときに右目を失いボクサーの夢を断たれた。その後、賞金目当てでスラム外の地下格闘技の試合に出場、そこでライオンと戦わされ勝利したものの、実際は格闘大会ではなく出場者がライオンに食い殺されるまで戦わされるのを見物するショーに過ぎないことを知り、ショーのスタッフを殺害して逃走。4年後に逮捕され、殺人罪とスラム外への不法滞在と逃亡罪で懲役28年の刑を受け、極楽島へ投獄された。
そのような過去からレノマのことを激しく憎み、レノマ不在の隙を突いてニーナナに侵攻したが、あくまで正々堂々と戦おうとするリクのひた向きさに心を打たれ、強烈な頭突きを受け敗れた。その後、レノマの出した治療費によって美雪が快復し、その後も元気に暮らしていることを知ってレノマと和解。美雪と再会するために脱獄計画に加わり、脱獄メンバーと同房になる。
逃走用のヘリポートの下見に行った際に看守の原田と出くわしたことがきっかけで脱獄計画に気付かれてしまうが、口封じを図った沢田から身を挺して原田を庇い、原田との間にある種の信頼関係が生まれる。
脱獄決行の際、窮地に追い詰められた脱獄メンバーを捨て身の行動でヘリポートまで向かわせることに成功するが看守の内海に腹部を刺され、助けに来たレノマの背中で息を引き取る。
沢田 拓児(さわだ たくじ)
「輪切りの悪魔(スライス・デビル)」の異名を持つ、スラムでその名を知られた殺し屋。指にワイヤーを仕込んでおり、それを相手の首に巻き付けて切断し殺害する。自分が殺し屋であることに異常な矜持を持っており、非常に狡猾で執念深い。金髪の奇抜な髪形で顔に刺青を入れている。
スリの罪で懲役2年判決を受けて極楽島に送られ、移送の際にトラブルを起こしたことから懲罰房に収監され、監視の隙を突いて自分を暴行した刑務官を殺害した。その後レノマに叩きのめされた囚人に雇われレノマに挑むが、殺し技を見切られて返り討ちに遭い、その直後に刑務官に拘束され保護房に収容された。
偶然レノマたちの脱獄計画に勘付いたことから、脱獄成功のタイミングを見計らってレノマに復讐するため、自分も計画に加えるよう持ちかけた。総転房に際しては、計画が露見した場合の自らのリスクを避けるためレノマたちとは距離を置き、人質として田中と同房となった。
脱獄の際、ヘリコプターを奪う直前にレノマへの復讐を決行してレノマを瀕死に追い込み、ヘリをジャックするが他の脱獄メンバーの抵抗に遭い失敗。ヘリの外に吊るされてしまうが鬼道院に捕まる直前に逃走して消息を絶つ。
その後、経緯は不明だが地獄島にやってきており、殺人ショーに参加することとなったレノマと再会。無敗のキングとして君臨している。
地獄島では殺人ショーにてレノマに敗北し、全身の隠し武器を取り除かれたことによる精神的負担から、身体能力はそのままに、記憶喪失、幼児退行といった現象が見られ、レノマのことをささぴーと呼び、地獄島からの脱出にも貢献するようになる。
唐 周龍(タン シュウロン)
スラム最大のギャング「ドラゴンクロス」の2代目リーダー。会社社長で隕石衝突後にギャングになった初代リーダーの息子で、とぼけた外見をしているが用心深い。レノマに誘われて計画に加わり、同房となった。
脱獄計画のため、父親に船を用意してもらう予定だったが、拒否され計画が頓挫しそうになり悩んでいたところ、かつて父の暗殺を目論んだ敵が極楽島に収監されていることを知り、レノマの立ち合いのもと一対一で対決し勝利する。それを父に報告し、極楽島から脱出する船の手配の約束を取り付たかに見えたが、実は鬼道院の「父を人質に取った」と言う嘘に騙されていて、脱獄メンバーを捕らえる手伝いをさせられてしまう。事実が発覚した直後は自責の念から自害しようとするも鬼道院に阻止され他のメンバー共々地獄島へ送られる。
地獄島でのスケッチ作戦の際は自身の裏切り行為の贖罪のためにギロチンの看守をひきつける危険な役目を自ら志願し、ひたすら看守の殴打に耐える命がけの行動に出る。裏切り行為以降、他の脱獄メンバーからは内心ずっと恨まれていたがその捨て身の行動は彼に対する脱獄メンバーの思いに変化を与えた。
極楽島囚人
レノマの同房囚
炊場関連
極楽島職員
山岡(やまおか)
原田(はらだ)
極楽島特級刑務所の刑務官。職業意識は高く、ケンカも強い。勤務中にサボろうとしていた時に、ヘリポートの下見のために看守に変装していた椿と接触。後に椿と再会したことがきっかけで、脱獄計画に気付く。
口封じを図った沢田の襲撃から身を呈して自分をかばった椿のため、計画の中止を勧告するが、レノマは部下に原田を拉致させようと計画。しかし原田は襲撃を退け、これを返答と受け取り、上司への報告を決意するが、その直後に刑務所から姿を消し、リクたちとは地獄島で再会する。地獄島ではアヘン中毒にされ鬼道院への忠誠を誓っていたが、リクたちとの再会、リクたちが再び脱獄を図っていることを知ると、自らの意思でアヘン中毒を克服し、密かに協力する。
地獄島
ギロチン
藤本 光(ふじもと ひかる)
その他
鬼道院 永周(きどういん えいしゅう)
おじさん / 藤本 吾郎(ふじもと ごろう)
椿 美雪(つばき みゆき)
用語
極楽(ごくらく)
東京に隕石が落下するより前の年号は明らかになっていないが、隕石の落下した日の翌年から「極楽」に改元されており、極楽10年7月8日におじさんが鬼道院永周の悪事を暴こうとして殺害されてしまう。
極楽島
刑務所建設の着工は物語開始時点の20年前。当時の日本は経済不況のどん底で、東京の低所得者居住区では治安の悪化が加速して犯罪件数が前年比200パーセント以上になった。受刑者の激増により刑務所の収容限界を迎えそうになったため、それまでの国内最大施設であった府中刑務所の収容可能人数3500人を上回る4万人収容の世界最大級の刑務所の建設が始まった。しかし、10年前の東京壊滅により治安の悪化に拍車がかかり、受刑者がさらに増加。それを受けて収容人数を10万人にするべく拡張を実施した。
通常は法務省が刑務所を管轄するが、超法規的措置として極楽島の特級刑務所は国家公安委員会の管轄になっている。スラム内での犯罪は裁判を経ず警察権力のみで投獄可能で、逮捕から刑の執行までを警察が全て処理する体制が整えられている。
用意された非常事態マニュアルによれば、刑務所から逃走者が出た場合、炊場の一部受刑者以外の囚人全ての手錠を施錠し房内に監禁、刑務官は余剰人員も含め全員が捜索隊に所属し逃走者の捜索・確保に従事する。逃走の発覚後は、島内の一般市民は全員を島から強制退去させる。逃走者の発見が困難となった場合、刑務所以外のいかなる例外地域も設けず、島内全土を爆撃・焼却・化学兵器による攻撃を実施し、逃走者の捕縛あるいは殺害を試みることになっている。
地獄島
囚人たちは使い捨ての奴隷状態であり死亡率も高い。地下で働かされている囚人は、強制労働が始まった1か月後に別の部署へと異動となり、死ぬまで銃器製造をさせられるか、新薬開発の人体実験、金持ち相手の臓器提供など、確実な死が待っている。
囚人に暴動が発生した場合は坑道内の酸素遮断によって速やかに鎮圧を行っている。地下の職員は「お情け」として精製されたアヘンを配布しており、皆アヘン中毒になっている。
ドームの外部にはコロシアムの参加選手となっている囚人達が生活する居住区がある。個室が用意され居住空間としては快適になっているが、脱走を試みる者は看守に射殺される。
ボスレノマ 〜「囚人リク」外伝〜
少年時代のレノマが主人公を務める外伝作品。『週刊少年チャンピオン』にて、2018年40号から2019年6号まで連載。
レノマが極楽島の刑務所に投獄された後から、ニーナナのボスになる前の出来事が描かれている。
作風とテーマ
おたくま経済新聞によると、本作のテーマは「絶望への反抗」であり、「絶対的な絶望から這い上がる」展開が描かれている。『あしたのジョー』では鮮烈なシーンが描かれているが、本作にもそういった「少年漫画の血脈」が流れており、「少年という本来守られるべき“弱い存在”が、「怒り」と「義侠心」を持って大敵に立ち向かう」ような「アツい物語」が展開されている。
書誌情報
- 瀬口忍『囚人リク』 秋田書店〈少年チャンピオン・コミックス〉、全38巻
- 2011年6月8日発売、ISBN 978-4-253-20586-3
- 2011年8月8日発売、ISBN 978-4-253-20588-7
- 2011年10月7日発売、ISBN 978-4-253-20589-4
- 2012年1月6日発売、ISBN 978-4-253-20590-0
- 2012年3月8日発売、ISBN 978-4-253-20605-1
- 2012年6月8日発売、ISBN 978-4-253-20696-9
- 2012年9月7日発売、ISBN 978-4-253-20697-6
- 2012年10月5日発売、ISBN 978-4-253-20698-3
- 2012年12月7日発売、ISBN 978-4-253-20699-0
- 2013年3月8日発売、ISBN 978-4-253-20700-3
- 2013年5月8日発売、ISBN 978-4-253-22136-8
- 2013年7月8日発売、ISBN 978-4-253-22137-5
- 2013年9月6日発売、ISBN 978-4-253-22138-2
- 2013年11月8日発売、ISBN 978-4-253-22139-9
- 2014年2月7日発売、ISBN 978-4-253-22140-5
- 2014年4月8日発売、ISBN 978-4-253-22141-2
- 2014年6月6日発売、ISBN 978-4-253-22142-9
- 2014年8月8日発売、ISBN 978-4-253-22143-6
- 2014年10月8日発売、ISBN 978-4-253-22144-3
- 2014年12月8日発売、ISBN 978-4-253-22145-0
- 2015年2月6日発売、ISBN 978-4-253-22376-8
- 2015年5月8日発売、ISBN 978-4-253-22377-5
- 2015年7月8日発売、ISBN 978-4-253-22378-2
- 2015年9月8日発売、ISBN 978-4-253-22379-9
- 2015年12月8日発売、ISBN 978-4-253-22380-5
- 2016年3月8日発売、ISBN 978-4-253-22381-2
- 2016年5月6日発売、ISBN 978-4-253-22382-9
- 2016年7月8日発売、ISBN 978-4-253-22383-6
- 2016年9月8日発売、ISBN 978-4-253-22384-3
- 2016年11月8日発売、ISBN 978-4-253-22385-0
- 2017年1月6日発売、ISBN 978-4-253-22386-7
- 2017年3月8日発売、ISBN 978-4-253-22387-4
- 2017年5月8日発売、ISBN 978-4-253-22388-1
- 2017年8月8日発売、ISBN 978-4-253-22389-8
- 2017年10月6日発売、ISBN 978-4-253-22390-4
- 2017年12月8日発売、ISBN 978-4-253-22391-1
- 2018年3月8日発売、ISBN 978-4-253-22392-8
- 2018年4月6日発売、ISBN 978-4-253-22393-5
- 瀬口忍『ボスレノマ 〜「囚人リク」外伝〜』 秋田書店〈少年チャンピオン・コミックス〉、全2巻
- 2019年1月8日発売、ISBN 978-4-253-22497-0
- 2019年3月8日発売、ISBN 978-4-253-22498-7
イベント
2013年1月8日から1月27日まで、作者の瀬口が活動拠点としていた滋賀県大津にある画廊、ギャルリーオーにて本作の原画展を開催。会場では本作のネームや生原稿やカラー原画などが展示され、原稿をその場で制作するライブイベントが行われた。
2013年7月13日には本作の単行本の第12巻と同日に発売される木々津克久の『名探偵マーニー』の第4巻、佐渡川準『あまねあたためる』の第2巻の発売を記念して、有隣堂伊勢佐木町本店にて3人の合同サイン会とトークショーを開催。