圕の大魔術師
以下はWikipediaより引用
要約
『圕の大魔術師』(としょかんのだいまじゅつし)は、泉光による日本の漫画。ジャンルは「異世界ビブリオファンタジー」とされている。『good!アフタヌーン』(講談社)にて、2017年12月号から連載中。
2018年4月に単行本第1巻が発売された際には、白浜鴎が推薦コメントを寄せている。
2023年6月時点で単行本の累計部数が120万部を突破している。
あらすじ
小さな村に住む本が大好きな少年は混血であったため差別的な扱いを受け孤独であった。ある日、村に訪れた司書(カフナ)と出会い、少年の運命が大きく動き出す。
登場人物
主要人物
シオ=フミス
本作の主人公。
田舎の小村・アムンに住む本が好きな少年。6歳→13歳。
ヒューロン族とホピ族の混血で、ホピ族の特徴である緑の眼、金髪、白い肌、長く尖った耳を持ち、額には十字傷がある。両親は居らず、姉・ティファ=フミスと2人で村の貧民街に暮らしている。容姿と貧困故に殆どの村人から差別を受け、名前ではなく「耳長」という蔑称で呼ばれていた。シオ自身そんな状況に不満を抱いており、いつか冒険へと連れ出してくれる主人公が現れると信じていた。
6歳のころ、村で発見された魔道書の回収に訪れた司書・セドナ=ブルゥと出会う。セドナとの交流の中で彼女こそ待ち望んでいた主人公だと考えるが、セドナはこれを否定する。別れ際、セドナから宝物である1冊の本を預かり、主人公を待つのではなくシオ自身が主人公になることを説かれる。この経験とセドナへの憧れから、司書になることを決意する。
アムンの村
評価
2018年、「次にくるマンガ大賞2018」にノミネートされる。2019年2月に発表された「全国書店員が選んだおすすめコミック2019」一般部門にて12位を獲得。2021年1月には日本出版販売発表の「出版社コミック担当が選んだおすすめコミック」にて9位に選出されている。
書誌情報
- 泉光 『圕の大魔術師』 講談社〈アフタヌーンKC〉、既刊7巻(2023年6月7日現在)
- 2018年4月6日発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-511243-4
- 2018年11月7日発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-513566-2
- 2019年8月7日発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-516736-6
- 2020年6月5日発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-519471-3
- 2021年6月7日発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-523523-2
- 2022年6月7日発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-528198-7
- 2023年6月7日発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-531799-0