地球の長い午後
以下はWikipediaより引用
要約
『地球の長い午後』(ちきゅうのながいごご、原題 Hothouse(温室)、アメリカではThe Long Afternoon of Earth)は、ブライアン・W・オールディスのSF小説。1962年に出版され、同年、短編小説部門でヒューゴー賞を受賞した。当初は5編の短編であったが、出版時に一冊にまとめられた。
あらすじ
はるか未来、寿命が尽きかけ膨張した太陽のもと、地球の自転は停止し地上には永遠の昼と夜が現れた。熱帯と化した昼の世界では、巨大に進化したベンガルボダイジュが大陸を覆い尽くし、移動できるようになった食肉植物が絶滅の危機にある動物にかわって地上を跋扈していた。文明を失った人類は弱肉強食の世界でグループを作り細々と生きていた。身勝手な行動を繰り返した末、少年グレンはグループを追われてしまった。そこに頭をよくするから君に寄生させてくれ、と言って「アミガサダケ」が現れ……。
登場人物
ヘアリス
グレン
ヤトマー
アミガサダケ
ソーダル・イー
日本語訳
- 『地球の長い午後』伊藤典夫訳、早川書房<ハヤカワ・SF・シリーズ3139>、1967年4月
- 『地球の長い午後』伊藤典夫訳、早川書房<ハヤカワ文庫SF224>、1977年1月 ISBN 4-15-010224-4