小説

塔上の奇術師




以下はWikipediaより引用

要約

『塔上の奇術師』(とうじょうのきじゅつし)は、月刊娯楽雑誌「少女クラブ」(講談社)に1958年に連載された江戸川乱歩作の少年向け推理小説シリーズの一つである。

概要

少女誌連載を意識してか、少女探偵の花崎マユミだけでなく、中学1年生の女の子3人(淡谷スコ子・森下トシ子・園田ヨシ子)が登場している。

本作ではコウモリ男・赤い道化師・白い幽霊といった奇抜な怪人を演じつつも序盤から怪人二十面相(怪人四十面相)という正体を名乗って悪事にあたっている。「少年探偵団」以来の犯行予告のカウントダウンをする場面も存在する。本作(代作では『ふしぎな人』)を最後に四十面相という表記がなくなり、次回作からは二十面相に戻る。

あらすじ

花崎マユミは学友2人である淡谷スコ子・森下トシ子とともに、古い洋館である時計屋敷でコウモリのような怪人を目撃する。さらに、淡谷家に怪人四十面相から電話があり、24個の宝石を奪うと予告される。