夏目家の妙な人々
ジャンル:少女漫画,
以下はWikipediaより引用
要約
『夏目家の妙な人々』(なつめけのみょうなひとびと)は、わかつきめぐみによる日本の漫画作品。『デザート』(講談社)と『デザート増刊ザ・フレンド』(同)で、1997年より発表された(後述の各話一覧参照)。単行本は講談社からKCデラックス全1巻、白泉社から白泉社文庫全1巻が刊行された。
本シリーズの番外編となる短編「Cotton Candy Cloudy」が『月刊メロディ』(白泉社)2003年12月号に掲載された。
概要
『きんぎんすなご』(1996年 - 1997年)に登場する青年、夏目蒼一郎とその父親一家の10年前を舞台にしたスピンオフ作品。全員がひたすら本音でぶつかり合い、さまざまな人々との良好で深い人間関係に結びつけていく、ユニークでバイタリティーあふれる家族の1年を描いた。
あらすじ
奇妙な言動で学校中に知られる高校生、夏目蒼一郎の家族は、売れない画家で主夫の父、一家の大黒柱で会社員の母、蒼一郎を含む三つ子の5人家族で、それぞれが強い個性と自己主張を繰り広げる本音のぶつかり合いの毎日を続けていた。さらに隣に引っ越してきた同級生の実加子やその妹の久里子も巻き込み、遠慮のない応酬と仲のよさが両立するにぎやかな日々を送る。
主な登場人物
夏目 蒼一郎(なつめ そういちろう)
高村 実加子/高村 久里子(たかむら みかこ/たかむら くりこ)
夏目 紅一郎/夏目 橙一郎(なつめ こういちろう/なつめ とういちろう)
各話一覧
- 第1話 風邪をひいた日(『デザート』1998年1月号掲載)
- 第2話 お隣さんのお引っ越し(『デザート1998年4月号増刊ザ・フレンド春号』掲載)
- 第3話 GW(ゴールデンウィーク)のピクニック(『デザート1998年6月号増刊ザ・フレンド初夏号』掲載)
- 第4話 七夕の憂鬱(『デザート1998年8月号増刊ザ・フレンド夏号』掲載)
- 第5話 お月様の訪問(『デザート1998年10月号増刊ザ・フレンド秋号』掲載)
- 最終話 とーちゃんと仕事(『1998年デザート12月号増刊ザ・フレンド冬号』掲載)
- おまけまんが・ぼくらの名前(KCデラックス版描きおろし)
- Cotton Candy Cloudy(『月刊メロディ』2003年12月号掲載)
- おまけまんが・10年後の紅一郎(白泉社文庫版描きおろし)
書誌情報
- わかつきめぐみ『夏目家の妙な人々』講談社〈KCデラックス〉、1999年2月9日発売、ISBN 4-06-334033-3
- わかつきめぐみ『夏目家の妙な人々』白泉社〈白泉社文庫〉、2006年3月15日発売、ISBN 4-592-88740-9