小説

夕焼け灯台の秘密


小説

著者:志茂文彦,

出版社:京都アニメーション,

掲載サイト:京アニBON!,

レーベル:KAエスマ文庫,

連載期間:Vol.21 - 25,



以下はWikipediaより引用

要約

夕焼け灯台の秘密(ゆうやけとうだいのひみつ)は、志茂文彦による日本のライトノベル。イラストは門脇未来。KAエスマ文庫より刊行。京都アニメーションのWebマガジンである『京アニBON!』のVol.21 - 25(2009年4月 - 8月)に掲載された同作品に加筆修正と、後日談の書き下ろしを追加収録した作品。

あらすじ

高校一年生の大平水穂は、父親とケンカをして家を飛び出し、おばの住む古い灯台を訪ねる。だが、そこにおばはおらず、代わりにいたのは正体不明の子どもたち、朝絵・まひる・美夕の三姉妹だった。灯台においてもらう代わりに「自分たち以外の人間は滅亡してしまった」と信じる美夕のために、水穂は幽霊のふりをすることになってしまった。水穂は徐々に三姉妹と打ち解けていくが、次第に本当に自分が幽霊のような気がしてきて・・・。

登場人物

大平水穂(おおひら みずほ)

本編主人公。高校一年生、15歳。がさつでそそっかしく男勝り。父親とケンカし家出中。スポーツは得意だが、家事は一般的に苦手。唯一できる料理は姉に教わったホットケーキ。小さい頃から身体は弱いが優秀な姉と比べられて、辛い思いをしていた。朝絵に頼まれて灯台においてもらう代わりに美夕の前では幽霊のふりをすることになった。
美夕(みゆ)

水穂が夕焼け灯台で出逢った三姉妹の末っ子で10歳。自分たち以外の人間は滅んだと聞かされており、夕焼け灯台の敷地から出たことがない。非常に好奇心が旺盛で、目を離すと勝手にどこかへ行ってしまう。あまり喋ることがなく表情の変化も乏しいが感情は豊か。水穂のことは幽霊だと信じている。宝物は母親からもらったという熊のぬいぐるみ「ムーム」。
朝絵(あさえ)

三姉妹の長女で12歳。しっかりもので非常に頭が良く、礼儀も正しい。一方で手先はものすごく不器用。ピエトロ・マスカーニが作曲したオペラカヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲が好き。
まひる

三姉妹の次女で11歳。活発でケンカっ早い。運動神経は抜群で見かけも性格もボーイッシュだが、家事は得意。サッカーが大好き。
大平秀美(おおひら ひでみ)

水穂のおば。バイオ技術の研究者で、その特許により儲けた金で夕焼け灯台の敷地を購入した。現在外出中。親戚とはあまり交流がなかったようで、水穂以外は灯台に住んでいることすら知らないらしい。
大平穂奈美(おおひら ほなみ)

水穂の姉。身体が弱く、三年前に15歳で他界している。
加賀稔(かが みのる)

書き下ろしの短編に登場する大学一年生。

既刊一覧
  • 志茂文彦(著) / 門脇未来(イラスト) 『夕焼け灯台の秘密』 KAエスマ文庫〈京都アニメーション〉、2011年5月15日初版発行(6月1日発売)、ISBN 978-4-9905812-1-3


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