夢分けの船
舞台:音楽学校,
以下はWikipediaより引用
要約
『夢分けの船』(ゆめわけのふね)は、津原泰水の小説。河出書房Webマガジンにおいて2008年より連載されていたが翌年中断。
2016年から2020年にかけて、既発表部分も改稿の上、河出書房「文藝」にて連載された。
概要
音楽専門学校を舞台とした青春小説である。
舞台は現代であるが、意図的に明治期を意識した文体が用いられている。主に参考とされているのは夏目漱石。 著者は「青春を描くには現代文学の青春時代(=明治)の文体が合っているのではないか、それは21世紀の青春とも化学反応を起こしてくれるのではないか、というのがそもそもの執筆の動機」と語っている。
Web版のタイトルバナーには横山孝一による写真が使われている。 被写体となっている絵里子は金子國義の写真集『お遊戯』の表紙の被写体となった人物である。
あらすじ
22歳の秋野修文は、音楽に携わるという夢を捨てきれずに職を辞して上京、専門学校に入学する。 学校で斡旋され入居したその部屋には、以前の住人である久世花音の幽霊が出るという。