大食い甲子園
以下はWikipediaより引用
要約
『大食い甲子園』(おおぐいこうしえん)は、土山しげるによる日本の漫画作品。2010年6月から2011年7月15日号(7月1日発売)まで『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)にて連載された。『喰いしん坊!』と同様、ほぼ大食いのみで勝負の決着を付けるという異色の料理漫画である。
作品内の世界では、「大食い」が人気競技でプロも存在、「大食い甲子園大会」なるものも開催されている。学校の部活動として「大食い部」も存在するという設定になっている。また、『喰いしん坊!』とは同じ世界観であり、『喰いしん坊!』に登場したキャラクターが歳を経て登場している(『喰いワングランプリ』も行われているようである)。
あらすじ
岡山県立桃太郎高校は、かつて「大食い甲子園大会」で優勝するほどの強豪校だったが、近年は地区予選の1回戦で負けるという凋落ぶり。教頭が校長に大食い部の廃部を迫る中、新監督がやってくる。
登場人物
桃太郎高校
かつて15年前「第二十回全国高校大食い甲子園大会」を優勝した高校。しかしその後は鳴かず飛ばずになり、県大会どころか地区大会の1回戦負け常連校になってしまっている。他の部活は運動部・文化部ともに優秀な成績を収めているため比較対象になり、特に後述の教頭は大食いの予算を他の部に回そうと、躍起になって廃部を訴えている。「食ってェ食ってェ食いつくせ(食いまくれ)っ!桃高魂(だまし)で食い尽くせ(食いまくれ)っ!」という部歌を持つ。部員の年数によって丼の色を分けており、1年が赤、2年が黒、3年が白となっている(ただし、後述の盛山によって丼分けの制度は廃止された)。
盛山空太郎(もりやま くうたろう)
山本 康太(やまもと こうた)
矢沢 拓也(やざわ たくや)
早味 翔(はやみ しょう)
2年生。幼少の頃から大食いだが、本人は「美味い物を沢山食べたいだけ」と言い、「大食い」と呼ばれると激怒する。
毎日胃の大きさを維持するため、女子生徒らの手作り弁当を500mlのペットボトル一本で何個も平らげており、天性のフードファイターと盛山から称えられる。金髪の美男子で、女子生徒たちは彼のためなら喜んで弁当を作って来る。
友人の実家のそば屋が鬼ヶ島工業高校大食い部の元メンバーたちに潰されかけていたこともあって、当初は大食い部を嫌悪し盛山らの勧誘も突っぱねていたが、盛山の過去を知ってからは彼に惚れ込み、大食い部に入部することとなる。
大食いの実力は非常に高く、それでいて相手を冷静に観察する目も持ち合わせており、紛れもないエース格。
原 満(はら みつる)
梅小路 香(うめこうじ かおり)
林屋 彦助(はやしや ひこすけ)
伊尻 正浩(いじり まさひろ)
桃高大食い部OBで、24歳。部室に顔を出しては先輩風を吹かせ、現役部員に迷惑がられた。差し入れをする面もあるが、安物のインスタント食がほとんどのため、あまり有難られていない。
大食いの実力は低く、とにかく根性で食することしか考えていない。「俺のいた6年前の時は地区予選3回戦まで進んだんだ」というのが自慢だったが、それは1・2回戦の相手校が2校共も棄権したために進めただけで、実力による突破ではなかった。
梅小路との大食い勝負に敗れた後は、有力対戦校の試合風景を録画した動画を編集してくるなど、部のために協力するようになる。しかし頓珍漢なところは相変わらずで、よく盛山にたしなめられている。地区予選では応援に駆け付けていた。
鬼ヶ島工業高校
大食い甲子園の優勝経験を持つ、強豪校の一つ。「体育会系」的な考え方の多い大食い部の中でもかなりの典型例で、練習メニューも名物の「百食喰い」をはじめ根性を試すようなものが多い。組織だった大応援団を持つ。部員の数も多く上下関係もかなり厳しく、1年生は大食い練習には参加させて貰えずに立って部歌を歌うのみ。「瀬戸内海の海の幸、津山盆地の山の幸、吉備津の釜で煮立たせて、煮立たせて、食うが鬼工大食い部」という部歌を持つ。
大江島(おおえじま)
毒島(ぶすじま)
鬼工大食い部OBで、元プロフードファイター。早食いの名手で、通称「ターボ毒島」。大江島の2年後輩で、「ターボ毒島」という名前は大江島が名付けた。
鬼工大食い部入部当初から圧倒的な実力と自主練習を欠かさない態度で注目され、2年生でキャプテンに就任。全国大会準優勝を果たした。高校卒業後すぐプロデビューしたが伸び悩み、結果を出せず引退。その後は大食いチャレンジの賞金で生計を立てる賞金稼ぎとなっていた。しかし早味との親子丼勝負に敗れ、逃げるように姿を消した。
大江島は「高校からすぐプロになるのではなく、大学に行ってもっと胃を鍛え、試合の駆け引きを学んでいたら一流になれたと思う」と述べており、素質がありながら進路を間違ったことを残念がっていた。
倉敷白壁高校
昨年、地区予選ベスト4の実績を持つ強豪校の一つ。組織だった大応援団を持ち、大食い部への期待は非常に高い。メンバーは挑発的で、桃高に対して完全に見下した態度を取っていた。しかしその割には食指導を取られることが多く、精神面では未熟さが目立った。大食いの実力的にも「先行逃げ切り、根性論」の域を出ておらず、全国的に見るとレベルはあまり高くないと思われる。
山田 和美(やまだ かずみ)
大塚(おおつか)
私立五輪学院
今年初出場でありながら、鬼ヶ島工業高校を1回戦で破り、一躍注目の的となった学院。学校所在地である美作生誕の剣豪「宮本武蔵」にちなみ、剣道の胴をつけて応援するという珍しい応援スタイルを持つ。メンバーは全員、監督譲りの「二丁食い」を伝授されている。
獅子戸錠二(ししど じょうじ)
水野
国沢
その他
菊田(きくた)
竹田(たけだ)
書誌情報
- 土山しげる『大食い甲子園』日本文芸社〈ニチブンコミックス〉、全6巻
- 2010年10月8日発売 ISBN 978-4-537-12650-1
- 2010年12月8日発売 ISBN 978-4-537-12683-9
- 2011年2月18日発売 ISBN 978-4-537-12716-4
- 2011年4月18日発売 ISBN 978-4-537-12733-1
- 2011年6月18日発売 ISBN 978-4-537-12752-2
- 2011年9月8日発売 ISBN 978-4-537-12782-9
- 土山しげる『大食い甲子園』日本文芸社〈ニチブンコミックス〉、全6巻
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