天使祝詞 (漫画)
主人公の属性:暗殺者,
以下はWikipediaより引用
要約
『天使祝詞』(てんししゅくし)はくさなぎ俊祈の漫画。月刊ウィングス(新書館)で2001年から2007年まで連載された。
また、2007年にはドラマCD化もされている。
物語
殺人人形(キリングドール)として、感情のない様育てられた少年・結。 人の殺し方は知っていても、涙の流し方は知らない彼を優しく見守る神父で暗殺者の宮城や、幼いながらも日本刀を扱う駿河らと与えられた任務を遂行していく。
登場人物
組織
結(ゆい)
本作の主人公。ある組織によって感情の無い暗殺者「殺人人形(キリングドール)」として育てられた少年。赤く長い三つ編みが特徴。
組織からは人殺し以外何も教わっていないため、人間生活の知識が乏しい。しかし、殆どの言語を喋れる事や車やヘリコプターを運転・操縦できる等、人並み以上に頭は良い。
普段は宮城の教会に入り浸っているが、彼の部屋は組織の中にあり直接の上司は宮城ではなく、駿河の育ての親の所長である。ちなみに彼の部屋はいくつもの監視カメラがついており、二十四時間所長や相方である女性(名前の公表なし)が見張っている。
感情のない様育てられているが、宮城にだけは心を開いており、彼が本当に自分を大切に想っているかを確かめる為にわざわざ怒らすような事をする辺り、彼と過ごす事で少しずつ感情が生まれている。
駿河の事はお互いに嫌悪しあっているが、良くつるんで行動する辺りなんだかんだ言って仲は良い。
実の父親は、宮城が訓練の一環として国外派遣された傭兵達の隊長だった「諫早」(しかし結はその事を知らない)
宮城(みやぎ)
結が入り浸っている教会の神父で、同じく暗殺者で狙撃者(スナイパー)。戸籍がない。
結の事を誰よりも大切に想っており、その為滅多な事がないと彼を怒ったりしない。しかし一度だけ結を怒った事がある。
料理が得意らしく、「他人に出されたものを簡単に口に入れるな」と教わってきた結でも、彼の料理だけは食べる。
昔、訓練の一環として傭兵をしていた。そこで傭兵達の隊長の「諫早」と出会い彼の子供である結の面倒を頼まれる。それ以来、宮城にとって結は「生きる意味」となる。
なぜ暗殺者なのに神父をしているかというと「神様がこの世で一番残酷だからだよ」との事。ちなみにこの言葉は諫早が宮城に「神様を信じているのか」と聞かれたときに答えた言葉である。
組織の情報屋である紅葉からは好意を寄せられているが、それに気付いているかは不明。
駿河(するが)
所長(しょちょう)
音桐(おとぎり)
諫早(いさはや)
ドクター(どくたー)
その他
齋藤未来(さいとう みき)
ドラマCD
新書館より、2007年9月15日に発売。
キャスト
- 結:皆川純子
- 駿河:釘宮理恵
- 宮城:岸尾だいすけ
- 所長:遊佐浩二
- 京也:柿原徹也
- 富田会長:上別府仁資
- 木島:稲葉実
- 女性秘書:水野理紗