小説

太陽の坐る場所




以下はWikipediaより引用

要約

『太陽の坐る場所』(たいようのすわるばしょ)は、辻村深月による日本の小説。

隔月刊小説誌『別冊文藝春秋』(文藝春秋)にて2008年1月号から11月号まで連載されていた。

書籍情報
  • 単行本(ソフトカバー):文藝春秋、2008年12月15日、ISBN 978-4-16-327720-2
  • 文庫:文春文庫、2011年6月10日、ISBN 978-4-16-781701-5
あらすじ

高校卒業から10年、毎年開かれてきたクラス会に、女優になったキョウコは今回も出席しなかった。次こそキョウコを呼ぼうと連絡を取ろうとするが、高校時代の苦い思い出が蘇る。

登場人物

※ 物語の舞台となる学校はF県立藤見高校三年二組、「F県」は東京都に接する田舎という設定。

キョウコ

女優。映画『アマノ・イワト』でアマノウズメノミコトを演じてその演技や踊りを絶賛され、メディアの露出が増える。
半田 聡美

気後れさせるほどの美人。地元の大学に進学し、東京で小さな印刷会社に就職した。劇団『常盤会』に所属する。
島津 謙太

クラス会の幹事。F県内の地方銀行に就職し、東京支店に配属された。
水上 由希

大手アパレルメーカー「ホリー」で働いている。ミーハーな性格で、会社でキョウコと同級生だと自慢している。
真崎 修

フリーのウェブデザイナー。学年で一、二を争う派手な男でクラスのムードメーカーだった。大学も就職も東京だったが、結婚を機にUターン。奥さん(エリカ)はミス・J大の元イベントコンパニオンでかなりの美人。子供はいない。
松島 貴恵

 真崎の元彼女。大学二年までの三年程度真崎と付き合ったが、結局は会社の先輩と結婚し、一度もF県を離れたことがない。類という一人息子がいる。
里見 紗江子

貴恵の小学校時代からの親友。映画の配給会社勤務。
清瀬 陽平

キョウコと付き合っていた隣の三年一組の生徒。何かイベントごとがあると先陣を切る、学年の中心人物だった。
浅井 倫子

高校二年の終わりに転校してしまった元クラスメイト。現在は新潟に住んで二人の子供もいる主婦。
本村 佳代

クラスメイト。高校卒業後も地元の大学に進学し、F県内企業に就職。実家暮らし。
高間

F県の地元テレビ局の女性アナウンサー。
吉田

由希が付き合っていた彼氏。強面。

映画

山梨放送開局60周年記念作品。2014年10月4日全国公開。

キャスト
  • 高間響子:水川あさみ(高校時代:古泉葵)
  • 鈴原今日子:木村文乃(高校時代:吉田まどか)
  • 島津謙太:三浦貴大(高校時代:大石悠馬)
  • 水上由希:森カンナ(高校時代:山谷花純)
  • 野島:鶴見辰吾
スタッフ
  • 原作:辻村深月
  • 監督:矢崎仁司
  • 脚本:朝西真砂
  • 製作:野口英一
  • 企画:中村一政、今村睦
  • エグゼクティブプロデューサー:小西啓介、篠原公男
  • プロデューサー:田辺順子、荻野弘樹
  • 音楽プロデューサー:佐々木次彦
  • 撮影:石井勲
  • 照明:大坂章夫
  • 録音:高島良太
  • 整音:吉田憲義
  • 美術:布部雅人
  • 編集:目見田健
  • 音楽:田中拓人
  • 助監督:塩入秀吾
  • ラインプロデューサー:新野安行
  • 主題歌:藤巻亮太「アメンボ」
  • 挿入歌:レミオロメン「永遠と一瞬」
  • 特別協賛:山梨中央銀行
  • 制作プロダクション:ムスタッシュ
  • 企画協力:文藝春秋、フィルムバンディット
  • 配給・宣伝:ファントム・フィルム
  • 製作:「太陽の坐る場所」製作委員会(山梨日日新聞社、山梨放送、甲斐ゼミナール、学校法人山梨学院、内藤ハウス、ムスタッシュ、ファントム・フィルム、フィルムバンディット)