失恋探偵の調査ノート
小説
著者:岬鷺宮,
出版社:KADOKAWA,アスキー・メディアワークス,
レーベル:メディアワークス文庫,
発売日:2014年,12月25日,
巻数:全1巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『失恋探偵の調査ノート』(しつれんたんていのちょうさノート)は、岬鷺宮による日本のライトミステリ小説で、失恋探偵ももせのスピンオフ作品。
イラストはもぐも。レーベルはメディアワークス文庫(KADOKAWA アスキー・メディアワークスBC)。
あらすじ
幼なじみである三島秋人に振られた北海道立宇田路中央高校一年の逢川零は、思ったよりも失恋によるショックが無い自分自身に違和感を覚えていた。
そんな時、『heart_break_detective』の文字列が入ったフリーのメールアドレスのみが書かれた貼り紙を偶然見つけ、校内でその存在の真偽が噂されている『失恋探偵』が実在していることを知り、本当に彼が好きだったのかを知るため、クライアントとして調査を依頼する。
ヒアリングのためにミステリ研究会を訪れるとそこにいたのは二年生の一ノ瀬那由他。那由他は零とともに秋人との思い出の場所を訪れながら彼女にヒアリングを行ない、結論を導き出す。その姿に興味を持った零は、失恋の苦しみから逃れるために助手になることを志願し、助手見習いとして失恋探偵の活動に携わっていく。
登場人物
北海道立宇田路中央高校ミステリ研究会
逢川零(あいかわれい)
一年七組。本作のヒロインで語り手。幼なじみである三島秋人に振られたものの、振られた瞬間、なぜか自身の彼に対する好きだと言う気持ちが消え失せてしまい、本当に彼が好きだったのかが分からなくなってしまったため、事実を知るために依頼人として失恋探偵である一ノ瀬那由他に接触する。
自身の依頼が解決し、後日お礼と称しミステリ研究会部室を訪れた際に助手を志願し、その場に居合わせた顧問の千代田百瀬の後押しもあり、助手見習いとして那由他と行動を共にするようになる。
助手見習いになってからは、両者が敬語で話すと堅苦しいという那由他の希望もあり、先輩である彼を敢えて『那由他くん』と呼び、砕けた口調で話しかけている。
また、千代田百瀬がかつて失恋探偵であったことと、那由他が失恋探偵を始めた理由を見抜くといった、探偵としての潜在能力をも持ち合わせていることが示唆されている。
失恋探偵の依頼人(クライアント)
乾陽(いぬいよう)
伊勢香織(いせかおり)
その他の人物
千代田百瀬(ちよだももせ)
用語
失恋探偵
依頼人の募集は、フリーのメールアドレスだけが書かれた3センチ四方の貼り紙を通じて行なっており、足がつかないよう貼る場所も定期的に変えている。
宇田路市