女王様の犬
以下はWikipediaより引用
要約
『女王様の犬』(じょおうさまのいぬ)は、竹内未来による日本の漫画。2000年(平成12年)から2006年(平成18年)にかけて『月刊プリンセス』、『プリンセスGOLD』(秋田書店)にて連載された。言霊で人や鬼を操る一族の総領の後継者である女子高生と、彼女に仕える鬼が、主従関係を超えた強い絆で結ばれながら、後継者争いに立ち向かうファンタジー作品。単行本は全11巻が秋田書店から発売された。
概要
『月刊プリンセス』、『プリンセスGOLD』2000年8月号から2006年3・4月合併号に連載された。全46話。『月刊プリンセス』にて読切作品として始まり、13話までは2・3号ごとの掲載だったが、14話から『プリンセスGOLD』に移籍し、毎号連載となる。作者にとって最長の連載作品であり代表作である。
- 単行本全11巻(2001年 - 2006年、プリンセスコミックス)
あらすじ
女子高生の神守天音は、人の名前を呼び言霊で操ることができる「真名使い」の一族の総領の後継者。クラスメートの犬上兵衛は人の姿をしているが、天音に使役される狛鬼(こまおに)で、彼女を守護していた。他人に「真名使い」と知られないことを条件に一族の村を出てきた天音と兵衛は、素性を隠しながら学園生活を送り、霊に関わる事件や日常生活を通じて、主従の立場を越えて次第にその絆を深めていく。しかし、天音が村に呼び戻され、後継者として従兄弟の勇人との結婚を迫られるなどしたことで、2人の信頼関係が揺らぎはじめる。さらには、天音の理解者であった叔父・冬威が、兵衛を言霊で使役して天音を裏切ったことで、天音と兵衛の主従関係が失われてしまう。しかし、最後には互いへの想いが蘇って、天音は兵衛を取り戻し、主従の枠にとらわれない自分の正直な想いを兵衛に告げる。
主な登場人物
神守 天音(かもり あまね)
犬上 兵衛(いぬがみ ひょうえ)
平鹿 勇人(ひらか はやと)