妖魔 (漫画)
以下はWikipediaより引用
要約
『妖魔』(ようま)は、楠桂による日本の漫画。1985年から1986年まで『りぼんオリジナル』(集英社)で連載された。
本記事では、これを原作とするアニメについても併せて扱う。
あらすじ
赤ん坊の頃忍びの里に捨てられた緋影と魔狼は、兄弟同様に育ち、親友同士であった。彼らは次第に成長して里で一、二を争うようになる。そんなある日、緋影は不意打ちの手裏剣によって怪我をし、生死の境を彷徨ってしまう。手裏剣には毒が塗られており、投げたのは魔狼その人だった。毒のために緋影が臥せっている間に、魔狼は里から姿を消していた。「魔狼を追い出したのか」と詰めよる緋影に、おかしらは「お前がいなければ一番の忍びという訳だ。そういう者を里に置いておくわけにはいかん」とこたえる。緋影は「何かの間違いだ」と追放された魔狼を連れ戻しに里を抜け出し旅に出る。しかしそこに待ち受けるものは、妖魔たちであった。何故緋影は妖魔達に付け狙われるのか。そして、魔狼の正体は。妖魔たちと係わり合い、魔狼のあとを辿る緋影の旅は続く。
主な登場人物
主人公と魔狼の関係者
魔狼(まろう)
妖(あや)
妖怪
霊鬼(たまき)
魔獣海皇子(まじゅうみのみこ)
その他
夕(ゆう)
琴音(ことね)
アニメ
1989年にOVA化され、劇場公開もされた。ソフトはVHSとレーザーディスクが発売された。
- 「上の巻 緋影魔境編」
- 「下の巻 魔狼兇牙編」
キャスト
いずれも声の出演
- 緋影 - 堀内賢雄
- 魔狼 - 塩沢兼人
- あや - 鶴ひろみ
- 妖 - 冨永みーな
- 風巳 - 田中秀幸
- 不知火 - 小杉十郎太
- 琴音 - 水谷優子
- 老僧 - 丸山詠二
- ヒゲ面 - 屋良有作
- いと - 荒川美奈子
- 白露 - 塩屋浩三
- 追忍 - 大滝進矢/小林通孝
- 甲賀者 - 田中和実/銀河万丈
- 妖樹 - 小林通孝
- 小夜 - 伊藤美紀
- ナレーション - 清川元夢
スタッフ
- 監督 - 安濃高志
- 脚本 - 会川昇
- キャラクターデザイン・作画監督 - 奥田万つ里
- 美術監督 - 古宮陽子、金村勝義
- 撮影監督 - 安津畑隆
- 音楽 - 渡辺博也
- 音響監督 - 松浦典良
- プロデューサー - 加藤長輝
- 制作 - アニメイトフィルム、J.C.STAFF
- 製作著作 - 東宝、ムービックプロモートサービス
主題歌
エンディングテーマ「未来(あした)へのプロローグ」
挿入歌「妖魔数え唄」
サントラCD
- 「妖魔・邪王降臨伝説」(1989年2月発売、キングレコード)