小説

宅配コンバット学園


ジャンル:タイムトラベル,

題材:運輸業,



以下はWikipediaより引用

要約

『宅配コンバット学園』(たくはいコンバットがくえん)は、軽井沢洋一による日本のライトノベル。イラストは大田優一が担当。2010年、スーパーダッシュ文庫(集英社)より刊行。本作は持込デビューであり、編集長より「発想のばかばかしさ」が評価された。

ストーリー

とあることをきっかけに、がさつに生きる決意をした天童春菜。彼女は高校の夏休みに、軽音楽部のメンバーに誘われるまま、20万円の報酬がある自A隊の体験合宿に参加する。厳しい訓練をこなす春菜たちの耳に、命をかけた特殊任務をこなせば、100万円が手に入るという情報が入った。春菜は死線をくぐることで自分を変えたいと願い、参加を決意する。他の軽音楽部員も、将来設計やお金のために参加を申し込む。だがそこで明かされた任務は、1943年のユーゴスラビアに時空移動し、チトーのパルチザンを助けナチス・ドイツと戦うというとんでもないもの。彼らの希望は、欲しいものをなんでも届けてくれる宅配便だった。

登場人物

天童 春菜(てんどう はるな)

本編の主人公。運動神経に優れた少女で、自ら「女の子らしさ」を捨てることを意識している。
吉見 和彦(よしみ かずひこ)

軽音楽部員でサイドギター担当。小太り。父がレストランを経営しており、自らも料理が得意。寿司が好物。
加山 一郎(かやま いちろう)

軽音楽部員でドラム担当。勉強は駄目だが運動神経抜群。小柄で痩せており、視力3.0と優れた視力を持つ。
山崎 国夫(やまざき くにお)

握力100kgの「握力マニア」。いつも笑顔をたやさない。
渡辺 葉子(わたなべ ようこ)

動物に好かれる体質の少女。母子家庭でつねに節約を心がけている。
坂田 通博(さかた みちひろ)

葉子の彼氏。「護衛」とも思われてしまうような体格を持つ。空手・柔道・剣道など戦うことが大好き。
須田 新太郎(すだ しんたろう)

軽音楽部の軽打楽器担当。化学部とも掛け持ちしている。爆弾処理の専門家を目指している。
片岡 正樹(かたおか まさき)

がっしりとした体育会系の商社マン。株で失敗したため、100万円目当てに合宿に参加する。
西岡 八重子(にしおか やえこ)

色気に溢れたOL。6ヶ国語を喋れる。自分探しのために合宿に参加した。
霧島(きりしま)

秘密研究所の主任研究員。ノーベル賞ものの武器防具を開発している。つねに駄洒落を飛ばすくせがある。
チトー

ユーゴスラビアのパルチザンの総司令官。春菜たちが未来から来たことを知らず、同時代の日本のパルチザンだと思い込んでいる。

既刊一覧

軽井沢洋一、スーパーダッシュ文庫(集英社)

  • 2010年12月30日初版 ISBN 978-4-08-630587-7