宙犬トッピ
以下はWikipediaより引用
要約
『宙犬トッピ』(ちゅうけんトッピ)は、藤子不二雄(のちの藤子・F・不二雄)による日本の漫画作品。小学館の『別冊コロコロコミック』(以下、『別コロ』と略)において、1984年1月号から同年6月号まで連載された。
藤子不二雄の1人、藤本弘の単独執筆作。
概要
『宙ポコ』に次ぐ『別コロ』月刊化記念作第2弾として開始された作品。わずか3か月で終了となった『宙ポコ』に代わる目玉として連載が開始された。『宙ポコ』や『月刊コロコロコミック』月刊化第1号記念作品『ミラ・クル・1』と同様、藤子の代表作である『ドラえもん』と同じか、それ以上のキャラクターを目指すという前向きな姿勢で生み出された作品である。
本作の主人公のコー作は「自分で解決する」という点を強く意識して描かれており、『キテレツ大百科』と同様に主人公が工作によって不思議な道具を自らの手で作るスタイルがとられている(トッピはあくまでも不思議な道具の設計図を託すだけである)。また、読者対象も従来よりもやや高めの年齢層を意識しており、主人公の年齢を引き上げて中学生に設定することで、思春期の複雑な心情が描かれている。
しかし長期連載には至らず、『宙ポコ』より3か月長いだけの半年(全6回)で連載終了となった。『宙ポコ』の最終回では日常エピソードが描かれた(正確には日常エピソードが始まった途端に連載終了となった)が、『宙犬トッピ』の最終回ではコー作とトッピの別れが描かれている。
1989年(平成元年)11月10日に中央公論社の中公コミックス・藤子不二雄ランド『宙犬トッピ』として単行本が刊行された(絶版。『きゃぷてんボン』が同時収録)。2010年には小学館の藤子・F・不二雄大全集『ミラ・クル・1/宙ポコ/宙犬トッピ』が刊行された。ともに全6話が収録されている。
あらすじ
宇宙の犬・トッピは家の事情で飼い主に地球に捨てられ、ひょんなことから地球の少年・コー作と出会い、意気投合。名前通りに工作の大好きなコー作は、トッピが教える宇宙の道具を自分で作って互いの友情を深めながら、日常の中でどんどん夢を叶えていく。
登場人物
卓見コー作
トッピ
コー作の母
登場する道具
重力コントローラー
人工ダイヤモンド
ベツジンボディーマスク
タイムグラススコープ
タイム手帳
散歩首輪
晴れ雲