定額制夫の「こづかい万歳」〜月額2万千円の金欠ライフ〜
以下はWikipediaより引用
要約
『定額制夫の「こづかい万歳」〜月額2万千円の金欠ライフ〜』(ていがくせいおっとのこづかいばんざい げつがくにまんせんえんのきんけつライフ)は、吉本浩二による漫画作品。『モーニング』(講談社)にて2019年45号(10月10日発売)より月1ペースで連載中。
『モーニング』2018年41号(9月13日発売)に掲載された読み切り『家族よ、俺を許してくれ!!』の連載化となる。
作風
「こづかい制」で暮らす作者の吉本やその周りの人物をドキュメンタリー風に描いた作品。吉本によると、現在住んでいる埼玉県郊外にはこづかい制の人が多いのではと語っている。
登場人物
吉本 浩二(よしもと こうじ)
吉本の妻
工藤 静男(くどう しずお)
村田 克彦(むらた かつひこ)
すみれちゃんのパパ
書誌情報
- 吉本浩二『定額制夫の「こづかい万歳」〜月額2万千円の金欠ライフ〜』講談社〈モーニングKC〉、既刊6巻(2023年8月23日現在)
- 2020年7月20日発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-519052-4
- 2021年1月21日発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-521898-3
- 2021年8月23日発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-524219-3
- 2022年4月21日発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-5274231
- 2022年12月22日発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-530186-9
- 2023年8月23日発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-532723-4
評価
節約の様子をリアルに描いていることで「共感できる」という感想がある一方、その世知辛さからデストピア的で怖いという声もある。
第9話に登場する人物・村田の「ステーション・バー」はSNSで話題となり、賛否両論の感想が述べられている。
実業家の堀江貴文は作者の吉本浩二と同世代であり、「お小遣い制という謎の制度にかねてから疑問を持っている私からすると、完全にドMとしか思えない暮らし」「使える額が制限されていた子供の頃や刑務所の中に戻りたくはない」としつつも、「お話は非常に面白い」「お金を使わなくていい未曾有の時代を楽しむ一つの回答が、この漫画にはある」と評価している。