宵物語
以下はWikipediaより引用
要約
『宵物語』(ヨイモノガタリ)は、西尾維新による青春怪異小説。〈物語〉シリーズの通巻24巻目として講談社BOXレーベルにて2018年6月に刊行された。イラストはVOFANが手掛けている。
概要
現代の怪異を描き、『終物語』にて完結し、オフシーズンを経て復活した〈物語〉シリーズ・モンスターシーズンの第二弾。
前作『忍物語』で話数がリセットされた第一話に続き、本作には第二話「まよいスネイル」、第三話「まよいスネイク」が収録される。
「まよいスネイル」では、大学一年生になった主人公・阿良々木暦(あららぎこよみ)が、八九寺真宵(はちくじまよい)、忍野忍(おしのしのぶ)、斧乃木余接(おののきよつぎ)と共に、小学生女児誘拐事件の真相究明へと導く。
「まよいスネイク」では、千石撫子(せんごくなでこ)から八九寺真宵への神権引き継ぎの儀式が執り行われる。
パッケージイラストにはお馴染みのピンク色のリュックサックを背負った八九寺真宵が描かれている。足元には蝸牛の殻が置かれている。八九寺真宵が表紙を飾るのは二回目。
あらすじ
まよいスネイル
国立曲直瀬(まなせ)大学へと進学した阿良々木暦は、母校である私立直江津(なおえつ)高校の一学年下の後輩・日傘星雨(ひがさほしあめ)から、とある小学生女児誘拐事件に関する相談を受ける。その失踪した少女・紅口孔雀(べにぐちくじゃく)のものと思われる歯が、自宅の郵便受けで発見されたと聞き、阿良々木暦は八九寺真宵、忍野忍、斧乃木余接と共に事件の真相解明へと乗り出す。
まよいスネイク
怪異の専門家・影縫余弦(かげぬいよづる)の計らいで、北白蛇神社の元神様である千石撫子から現神様・八九寺真宵への神権引き継ぎの儀式が執り行われる。八九寺真宵と初対面した千石撫子は、神権譲渡のためにとある試練が課せられる。
登場人物
阿良々木 暦(あららぎ こよみ)
影縫 余弦(かげぬいよづる)
書籍
- 西尾維新(著) / VOFAN(イラスト) 『宵物語』 講談社〈講談社BOX〉、2018年6月14日第1刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-511992-1