密室 (マルティン・ベック)
題材:銀行強盗,
以下はWikipediaより引用
要約
『密室』(みっしつ)は、ペール・ヴァールーとマイ・シューヴァル共著によるスウェーデンの警察小説「マルティン・ベック シリーズ」の第8作である。
翻訳の原書は、ポール・ブリテン・オースティン(Paul Britten Austin)訳、パンテオン・ブックス(Pantheon Books)の英語版「The Locked Room」。
あらすじ
1972年6月30日15時00分、ストックホルムの銀行に女性と思われる拳銃を持った強盗が入り、1人を射殺し現金を奪い逃走した。連続銀行強盗事件担当の地方検事ステン・オルソンが指揮する特捜班は捜査を開始した。一方、マルティン・ベックはコルベリ、ラーソンやルンが銀行強盗特捜班に駆り出されてしまったこともあり、警視庁の目と鼻の先にあるベリスガタンのアパートの密室の中で銃創を負って死亡した老人スヴェードの案件を単独で担当することとなった。
銀行強盗特捜班は偶然に逮捕した強盗団の物資調達屋のモーリッソンから入手した情報で散々な目にあっていたが、オルソンは次の銀行強盗計画の情報と引き換えにモーリッソンを釈放した。ベックの方は、凶器となった銃のありかは不明のままスヴェードの身辺調査に取り掛かかった。