少年の町ZF
以下はWikipediaより引用
要約
『少年の町ZF』(しょうねんのまちゼフ)は、原作:小池一夫、作画:平野仁による日本の漫画。『ビッグコミックオリジナル』(小学館)にて、1976年から1979年まで連載された。
1977年11月28日から同年12月16日まで、TBSラジオの『ラジオ劇画傑作シリーズ』でラジオドラマ化され、放送された。
2011年に小池書院キングシリーズ版の再刊により、『テレビブロス』「ブロス・コミックアワード2011」SF部門1位を受賞した。
あらすじ
基本設定
「フッコ」は紫外線と空気を嫌い、血液を介した感染が基本的な繁殖戦略となる。「フッコ」に寄生された人間は「飢血体」となり、他の人間の血を吸うようになる。それにより、感染が広がり、地域で孤立してない人間以外はすべて「飢血体」になる。寄生主の知的精神活動利用して自らの知的水準を維持するため、「フッコ」に寄生された人間の精神活動はほぼ停止するが、慣性により今までのような生活を送ることが可能である。しかし、何らかの擾乱要素が加わると、「飢血体」本来の吸血行動が表面化する。
「飢血体」が日光に当たると紫外線の影響により、「フッコ」に対する抗体が作られ、寄生関係は崩れる。日光に当たった「飢血体」は硬化し、大地に還る。「飢血体」は日光に当たらないようにするため、完全な夜型の生活になる。
「フッコ」は微生物なので、例えば他の天体に移動するにしても、他の知的生命体の助けが必要となる。そのため、「フッコ」は一部の「飢血体」を生き残らせ、「悪魔(デモノ)」として「フッコ」と完全な共生ができるようにする。「フッコ」は彼らを忠実な下僕として宇宙空間をさまようことになる。作品中に登場する「悪魔(デモノ)」は、地球人類の進化におけるミッシングリンクとなる「サバ」であると説明されている。宇宙船に乗って地球にやってきたのは「灰(アッシュ)」に率いられる少数の元地球人と彼らの指示で動く人間型ロボットである。
ラボック光
囁き子
異常事態
尖石原野とファイ螺旋
反撃
7キロメートル四方の少年たちの土地
応答
主な登場人物
横手 正臣(よこて まさおみ)
囁き子(ささやきこ)
灰(アッシュ)
書誌情報
- 小池一夫・平野仁『少年の町ZF』小学館〈ビッグコミックス〉、全9巻。。
- 1977年8月1日初版第1刷発行
- 1977年9月1日初版第1刷発行
- 1978年1月1日初版第1刷発行
- 1978年6月1日初版第1刷発行
- 1978年7月1日初版第1刷発行
- 1979年1月1日初版第1刷発行
- 1979年4月1日初版第1刷発行
- 1979年5月1日初版第1刷発行
- 1979年6月1日初版第1刷発行
ラジオ番組
TBSラジオ ラジオ劇画傑作シリーズ | ||
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