少年よ耽美を描け
以下はWikipediaより引用
要約
『少年よ耽美を描け -Boys be tambitious-』(しょうねんよたんびをえがけ ボーイズ・ビー・タンビシャス)は、ミキマキによる日本の4コマ漫画。
季刊誌『ウンポコ』(新書館)の休刊に伴って連載が中断していたが、新創刊された隔月刊誌『カグヤ』(同)にて連載再開が決定。9月18日創刊号から正式に連載再開されたが同誌をリニューアルした『カグヤSPADE』の休刊により、隔月刊誌『ウィングス』(同)にて連載された。
概要
季刊誌『ウンポコ』(新書館)vol.4(2005年12月30日発売)から連載開始。「Boys be tambitious」の英題が付けられている通り、ウィリアム・スミス・クラークの言葉として知られる「青年よ、大志をいだけ」 (Boys Be Ambitious) の地口であり、第1巻のカバー絵はクラーク博士の有名な立像と同じポーズを登場人物達が取っている。BL初心者の少年達による、どこかおかしい、しかし真理を突いているようでもあるBL解釈を軸に、BL創作に没頭するあまり私生活にまでBL理論が入り込んでいく様を高いテンションで描く。なお、登場人物同士でBLごっこに打ち興じるものの、基本はギャグ漫画なので本当の意味での恋愛関係にはならない。
あらすじ
容姿端麗な高校生の新葉芹は生まれて初めて彼女に振られ、しかもその理由は彼女が新葉との付き合いよりもBL漫画に時間を割きたいということだった。初めて体験する屈辱に新葉はBL漫画を描くことで彼女を見返そうと思い立ち、友人達を巻き込んでBL創作に情熱を燃やす。だが新葉はそもそもBLが何の略かも知らなかった。
登場人物
新葉芹(あらば せり)
嶺良秀一(ねら しゅういち)
潮迅太郎(うしお じんたろう)
わんぱくな☆ボクら
本作品上に掲載されている架空のBL漫画である。 略称は「わん☆ボク」、「わんボク」
登場人物
小林淳平(こばやし じゅんぺい)
平凡な日常に退屈しきっていたが、凪沙との出会いで運命が変わる。
凪沙(なぎさ)
修行の為に日本に来たらしい。
空から落ちてきた衝撃で、淳平と口づけを交わしてしまう。
魔法界では戦争が勃発しており、彼は命を狙われている。
伊恩(いおん)
小清水詩織が「伊恩たん」と呼び、愛してやまないキャラクターでもある。
DNA操作で同じ顔をした「梨恩(りおん)」という別キャラクターも存在する。
J(ジェイ)
第3巻(わんボク上の)では、淳平を殺して自らの物にしようとした。
麻宮(まみや)
どことなく、雰囲気が新葉に似ている。
アニメは彼の残虐なシーンが問題となり放送中止になってしまう。
書誌情報
ミキマキ 『少年よ耽美を描け』 新書館 全8巻
〈ウンポコ・コミックス〉
- 1巻 2007年10月10日初版発行 (2007年9月28日発売) ISBN 978-4-403-67046-6
- 2巻 2008年12月28日初版発行 (2008年12月24日発売) ISBN 978-4-403-67059-6
〈ウィングス・コミックス〉
- 3巻 2010年6月25日初版発行 (2010年6月24日発売) ISBN 978-4-403-67095-4
- 4巻 2011年7月10日初版発行 (2011年6月26日発売) ISBN 978-4-403-67109-8
- 5巻 2012年7月10日初版発行 (2012年6月23日発売) ISBN 978-4-403-67117-3
- 6巻 2013年11月10日初版発行 (2013年10月25日発売) ISBN 978-4-403-67148-7
- 7巻 2015年10月10日初版発行 (2015年09月25日発売) ISBN 978-4-403-67172-2
- 8巻 2018年12月10日初版発行 (2018年11月24日発売) ISBN 978-4-403-67179-1