崖の国物語
題材:空賊,
以下はWikipediaより引用
要約
『崖の国物語』(がいのくにものがたり、The Edge Chronicles)は、イギリスの作家ポール・スチュワート (Paul Stewart) と、南アフリカ出身のイラストレーター、クリス・リデル (Chris Riddell) によるファンタジー作品である。日本語版は唐沢則幸の訳により、ポプラ社から出版されている。
作家とイラストレーターが対等に表記されているのは、作家の物語を元にイラストを描くのではなく、2人で議論しながら1つのものを作り上げていったからである。本編10巻と外伝1巻が刊行されている。
世界観
巨大な岩船の崖の国には、多くの生き物が暮らす危険で神秘的な「深森」(ふかもり)、霧がたちこめて荒れた土地「崖の地」(がいのち)、生き物を惑わし、混乱させてしまう危険な「薄明の森」(はくめいのもり)、地上町から出る汚泥がたまった「泥地」(どろち)、崖の国中の多様の不思議な生き物、種族がひしめき合って暮らす「地上町」(ちじょうまち)がある。ここはまた、深森や崖の地、薄明の森、泥地と違った危険を秘めていた。地上町の中央には空に浮かぶ岩である、巨大な浮遊石(ふゆうせき)が鎖でつなぎとめられている。それは「神聖都市サンクタフラクス」(しんせいとしさんくたふらくす)である。ここでは崖の国最高の学者が集い、学問の府として栄えている。ここではさまざまな派閥争い、陰謀が繰り広げられている。空には、浮遊石を使った飛空船(ひくうせん)を操る空賊たちがいて、空を荒らしまわっていた。
登場する主要な生き物、種族
ここに挙げた生き物、種族は登場するもののほんの一部である。
種族
ホフリ族
ウッドトロル族
ペチャトロル族
ヤシャトログ族
マヨイ族
カモシゴブリン族
平頭ゴブリン
撞木ゴブリン
オオモズ
動物
オオグチハイカイ
ケナガオオツノ
オオハグレグマ
ゴウママネキ
シュゴ鳥
ネズミドリ
ウィグウィグ
植物
テツノキ
シズノキ
ヌマノキ
チスイガシ
物語
本編
崖の国物語1 深森をこえて (Beyond the Deepwoods )
イギリス版は1998年刊行、日本語版は2001年7月に第1刷発行。
崖の国物語2 嵐を追う者たち (Stormchaser )
イギリス版は1999年刊行、日本語版は2001年10月に第1刷発行。
崖の国物語3 神聖都市の夜明け (Midnight Over Sanctaphrax )
イギリス版は2000年刊行、日本語版は2002年3月発行。
崖の国物語4 ゴウママネキの呪い (The Curse Of The Gloamglozer )
イギリス版は2001年刊行、日本語版は2002年11月発行。
崖の国物語5 最後の空賊 (The Last of the Sky Pirates )
イギリス版は2002年刊行、日本語版は2004年8月発行。
崖の国物語6 ヴォックスの逆襲 (Vox )
イギリス版は2003年刊行、日本語版は2005年7月発行。
崖の国物語7 自由の森の戦い (Freeglader )
イギリス版は2004年刊行、日本語版は2006年5月発行。
崖の国物語8 真冬の騎士 (The Winter Knights )
崖の国物語9 大飛行船団の壊滅 (Clash of the Sky Galleons )
崖の国物語10 滅びざる者たち (The Immortals )
外伝
崖の国物語 外伝 雲のオオカミ (Cloud Wolf )