幼き子らよ、我がもとへ
舞台:アイルランド,
以下はWikipediaより引用
要約
『幼き子らよ、我がもとへ』(おさなきこらよ、わがもとへ、Suffer Little Children)は、イングランドの推理作家、ピーター・トレメインによる推理小説。修道女フィデルマシリーズの3作目で、日本では2番目に翻訳された。
尚、シリーズ第1作『死をもちて赦されん』はノーサンブリアのウィトビアにおける宗教会議を、第2作『サクソンの司教冠(ミトラ)』はローマを舞台としており、シリーズ中では初めてアイルランドを舞台とした作品である。
あらすじ
兄コルグーから急の知らせを受け、キルデア修道院からキャシェルへ戻ってきたフィデルマは、城内の不穏な空気に気付く。兄を促し事情を聞くと、2カ月前からモアン王国内の修道院に滞在していた隣国ラーハン王国の尊者ダカーンが何者かに殺されたという。
モアンとラーハンは国境付近にあるモアン領土の土地を巡って対立関係にあり、ラーハンがこの事件の代償としてその土地を取り返そうとするのは明白であった。
黄色疫病にかかり、重篤な状態が続いているモアン王のターニシュタ(後継者)として、コルグーはフィデルマにダカーン殺しの調査を命じる。裁判が開かれるまで残された猶予は3週間。急いで現場の修道院へ向かう途中、フィデルマは小さな村が焼き討ちに遭っている場に居合わせ、難を逃れた子ども数名と修道女1人と共に修道院へ到着する。
二国間の戦争に発展しかねないダカーン殺しの調査に行き詰まる中、襲撃事件で助かった修道女が遺体で見つかり、ばらばらだった事件が大きな事件へと収斂していく。
用語
オスリガ小王国
ラーハンは、タラの大王宮廷で3年に一度催される〈タラの大集会〉で幾度か抗議を申し立ててきたが、その度に却下され、この処罰と代償が正当なものだったことが確認されている。
コルコ・ロイグダ
登場人物
キャシェル城の人々
レイ・ナ・シュクリーニャ関係者
ロス・アラハー修道院の人々
コルコ・ロイグダの関係者
ラーハン王国の人々
ダカーン