幼なじみは女の子になぁれ
ジャンル:TSF,トランスセクシュアル,青年漫画,学園,
舞台:高等学校,
以下はWikipediaより引用
要約
『幼なじみは女の子になぁれ』(おさななじみはおんなのこになぁれ)は、森下真央による日本の漫画作品。作者が同人誌として発表した「幼なじみはオンナノコになぁれ」を改題の上、『イブニング』(講談社)にて2013年19号より2015年10号まで連載された。全41話。通称は「おさなぁれ」など。
妖精に女の子になってしまう魔法をかけられた少年、小山内伊織と彼(彼女)の周囲の人々が巻き起こす騒動を描いたコメディ作品。作者のデビュー作であり、掲載誌には「トランスセクシャル(性転換)ドタバタコメディ」と紹介されている。
登場人物
小山内 伊織(おさない いおり) / 山内 詩織(やまうち しおり)
主人公兼メインヒロイン。幼なじみの秀一が妖精シルフィに願った「かわいい幼馴染の女の子が欲しい」という願いをかなえるため、彼女の魔法によって女の子の姿にされてしまう。授業中にたびたび居眠りをしては、その隙を突いて女の子にされてしまうこともある。「自分は男だ」と念じることによりシルフィの魔法を解くことができるが、これは滅多にできることではないらしく、シルフィに執着される原因となっている。逆に、自分が女の子であることを認識させられるような出来事(鏡を見る、体を触られるなど)に遭うと、一時的に男の姿に戻れなくなることがある。
帰宅部だが運動神経は良好で体力もある方。女の子の時は非力なドジっ娘になるが、代わりに家事の腕(特に料理)が上手くなる。これは秀一の好みが反映されるため。逆に男の時に作る料理は毒物レベルで、食べた人を全員昏倒させている。
母親に女の子姿を目撃された際、正体を隠すためにとっさに名乗った偽名が「山内詩織」で、秀一が学校に広めたために女の子の姿の時はクラスメイト達にも「詩織」と呼ばれている。当然のことながらアイデンティティは少年のそれであり、女の子にされることは嫌がっているが、女の子の姿の方が得な場合にはあえて「詩織」のままになっていることがあるなど、ちゃっかりした面もある。
前頭部からアホ毛がはねており、それは「詩織」になっても変わらない。
シルフィ
魔法の国からやってきた妖精。公園の池で溺れているところを秀一に助けてもらい、そのお礼として彼の「幼馴染の女の子が欲しい」という願いをかなえるために伊織を女の子の姿に変える。これは、「いかに魔法と言えどもゼロから存在しなかった人間を作り出すことはできない」「魔法には過去に干渉する力がないので、どこかの女性を秀一の幼馴染だったことにするのも無理である」ため。
実家はかなりの上流階級らしく、「ですわ」などとお嬢様らしい話し方をするが、性格はかなり執念深い。自分のかけた魔法を解いてしまう伊織にはいたくプライドを傷つけられており、伊織を女の子のままにしておくことに固執している。また、虫扱いされると激怒するが、防虫グッズに弱いなど、生態は虫に似た部分がある。
刑部 秀一(おさかべ しゅういち)
柳瀬 みゆ(やなせ みゆ)
新崎 すみれ(あらさき すみれ)
伊織の母
ゆうな
相原(あいはら)
佐々山 幸一郎(ささやま こういちろう)
矢島文香(やじま ふみか)
みゆの両親
円城寺 彩人(えんじょうじ さいと)
病気の母親
書誌情報
- 森下真央 『幼なじみは女の子になぁれ』 講談社〈イブニングKC〉、全3巻
- 2014年4月23日発売、ISBN 978-4-06-354505-0
- 2014年10月23日発売、ISBN 978-4-06-354540-1
- 2015年6月23日発売、ISBN 978-4-06-354579-1