2022年4月21日、北海道テレビ開局55周年特別企画として実写ドラマ化が発表された。2022年11月29日、主演久保田紗友をはじめ、飯島寛騎、戸次重幸（TEAM NACS）、札幌出身のメインキャスト三人が発表され、同年12月20日にドラマ全編の撮影が終え、公式Twitterとホームページにてクランクアップが発表。北海道テレビの連続ドラマ制作は、2019年3月放送の開局50周年ドラマ『チャンネルはそのまま!』以来となる。

本ドラマの制作企画自体が2021年夏ごろに立ち上がっており、その後2022年1月から11月撮影開始までのほぼ一年間にわたってキャスティングが行われていた。ロケはほぼほぼ札幌市内で実施。「くま弁」店内と千春の部屋はHTB本社第2スタジオにセットを組んだ。同局にとっては初となる本格的スタジオドラマであり、大道具制作にあたっては長年北海道放送（HBC）制作のドラマに携わってきた北海道美術センターが担当している。主題歌のFurui Riho、作中音楽を担当する柴田聡子も共に、北海道出身である。料理監修は、札幌の老舗フランス料理店コートドールの元料理長であり、若手料理人コンテスト「CHEF-1グランプリ」の初代王者でもある旭川市出身の下國伸が担当している。

本ドラマは全4話であり、2023年2月25日から3月18日まで北海道テレビにて連続4週放送された。3月19日よりNetflixでの配信が開始。3月27日以降、テレビ朝日系列や他系列のローカル局での放送も順次決められている。

2023年3月18日、最終話放送後にシーズン2の制作が発表された。北海道テレビでのドラマの続編制作は本作が初であり、主要キャストは久保田、飯島、戸次が続投される。

2023年6月、北海道内の個人や団体の制作のよる映像作品を対象とした「北海道映像コンテスト2023」（北海道映像関連事業社協会主催）で、番組部門の優秀賞を受賞。2023年10月24日、東京ドラマアウォード2023「ローカル・ドラマ賞」を受賞。