引き金を引く時
題材:傭兵,
以下はWikipediaより引用
要約
『引き金を引く時』(ひきがねをひくとき)は、新発田稔による日本の小説、および本作品から派生した一連の作品のシリーズ名。表紙や公式サイト、オフィシャルグッズ等のイラストレーターはリカオン佐藤。
概要
新発田稔のデビュー作であり、当初は出版関係者から厳しい意見が向けられていたようだが、2014年にえんぴつブックスから発表された。その後同年5月に番外編となる短編集「グレネード小隊の戦闘記録」が、さらに9月にはグレネード小隊結成時のエピソードを綴った「ゼロイン」が発表され、こちらは本作品の名前がシリーズ名となっている。
本作品は初め電子書籍のみの販売であったが、2014年9月に同出版社より文庫本が発売となり、さらに2015年6月からは公式サイトで全編が無料公開されている。なお、電子書籍版は公式サイトでの無料公開に合わせて販売が終了された。
銃器に関しての専門的かつ細かな描写が本作品とシリーズの特徴であり、ミリタリーやガンマニアの間で話題となっている。エアガンショップやミリタリーイベントでは、時折り本作品のポスターなどを見かけることからも、同ジャンルでの人気が窺える。
ただし、登場人物たちが使用する銃器は基本的には実在のものであるが、ベレッタやワルサーといった社名はなくM92、PPKなどのように、型番のみが表記されているのも本作品およびシリーズの特徴である。
あらすじ
本シリーズは現在3作品計5話あるが、ここでは「引き金を引く時」のあらすじを記載する。
舞台は架空の島国「ウェストモーランド」。主人公”シマハイエナ”率いる”26グレネード小隊”はあるとき1件の狙撃を依頼される。その後、休暇として仲間たちと足を運んだ酒場で彼らの前に現れたのは2人の刺客だった。刺客に気付いたシマハイエナは即座にアジトに戻ることを選択するが、その途中今度は彼らの前に1人の少女が現れ...
登場人物
26グレネード小隊
主人公率いる傭兵部隊。名前の由来である26破片手榴弾にちなんで「レモン・パーティー」とも呼ばれている。
シマハイエナ
フィリー
テルミット隊
26グレネード小隊にとって必要物資を運んでくる補給部隊であり、小型の高速艇で各地の拠点を点々としている。シマハイエナたちの戦場までの足にもなっている。
テルミット
アイリスの剣
書籍情報
- 「引き金を引く時」文庫版 えんぴつブックス 2014年9月1日 107ページ ISBN 978-4-908365-02-7
- 「グレネード小隊の戦闘記録」文庫版 えんぴつブックス 2014年9月1日 59ページ(うち12ページは文庫本限定のイラスト付き装備解説) ISBN 978-4-908365-03-4
- 「ゼロイン」文庫版 えんぴつブックス 2014年9月25日 89ページ ISBN 978-4-908365-05-8
以下はすべて販売が終了したもの
- 「引き金を引く時」電子書籍版 えんぴつブックス 2014年4月10日 ISBN 978-4-908365-00-3
- 「グレネード小隊の戦闘記録Ⅰ•Ⅱ」電子書籍版 えんぴつブックス 2014年5月20日 ISBN 978-4-908365-01-0
- 「ゼロイン」電子書籍版 えんぴつブックス 2014年9月25日 ISBN 978-4-908365-04-1